劇場公開日 2013年9月21日

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凶悪のレビュー・感想・評価

全196件中、41~60件目を表示

3.5胸糞

2021年2月10日
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中盤の胸糞の悪さは半端ない

とにかくリリーフランキーさん
ピエール瀧さんの演技力にやられる!
まさに、凶悪。

最後のシーンのリリーフランキーさん
な!!なに!?うわあああああー!
って。本当すごい。

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でんでん

4.5まさに凶悪!

2021年1月13日
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 久しぶりに鑑賞。実際にあった事件で、残忍な殺害方法には恐怖しかない。保険金で借金返済させる為に無理矢理酒を飲ませる、裏切った(?)舎弟の彼女を襲い、クスリ漬けの挙句死んだらゴミのように灯油かけて焼いてしまう。酷すぎる。
 この凶悪な殺人鬼のピエール瀧、逮捕された後に観ると、妙にリアルである。注射で打つ場面が、実際もこうだったのか、あの恐ろしい様子なども実際も怒るとあんなだったのかも、、、と思えてしまう。
 もう1人の凶悪な殺人鬼、先生ことリリー・フランキー。笑いながら遊ぶように老人をいたぶる様子が恐ろしい。この映画を最初に観た時から、リリー・フランキーが出る映画は観てしまう。狂気を演じさせたら天下一品。とてもあの「おでんくん」を描いた人と同じ人と思えない。
 主演の山田孝之は言うまでもなく流石!取材にのめり込み、取り憑かれたようになっていく。もう文句なし‼️
 山田孝之、ピエール瀧、リリーフランキー、そして白石監督と最強である。こんな映画は稀である。
あっ、あった。「狐狼の血」が‼️

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アンディぴっと

3.0内容的にはおもしろかったが、到底人には薦められないという点で星3つ...

2020年11月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

内容的にはおもしろかったが、到底人には薦められないという点で星3つにとどめた。
ピエール瀧とリリー・フランキーの極悪非道ぶりは吐き気をもよおす。
殺した死体を解体して焼却炉で焼き、「肉が焼ける良いにおいだな~」と笑い合う。
さらにその後に焼肉を食べているとか、とても人間とは思えない所業。
それにしても5人くらいの人を殺したピエールが最終的に懲役20年で落ち着くなどあり得るのか?

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省二

5.0凄い強烈!尚且つ面白い‼️

2020年11月21日
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とにかく面白い!

小説を読んだ後に映画を見ましたが、裏切られなかった作品はこれが初めてでした。

大概、小説を読んだ後に映画を見るとガッカリするのですが脚本も役者も素晴らしかった。

リリー・フランキーさんが悪役初めてだと思いますが迫真の演技でした。

ピエール滝さん、小林且弥さんも凄かった!

主演の山田孝之さんがリリー・フランキーさん、ピエール滝さんに食われてました。

それから忘れてはいけないのは池脇 千鶴さん。
相変わらずの安定感でした。
記者の妻の苦悩や苛立ちが痛いほど伝わってきました。
彼女は何を演じても上手い!

第37回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・監督賞・脚本賞・助演男優賞受賞は、私の中では「凶悪」です。

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チアゴまておチロ

3.5俳優達の演技で星つけました

2020年10月29日
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怖い

内容は救いようがないけれど、リリーフランキーをはじめ、山田孝之など最高の怪演が見れます。

これは本当に演技なのか疑うほどでした。

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MAMI

3.52度目の視聴

2020年7月7日
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鑑賞方法:VOD

怖い

胸糞悪い作品。あまりに胸糞悪いのが印象的で数年ぶりにまた観てしまった。金に困窮した家族がヤクザに唆され、金欲しさに老人に保険金をかけ、焼酎をガブ飲み強要、電気ショックで痛めつけて殺人に至るシーンなんかは、今までに観た中で最も凶悪。演じるリリーフランキーがあまりに様になっていて怖すぎる。ピエール瀧も裏社会の人間を演じると様になり過ぎていて凄みがある。

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movie freaks

2.0悪とはなんぞや

2020年6月20日
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鑑賞方法:VOD

怖い

大好きな白石和彌監督の作品。
話題となった本作をやっと観ることが出来たが、正直、白石監督作品とはいえ、内容が内容なだけに楽しむことはできなかった。

ただ、作品の中で、主人公の藤井の妻が言った台詞が
なるほどなーーと思わせる。

リリーさん、ピエール瀧さんらが演じた人間はこの世に多くは存在しないと思いたいが、それ以外の被害者役や、被害者の家族役のような人間はゴロゴロいそうだと思った。

先生と呼ばれた木村(リリー)は、大して賢くはないのだろうけど、人の弱みを見つけたり、弱みを持った人間を惹きつけたり、その人達を誘導する能力に長けていたんだと思った。暴力を振るシーンなんて、もはや意味不明。でも、人間がすることなんですよね。。。

正直観てる最中も、終わった後も、気分が良くなる映画ではありません。

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M hobby

4.0リリーとピエールの犯罪手引き

2020年5月22日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

山田孝之さんとピエール瀧さんというなんともタイムリーな2人の"凶"烈な一本。
流石、白石和彌監督、いい仕事してます。
これでもかというほど犯罪のてんこ盛りで、色々なエグいことが繰り広げられます。
主人公は山田孝之演じる週刊誌の記者。
個人的にあまり週刊誌の記者さんは好きではないですが、この主人公はなかなか魅力的でした。
あまり表情を変えず、淡々と喋る演技が上手いと思いました。
そして、ピエール瀧。
サイコパスヤクザ感が凄くて、本当に悪そう(本当に悪いですね)。
今はこんな瀧さんですが、是非復帰して欲しい。
あの狂気は決してアレのおかげだけではないはずです。
忘れてはいけない本作の本当の見どころリリー・フランキー。
冗談じゃなく、彼の笑い方やあの冷静さは鳥肌立つくらい恐ろしい。
いつもいい人役が多いだけに、すごい忘れられない強烈な印象が残りました。
それにしても、精神的に攻めてくるシーンの多いこと。
子どものすぐ近くでヤったり、子供に札束で遊ばせたり、プレゼントのランドセルからも札束が…
人肉を焼却した後のクリスマスのチキンも色々想像させてきます。
お爺さん殺しなど弱いものを痛めつけるのは本当に見苦しい。
一見、人命軽視のように思えますが、命の存在や大切さなんかも改めて実感させられる映画でした。

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唐揚げ

4.0山田孝之が霞むほどすごい。怖いが面白い。

2020年5月5日
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山田孝之が霞むほどすごい。怖いが面白い。

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卵

4.0残虐と冷酷

2020年4月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

冷静に考えると、残虐と冷酷は別なはずです。
この映画の描写に沿って説明すると、
・残虐…暴力や遺体への〝処置〟など一般的な人にとっては胸糞の悪くなる行為が平気でできる。
・冷酷…他人の苦痛(精神的、肉体的を問わず)について自分のこととしての想像力を働かせることなく、
見過ごすことができる。割り切ることが簡単にできない普通の人は、見過ごしたことに罪悪感を覚える。
ということになると思います。たぶん。

残虐性は、一種サイコの世界で相当程度は病理的な疾患(戦争中に残虐になるのも一種の精神疾患)なのだと思いますが、一方の冷酷さは、たぶん誰もが平時でも持ち合わせている人間性のひとつの要素です。
(普段自分に協力的でない同僚とか友達が上司や先生に叱られているのを見た時、ザマーミロ!と思って放っておくというような事象も冷酷さの一種の表れといっていいと思います。)

我々の社会は残念ながら、冷酷な犯罪(殺人に比べれば軽く見えてしまうような振込詐欺だって、ただの詐欺に留まらず、高齢被害者のその後の生活への精神的、経済的ダメージを想像できたら、その冷酷さが分かるはず)をゼロにはできません。被害者のことや手口の卑劣さを考えたら、もっと重罪にして欲しい、と思うことはあっても、犯人を殺してしまえ、とまで思う人は少ないと思います。
でも、残虐で猟奇的なバラバラ殺人などの犯人に対しては死刑を求める人が決して少なくないと思います。

冷酷な犯罪に関しては、誰もが状況次第で一歩間違えば自分が加害者になることもありうると理解しているし、ある程度軽重の判断や法的・制度的なことでコントロールできるという前提もある。

しかしながら、残虐性に関しては、社会という群れを維持する我々にとって、社会の平安を保つうえで絶対的に受け入れがたい要素であり、生理的に拒否反応が起きるようにできているのだと思います。

ラストシーンにおぞましさを感じるのは、本能的なレベルの欲求(群れから排除したい相手への殺意)について、お前は正義感的なモノサシで誤魔化してるんじゃないのか?と自分が言われているように感じたからかもしれません。

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グレシャムの法則

3.5山田孝之ターンが微妙。面白い。

2020年4月13日
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山田孝之ターンが微妙。面白い。

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鈴

4.5好奇心というより正義感

2020年4月8日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

良いらしいとはかねがね、なんだけどけっこうメンタルに響きそうで敬遠してた作品。
結論から言うと、『全員死刑』みたいな非日常感というか
こんな人も世の中にいるのか、といった割と乾いた感想が残った。

個人的には正直、そんなに後味悪くもないし、鬱展開でもないかなと。
ただ暴力とか死体とか、描写がかなりキツめなので見る人を選ぶとは思う。

内容というか作品としては、幸か不幸かピエール瀧の存在感がやっぱり際立つ。
彼がこの役をやったってこと自体に付加価値がついちゃったというか何というか。

タイトルについてだけど、僕はやっぱり「凶悪=正義の押し付け」だと思っちゃったなぁ。
ジャーナリストの藤井は「家庭を犠牲にしても殺人犯は許せない」だし
ヤクザの須藤はシンプルに「裏切りは絶対に許せない」。
先生の場合は「金儲けこそが絶対」みたいな。

傍観者になれとは言わないけども、野次馬根性というか
好奇心までを「悪」だと言い始めたら色んなものが死んじゃうような気がする。

だからラストシーンのあれはきっと観てる側が檻の中というよりは、
藤井が怒りとか恐怖とか、そういうネガティブなものに囚われてしまったっていう描写だと思ってる。結局ね、自分の正義を他人に押し付け始めたときに「悪」が生まれうるんじゃないかなって。

けっして好きな部類の作品ではないけど、心に残るものは確実にあった。
社会を変えるような大きな仕事ができなくたって、
何も不自由しないくらいの大金が稼げなくたって、
手の届く範囲の人たちを少しずつ幸せにしていければ御の字じゃないかなと。
だから今は見てよかったと思ってる。

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mar

3.5白石監督はやはり外れないなー 重くてどよーんとしている空気感ながら...

2020年4月7日
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白石監督はやはり外れないなー
重くてどよーんとしている空気感ながら芯がちゃんとあって、実はこの作品を見ていて楽しんでいる自分が一番のあくなんじゃないかという事を示してくる感じとか良かった。メイン三名のお芝居も最高でした。

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おれ

4.0ピエール瀧の件の前と後

2020年2月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

騒動の前に見たときにはそんなに面白みを感じず、嫌悪感しかなかったけれど、騒動後あらためて見て、食い入るように見てしまった。あの演技はどこから来ているのかなどなど…。人間の興味なんて愚劣なものだなどと思ってしまった、まぁ自分自身の問題なんだけど─。

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SH

3.5感情の伝染

2020年2月2日
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SNSで言われている「他人のことで怒りすぎ」の映画

前半、長い再現VTRという感じで、同じように実際の事件を元にした「冷たい熱帯魚」と比べると盛り上がりに欠けるけど、ラスト30分はこちらの方が断然狂気を感じて良い。
事件の概要を知ってから見た方が良かったかな。

山田孝之の目は鹿みたい🦌

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映画ぜんぜん見ないくん

3.0構成は良かった

2020年1月23日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

実話なんだから怖い話。
最初のシーンがじわじわと解き明かされる構成は良かった。
でもバイオレンスシーンに時間を割きすぎて、記者が事実を明かしていく展開にワクワクしてたらちょっと残念になるかも。
ラストの台詞はちょっと感慨深い。

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10

0.5ただの人殺し

2019年11月19日
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金目的に人を殺す殺人鬼、プラス薬物中毒者、以上、内容は低品質。

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アサシンⅡ

3.5何とも言い表し難い、観賞後の率直な感想です。この映画で一番凶悪だっ...

2019年9月28日
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何とも言い表し難い、観賞後の率直な感想です。この映画で一番凶悪だったのは誰だったのかと考えてしまいます。

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ハラオ

3.5山田孝之、、主演映画。死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未...

2019年9月8日
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鑑賞方法:映画館

山田孝之、、主演映画。死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。

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てかる

4.0リリーの素

2019年9月8日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

先ずポスターが好き。特に先生(リリー)が。
あの素敵な不敵な笑顔が見たいと思ったが、劇中ではそうでもなかった。
筋ですが、そんなにテンポは良くなくて、
もう少しカットしてタイトに纏められるかなとも思った。
特に藤井(山田)が現場を取材する件とか、社内でのやりとりとか、
冒頭シーンのネタ晴らしとか、正直ちょっと長いなと感じた。
しかし、突然フラッシュバックして再現シーンになり、
やがて今に戻るところとかは無駄がなく、巧いと思った。

一番強く残ったのは、須藤(P瀧)が獄中で信仰を始めたところ。
「神は私に‘生きて償いなさい’と言いました」
ここに食って掛かる藤井。
「あんたは生きてちゃいけないんだ!」
このやりとり見てて、
韓国映画「シークレットサンシャイン」を思い出した。
あれで被害者は、信頼してた人(犯人)に裏切られ、自分の息子は殺され、
勧められるまま入信し、その教義から犯人を許そうと思ったら、
当の犯人も入信していて「神は私を許して下さいました」とほざく。
そして被害者は全く救われない、という話。何か似てる。

藤井も須藤の言われるまま事件を暴き、真相を突き止めるが、
自分は家族を顧みず家庭が崩壊し掛かる。
挙げ句の上、当の須藤は生きたいとか言う始末。
そしてラスト、「一番私を殺したいと思っているのは…」。
凶悪な事件を追いかけてる内に、
いつの間にか、誰が「凶悪」なのか分からなくなってる。
このオチは、藤井が自分の母を介護ホームに預ける所にもリンクしてて、
そこは嘗て先生が「まさに油田だよ」と吐き捨てた所。
結果として「油田」に母を預けてしまう藤井夫妻。
もう誰が「凶悪」なのか。みんな「凶悪」なのかもしれない。
話の作りの旨さが光る作品でした。

山田孝之はいつも通りの影有る演技。
リリーさんは巧いね。もっと怒るシーンとか見たかったが。
P瀧はヤクザ似合いすぎ。我王銀次を思い出した。
獄中で語るシーンはちょっと謙りすぎな気もするが、
面会でキレたシーンは凄みある。この映画で一番怖かった。
保険金殺人の妻はリアル。多分いざとなると夫婦はこんなもんw
でも息子はもっと良心に苛まれてもいいと思うが。
あと瀧の奥さんとか編集長が不細工でがっかりかなw

確かに「冷たい熱帯魚」程ぶっ飛んでないが、
ある程度リアリティ残していて、人間味有るホラー。
「冷たい~」は寧ろファンタジーホラー。

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クリストフ