名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)のレビュー・感想・評価
全51件中、1~20件目を表示
静野監督「青山先生は名探偵コナンの進化を映画に求めている」
この作品はフィクションであり、実在の人物、団体、国家とは関係ありません。また、実際に起こった事件など元に制作されたものではありません。
監督は『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』『名探偵コナン 11人目のストライカー』『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』『名探偵コナン 業火の向日葵』『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』の静野孔文
脚本は『麒麟の翼 劇場版・新参者』『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL』『名探偵コナン 業火の向日葵』『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』『科捜研の女 劇場版』の櫻井武晴
粗筋
京都舞鶴港沖でイージス艦の体験航海に参加したコナン一行
阿笠博士と灰原哀は不参加
イージス艦の注排水装置で海上自衛隊員らしき人物の左腕が発見される
隠し持っていた通信機で灰原や平次と連絡を取るコナン
一方で若狭湾で左腕のない遺体が打ち上げられていた
亡くなったのは
イージス艦には某国の工作員が潜んでいた
読売テレビ界局55周年記念
防衛省全面協力
2013年日本アカデミー賞アニメーション作品賞受賞ならず
ただ同じ年の12月に公開された『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』は入賞
ちなみにこの年の最優秀賞はジブリアニメの『風立ちぬ』
劇場版第1作から毎回登場していた白鳥任三郎が今回は出演せず
ミステリアスなキャラだった自衛官藤井七海の声当てを担当したのは特別ゲストの柴咲コウ
正直柴咲コウだとわからなかった
特に違和感はなかった
わりと最初の方から最後まで(エンドロールのあとにも)出たゲストは初めて
工作員Xとの格闘戦の末にイージス艦から海に転落する蘭
ヘリを出動させ捜索すると難航
しかし光彦が蘭に貸した貸した電波時計と海面にキラキラ光る毛利小五郎の沢山の名刺という二つの偶然
絶体絶命の大ピンチから生還した蘭
皆さんのかつてないほどの号泣ぶりに貰い泣き
蘭の愛されぶりが痛いほどわかる
にも関わらず父親の小五郎はグーグー居眠りしたんだからな
悪いのはコナンだけど
エンドロールのあとは多くの場合だいたいクスッとくるものが多いのだが今回はハードボイルドにカッコつけ
「江戸川コナン ただの小学1年生さ」
今回は珍しく殺人事件が起きていない
死人は出たが業務上過失致死
防衛省に対する忖度か
亡くなったのは笹浦洋介一等海尉
未明に不審者と疑われた笹浦はパトロール中の海上保安庁倉田正明と揉み合いになった末の転落事故で亡くなる
声の配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になってしまった「東の高校生探偵」工藤新一の仮の姿の江戸川コナンに高山みなみ
新一の幼馴染かつGFで空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親で警視庁捜査一課強行犯係の刑事だったが訳アリで探偵に転職したものの推理に関してはてんでダメでコナンのおかげで「眠りの小五郎」として名を馳せている毛利小五郎に小山力也
コナンの本来の姿の高校生探偵の工藤新一に山口勝平
「西の高校生探偵」服部平次に堀川りょう
平次の幼馴染かつGFで合気道と達人の遠山和葉に宮村優子
元黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者で姉を殺害した組織に反発しコナン同様に小学生の体になり脱走し阿笠博士に保護され少年探偵団に合流した灰原哀に林原めぐみ
コナンや少年探偵団のためにユニークで便利なメカを開発し無償で提供してくれる発明家の阿笠博士に緒方賢一
蘭の同級生かつ親友で鈴鹿財閥の令嬢ながらとても気さくでユニークな性格の鈴木園子に松井菜桜子
警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の目暮十三に茶風林
少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
少年探偵団の小嶋元太に高木渉
少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部長で佐藤刑事と交際中の高木渉に高木渉
警視庁捜査一課の刑事かつ警部補で格闘技に長け洞察力も鋭い佐藤美和子に湯屋敦子
大阪府警捜査一課強行犯捜査係の警部の大滝悟郎に若本規夫
平次の父親で大阪府警本部長の服部平蔵に小山武宏
和葉の父親で大阪府警察刑事部長の遠山銀司郎に小川真司
京都府警捜査一課警部の綾小路文麿に置鮎龍太郎
イージス艦「ほたか」に侵入した某国の工作員のXに黒田崇矢
イージス艦「ほたか」艦長かつ海上自衛隊一等海佐の立石由紀夫に廣田行生
自衛隊情報保全隊所属かつ海上自衛隊一等海佐の藤井七海に柴咲コウ
イージス艦「ほたか」航海科航海長かつ海上自衛隊三等海佐で見学コースの案内係を務めたの井上文忠に幸野善之
イージス艦「ほたか」警務官かつ海上自衛隊一等海尉で部外者の警視庁や海上保安庁に対する情報提供には当初難色を示していた関口誠に成田剣
若狭地方隊情報官かつ海上自衛隊一等海尉で某国の工作員にイージス艦のデータを売り渡そうと画策していた売国奴の笹浦洋介に水内清光
海上保安庁若狭海上保安部警備課所属の海上保安官の倉田正明に松風雅也
父になりすましているXと一緒に体験航海のイベントに参加するためイージス艦に乗船してきた小学生の雨宮勇気に三田ゆう子
イージス艦「ほたか」船務科の船務長兼副艦長かつ海上自衛隊二等海佐に梅津秀行
イージス艦「ほたか」船務科の船務長兼副艦長海上自衛隊二等海佐。
イージス艦「ほたか」砲雷科の砲雷長兼戦術行動士官かつ海上自衛隊三等海佐の佐久間重吾に麻生敬太郎
イージス艦「ほたか」CIC勤務かつ船務科の船務士・電測員かつ海上自衛隊三等海尉の野津原将に三戸耕三
イージス艦「ほたか」CIC勤務かつ船務科の船務士・電測員かつ海上自衛隊二等海尉岸大和に津久井教生
イージス艦「ほたか」CIC勤務かつ船務科の通信士かつ海上自衛隊二等海尉の丸山一に松本大
イージス艦「ほたか」CIC勤務かつ船務科の船務士・電測員かつ海上自衛隊三等海尉の的場章に鳥海勝美
イージス艦「ほたか」CIC勤務、船務科の船務士・電測員かつ海上自衛隊三等海尉の味谷勇作に土田大
イージス艦「ほたか」CIC勤務かつ船務科の船務士・電測員かつ海上自衛隊三等海尉の畑宗徳に西前忠久
イージス艦「ほたか」体験航海中の艦内警備担当きつ砲雷科の運用員かつ海上自衛隊三等海尉の我孫子勇治に毛利ケンイチ
イージス艦「ほたか」体験航海中の艦内警備担当かつ砲雷科の運用員かつ海上自衛隊三等海尉の渡辺隼人に鈴木清信
イージス艦「ほたか」機関科の機関士かつ海上自衛隊三等海尉の沢村啓太に蓮池龍三
海上保安庁・若狭海上保安部刑事課所属の海上保安官の宗川勉に天田益男
イージス艦「ほたか」に設置されている電子音声に甲斐田裕子
潜入中の某国工作員の竹川に宗矢樹頼
京都府警捜査一課刑事かつ綾小路警部の部下の車折に沢木郁也
お決まりのご都合スタイル
・一回海に沈んだのに戻ってくる設定エグい
・腕時計の伏線わかりすぎ笑笑
・犯人悪くないのになぜ撹乱した?罪重くしただけやん
・あの国笑笑
・訓練のとこ本格的で、自衛隊全面協力なのかな?
・いやいや警察機密情報喋らせるの普通に同じ国家公務員としてどうなん?
・和葉に灰原怪しまれてんじゃん
・和葉泣き声うるさい設定あるんだ笑笑
・スパイ分かり易すぎ笑笑
・じゃあ毎回顔認証システムでいいやん笑笑
哀ちゃんの出番少なし
近年の劇場作品より断然良いと感じた!!
コナン進行の基本を踏まえて、かつ小説のような展開で、近年の劇場作品より断然クオリティが良いと感じました。題材の海上自衛隊スパイ事件に面白さを感じるかは、好みがあると思います。目黒警部が東京から来るのが速すぎます。ラストの蘭の捜索パートは長く感じました。
不要なエピソード
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自衛隊の偉い奴が潜水艦の設計図を外国のスパイに売ろうとする。
そんな折、何者かに殺される。そしていつものようにコナンらが居合わせる。
冒頭の奴を不審者として追った自衛官だか警察官だかが、
追いかけるうちにもみ合って誤って殺してしまっただけの話やった。
悪意も何もなかったのに、無意味にそれを隠そうと偽装しただけやった。
で、それで終わりゃーええのに、ランが船から落とされ、死にかける。
そしていつも通りの偶然の連続で超ラッキーで救助される。
しかもコナンの生霊が水面にランを押し上げるようなオカルト現象も発生。
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最近のコナン映画にしてはまだマシな方やねんけど、
それでもやっぱりどこがどう本格ミステリーやねんってな内容。
途中から出て来たほんの脇役の奴が犯人って!しかも動機が薄過ぎ。
挙句の果てに最後はオカルト。ミステリーとは真逆なんじゃないですか?
『名探偵コナン』劇場版 第17作
数作ぶりに面白かった
相変わらず犯人の目星が前半でつくのかと思いつつ、どんでん返しがあり良かった。
コナンに求めているのはこういう、視聴者がこいつ犯人だろ?というのを覆す所が醍醐味なんですよね。こいつ犯人だろ?やっぱり犯人だったでは面白くない。
今回はコナンの推理を聞くまで全く気にしていなかった人が犯人だったので良かった。
本作における一番の焦点は某国のスパイ、さしずめ中か北か露かその辺だろうが、それを明言すれば大事になるだろうから作中では某国で貫いている。見る側も穿った見方をしなければ某国のスパイが犯人だろうと思い込んでいるので、犯人が誰か分からなくなっていたのは良かった。
やはり、平次登場回はあたりが多い。平次はコナンと連携して関連する別の事件の解決するので満足度が高いのだろうと思う。今作に関しては、いつもの和葉の嫉妬ではなく、自責の念で子供のように泣きわめく和葉のシーンがあるが、それほど和葉は平次を親愛しているのが描画されていて、平次×和葉推しとしてはとても良かった。
平次が違う姉ちゃんを追いかけて和葉が嫉妬するより、平次と和葉がイチャコラしている方が良いですね。
柴咲コウさんが声優をされていますが、エンドロールを見るまでは気付きませんでした。それくらいに声の演技が上手かった。ドラマなどで聞く声と若干違っていた気がしたのと、やはり女優さんなので声だけだろうと演じれるのはさすがでした。
相変わらず絶対助からないだろという所で新一の救済が入るところはアニメだなという感じですが、それも込みでコナンと考えれば本作は良い作品でした。
ちなみにですが、関西国際空港は昔は泉州空港と言っていましたが、関西国際空港の住所は泉州空港のままなので名残があります。
名推理
面白かった
亡国のイージス風
豪華客船が舞台である『水平線上の陰謀』(2005)に続いて、ほぼ海上のイージス艦内で起こった事件。スパイ“X”以外に竹川という男を追うため平次の陸上シークエンスと交互に描かれている。携帯を回収され、通信手段が阿笠博士の開発した衛星電話のみのコナン。それでも留守番をしていた博士と哀のハイテク技術によって推理の手助けとなるし、平次のコナンを信頼しきった関係が心地よい。
ストーリーそのものがコナンの好奇心から始まったもので、国際的なスパイにまで発展してしまうのがちょっと問題か。国防の隙を突いたスパイの存在もコナンが関わるべきじゃないのですが、七海が情報保全隊だと告白させるまで怪しい存在だったことも関わるべきじゃなかったのだと思う。本来は防諜活動を行ってるんだから、正体もばらしちゃいけないんだろうし・・・“あの国”という表現ももはや子供向きじゃなくなってる。
映像はイージス艦がグレー中心であるためか、豪華客船の『水平線上の陰謀』よりも劣ってる気がしました。実写との組み合わせも感じられなかったし、ちょっと残念。
劇場版コナンでは一押しです。
コナンが、イージス艦に係る殺人事件と諜報事件に挑む物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
私としては、コナン映画の中では一押しの映画です。
殺人事件の謎から、諜報員の疑惑、平次の活躍、そしてクライマックスの事故と救出。
映画開始から、ラストまで上手に繋がっていてあっと言う間の上映時間でした。
やや殺人事件が弱い印象があったのが残念ですが、全体の評価を下げる程ではなかったと思います。
ゲスト声優の柴崎コウさんも良かったですね。コナンに限らず、ゲスト声優のレベルに批判的な評価をすることが多いのですが、この映画の柴崎さんについては違和感を感じることはありませんでした。重要な役回りのキャラクターだっただけに、ほっとしてしまいました。
イージス艦が舞台なのがいい
蘭姉ちゃんのバトルが激化?船上が舞台の名探偵コナンアニメ映画
~ポケモントレーナーみゆきは、90点の経験値をもらった!~
2013年に公開されたシリーズ第17作。
名探偵コナンは小さい頃からマンガもアニメも大好きで、毎年ゴールデンウィークごろに上映される映画が楽しみで仕方ありません。
劇場版と言えばド派手な演出が注目のポイントで、恒例の爆弾騒ぎが生じます。
犯人の巧みな思惑に対して、コナンがいかに戦っていくのか。
ポケモントレーナーみゆき視点で特に感じているのは、回を重ねるごとにヒロインの通称蘭姉ちゃんのバトルが激化していることです。
高校生で敵なしの空手の使い手ではありますが、犯人との戦闘シーンはもはやプロ格闘家以上かもしれません。
空を翔けるような蹴りは、ポケモンバトルのように熱くなります。
サワムラーと戦ってみて欲しいです。
流れの中で大海原で行方不明になった蘭を救う奇跡をコナンが引き起こせるのか。
毎回どんどん面白くなっていくので、ぜひ観てみてください。
★大好きなポケモンに例えると★
パルシェン
コナンで一番怖いのって実は犯人が分かる前の影かもしれません。パルシェンの「なか」はその影という説が冗談であります。
サスペンス!!
蘭…
うーん…
随分原作からも離れていましたが、久しぶりに借りました。
必ず大人と行動しなければならないといったような制限はないようですし(蘭がコナンを探している時、迷子ですか?と聞いただけで探していませんでしたしね。勇気君も1人で自衛隊員には何も言われてなかったようですし)
自由行動なしにする意味はないですし、蘭も甲板に立入禁止なのを無視して自衛隊員にも言わずに行動した結果…
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