世界にひとつのプレイブックのレビュー・感想・評価
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ジェニファー・ローレンスがその後もう一つ伸びきれないのはなぜなのか
劇場公開時鑑賞。
失意の中でめんどくさい気質になっちゃった二人のめんどくさい恋愛。すったもんだしすぎで「さっさと付き合え!」と言いたくなるが。
ストーリーも捻れているけど、それゆえに最後は爽快感を覚えた。
笑い事じゃ
ないんでしょう、周囲にしてみれば。昔のハリウッドなら、主役二人が重度の要セラピー者なんてあり得なかったでしょうね。とにかくテンポが良くて、賭けの結末など噴き出してしまった。デ・ニーロも良かったし、豊満ローレンスも。アメフト狂のアメリカ人もハッピーエンドは好きなんですね。
エロ目線が多いのも割と好み、ビュン!と出てくる豊満ローレンスもマンガみたいで笑えた。
『より高く』
『一週間も前に書いたの?』
『あ、その方がロマンチックだろ。』
めでたしめでたし。
まぁ、良いじゃない。
薬は飲んだ方が無難だけど、セカンド・オピニオンはカウンセリングの場合は絶対に必要だと思う。人間の心には、未知の部分があるからね。
『蝿の王』読んでみることをおすすめします。もっとも『二年間の休暇』とはちがいますね。
より高く 生きるのが辛い人に見て欲しい
今回が二回目の視聴でしたが、やはりとても良い映画でした。ストーリーもいいし、ところどころにクスッと笑えるシーンもあって飽きません。 主人公がモットーにしている より高く。僕も紙に書いて壁に貼りました。人生に行き詰まっている自分にとっては、とても勇気づけられ、希望を持たせてくれました。色んな人に見てもらいたいお気に入りの映画です。
より高く!
I’m Tiffany, btw…
揉める家族に単騎で切り込み、演説をぶちかましてひとくちBudを傾けるジェニファー。飲み込まれるデニーロの表情と後ろでエキストラに徹するブラッドリーの演技がなんとも楽しい。お母さんのドロレスも実に良い。キーワードはこの演説の中にも潜む。彼女の口クセなんだろう。
結局はロマンスという落とし所には、もう一捻り欲しかった。
ジェニファー・ローレンスにはもっとこういう役をやってほしい
ジェニファ・ローレンスには、レッド・スパローなんかよりも、もっとこういう健気な女性役をやって欲しい。
主人公が彼女とダンスを練習するあたりから、私同様に皆さんもラストは予測できたと思う。それでも、ラストのハッピーエンドは感動してしまった。これより先に「パッセンジャー」を見ているが、主演のジェニファー・ローレンスはこの映画では目の周りのメイクアップが黒っぽすぎて、別人のようにも見えるが、彼を思う気持ちがひしひしと伝わってきて、次第に彼女に感情移入してしまった。
彼を取り巻く人々が、みんないい人でちょっと嘘っぽい印象も受けるが、ハッピーエンドのラブコメとしては、よろしいんじゃないかな。
ただ、彼女が昔いた会社で職員全員とセックスしたという「ビッチ」ぶりは、彼女の精神が不安定だったことを言いたいのだと思うが、余計なエピソードで、最後に彼から逃げようおとした「控えめな女」と違いすぎる。
<印象に残ったセリフ>
(ダンスコンテストの後、父親が主人公の息子へ)
親父の説教はイヤだろうが
彼女のサインに気づけよ
運命が手を差し出してる
その手をつかまないと一生悔やむことになるぞ
今こそ壁を乗り越えるときだ
あの子の愛は本物だよ
今のニッキに愛はない
チャンスを逃すな
(二人はハグする)
脚本がすごい
大分昔に見たけど、また見たいなと。
良い話なのだけど、
脚本が凄いなと思う。
会話劇がすごい!!もはや誰が病気なのかも錯覚するほど。
どの葛藤もけんかっ早いところも、何もかも普通に思える。
家族を交えて、なんだかほのぼのする。
※元嫁の方の気持ちは結局どうなのかよく分からない
※最初からヤろうの雰囲気から、どうして恋愛になっていくのか
※どのサインに気づいたのかはちょっと分からなかった
※ジェニファーローレンスが可愛すぎる
みんな最高だよ
登場人物みんな狂っています
人は殴るし、すぐ騒ぐし、怖いくらいハイになる
心が病んで、薬を飲み飲み、、
と、暗くなりがちな話を明るく扱って、笑いっぱなしの素晴らしい作品でした
パットの迷いのない瞳が最高
いつも当たり前のようにゴミ袋被ってるのも最高
ギャンブラーな父親も最高
ママの髪のボリュームも最高
躁鬱の弟に引くくらいマウントとる兄も最高
ひたすら薬を勧める先生も最高
ハグからビンタするティファニーも最高
ランジェリーを買ったティファニーの旦那も最高
ダニーもロニーも狂気スレスレな感じが最高
ダンス会場にギャンブルしに来るこの集団最高
コメディだけど所々に愛があって最高でした
好きな映画に出会いました
今こそ乗り越えるとき。
心の傷を負って躁うつの病気になり、そして社会復帰している時に彼女と出会う。彼女もまた夫を亡くし悲しみに暮れていた。お互い心の痛みを抱えているので思うことを言い。いい争そうところがおもしろい。ダンスを通して次第に二人の間か縮まって… 心が満ち足りていく。
大会でダンスを踊った後、自分は彼女を愛していることに気ずいて彼女に告白💌する。見守ってくれた両親と仲間に助けられてハッピーエンド。最後は少しうるっ💦ときました。
クレイジーな者のクレイジーな愛
主人公パットの冒頭からついていけなかったけど、とにかく感情が止まらなくなってキレるやつだな。
病院での友人や家族も慌ただしく、しかも父は家族承認でギャンブルって、、、はちゃめちゃ。
まともな近所の家族(何がまともかはわからないが)、そこに出てきた美しい容貌のティファニー。
不謹慎で繊細で、病んでるとこがまた惹かれる。
誰とも主張が噛み合わないパットだったが、
ディナーの時のパットとティファニーは、
自己主張しながらも、お互いわかり合おうとしてるようで、
もどかしくも心がひらけた瞬間だった。
このやり取りがとてもよかった!
パットの主張をうまく使い、自らのやりたいダンスに誘い込んだティファニー。
ダンスを通しながら、お互いの安らぎになっていったのだろう。
ラストの家族友人、過去の女性総出でクライマックス。
不安定になったティファニーだったが、ティファニーとパットが不器用なダンス!
5点で一斉に喜んだ瞬間はとてもよかった!
また5点っていうのが、いいな、
周りからみた上手い下手、完璧じゃなく、
2人の出せる最高点!
パットは過去の固執から解き放たれ、、、
はちゃめちゃな登場人物達だからこそかな、温かく感じる。
はたから見ておかしくても、
自分らしくそのままのベストを生きるって、
ステキだな。
傷ついたことがある人へ
これはきっとどこかの誰かの物語
誰も知らない人かも知れないし、皆が知ってる人かも知れないし、実は隣の人の話かも知れない。
どこかしら、皆クレイジーで、傷がある
それでも、あなたの気持ち一つで全ては良くなっていく。
悪いことなんて無い。更に上へ。
ps,音楽も最高
わかりきったこと言うなよ!親父
ますますジェニファー・ローレンスを好きになった映画。妻の浮気と相手の男を殴り倒したおかげで刑務所と精神病院。とにかくNY州の標語である“EXCELSIOR(より高く)”という言葉を前面に出した内容でもあった。
躁うつ病となってから言動もおかしくなるが、退院できるようになったパット。近所のガキんちょにはそれをカメラに収めてからかったりするし、接近禁止令を守らせようとする警官も邪魔でしょうがないのだが、家族や友人は彼の病気を温かく見守ってくれるところがいい。ただただ妻との復縁を願うパットだったが、ロニー(ジョン・オーティス)とヴェロニカ(ジュリア・スタイルズ)の夫婦のところでディナーに誘われ、ヴェロニカの妹ティファニー(ローレンス)と出会う。彼女の過激な発言や、叱咤激励にも似ているやりとりによって日常生活も振り回されることになるのだ。
病気は治ったんだから体力をつけるだけ、とゴミ袋を着てランニングするパット。それをストーキングのようにくっついて走るティファニー。彼女も警官の夫を亡くし、心が病んでいることもよくわかるが、会社内で11人もの相手と寝てクビになったという強烈な過去も知らされる。「アバズレ、尻軽だったのは過去の話」と言われてもなぁ。最初の晩からセックスに誘われたことも無視できないし・・・。想像するに、パットは精神薬のせいでEDになってたのだろう。やっぱり心が通わなきゃその気になれない。
パットの父親(デ・ニーロ)はすぐに暴力を振るうため、スタジアムは出入り禁止になっているが、アメフトの賭博が大好き。ノミ屋をやっているというが、多分友人ランディのみが賭博の相手。その大きな賭けがパットの前進のきっかけにもなるのだが・・・。
笑える部分も多いけど、破天荒な性格のキャラが多かった。ティファニーもまたその一人なのだが、一緒に心の病を克服しようと親身になってくれて、経験のないダンスで吹っ切れよう計画するのだった。中には嘘も必要で、パットが手紙を妻に渡して欲しいと頼んだら、渡すから今はダンスに励みましょうといった感じで、手紙の返事はティファニー自身がタイプするのだ。
傷を舐めあうことだけが完治に向かうわけじゃない。互いに一つの目標を共有して前進するということが非常に重要だともわかる。そして、物語はデ・ニーロの一大博打へと発展するというクレイジーなもの。イーグルスが勝った上にダンス大会で5点以上取れば倍のレートで勝負するというパット父とランディ。素人の二人には5点もきついってのに・・・
クライマックスはそのダンス大会。パットをその気にさせるには「ニッキも観に来る」と嘘を言うしかないティファニー。しかし、本当にニッキが観戦しにくる展開となり、このままだと二人がよりを戻してしまうんじゃないかと心配になり試合直前にウォッカを浴びるように飲むのだ。痛いほどよくわかるティファニーの気持ち。それでも最後まで踊りぬくんだという葛藤が・・・。
涙なしでは見られない終盤。いつしか二人は愛し合ってしまったのだ。引き引きの押せ押せで、逃げる追いかけるの男女の心理。二人ともほとんど病状はなくなっているし、理性と駆け引きが見事に作用した。「好きになったのはいつ頃?」という恋愛モノには欠かせない要素もちゃんと入ってるし、薬の副作用もあったのだろうけど純愛を貫き通したところが偉い!残念な部分もあるにはあるけど、些細なことは後回しにして“より高く”前向きに生きていこうという勇気をもらった気がする。
口論ばかりで楽しくない!!
一般的に誰もがそれぞれの問題を抱えていますが、毎日楽しく過ごして、周りの人には親切に努めようとするものだと思います。しかし、本作は口論ばかりで少しも穏やかな気持ちになりませんでした。肝心のダンスシーンはかなり短いですし、告白するのも最後の最後で、何だこれと観客が振り回されただけの映画です。本作のジェニファーはまだふてぶてしくない感じです。
あれはショックだ‼️
俺も立ち直れないと思う。まさか嫁さんがシャワールームで同僚とセックスしてるなんて❗
殺してしまうな、両方とも‼️
精神に異常をきたすのはわかる。
むしろよく殺さなかったと感心するわ。
それでも奥さん愛してると思っちゃってるところなんか悲しすぎるわ。
なんかの間違いでほんとはお互い愛し合っていると思い続けなきゃ心の平均を保てないんだろうな。
そんな感情がよく伝わってくる。秀逸な演技力だ。
て、そういう心を宥めるのも愛されているという実感なんだね。
父親からの愛情の吐露。
ティファニーからの想いに気づくとこ。
人って愛してるだけじゃダメなんだ。
愛されていることを実感できなきゃ。
ところで、デ・ニーロ父ちゃんもイカれてるよね?
パットとの違いがわからない。
薬を飲まされる人との違いってどこなんだ?
傷つき、精神を病み、ボロボロになった2人。 過去に何度もとらわれて...
傷つき、精神を病み、ボロボロになった2人。
過去に何度もとらわれて、振り払うまでには時間がたくさんかかり、たくさんの人に助けられ、、
ダンスを通して本当に愛し合う2人が結ばれた。
最後のキスには涙。
薬や精神療法だけでは治せなかった、自分たちで見つけた・立ち直った過程が素晴らしかった。
賭け事に家族総出で興じたり、人を傷つけることを平気で言い合ったりす...
賭け事に家族総出で興じたり、人を傷つけることを平気で言い合ったりするほど鈍感なモラルをもってる一方で、妙に物分かりのいい事を言ってみたりする登場人物たちには共感できないところがあったのは否めないけど、心の傷を抱えた人間の孤独や、その孤独を打ち消すための他人との関わりが空回りする描写がとてもリアルに描かれていて、また、苛立ちから暴力的な言動や行動に走ってしまいながらも、根底には相手を思う愛があることが感じられて、全体としてとても心を揺さぶるドラマになっていたように思う。キテレツとも言えるほど感情が暴走する人々のドラマを力技でハッピーなエンディングに持って行ったのは主演の二人、特にジェニファーローレンスの魅力によるものが大きいだろう。気の強さがすぐに顔に出てしまう彼女の脆さや優しさが美しかった。
2008年頃のフィラデルフィア
を舞台にした、鬱を患った男女のどたばたコメディー。男の方は、歴史教師で、テンションが高い。アメフトファンのロバートデニーロを父に持つ。
女の方は、ネタバレになるが、交通事故で最愛の夫を失った若いアメリカ人。ジェニファーローレンス。この人が素晴らしい。この作品では、アカデミー主演男優賞と主演女優賞と、助演男優賞と助演女優賞にノミネートされたというが、たしかにみな、テンションが異常に高く、常に非常事態のなかにいるようなムードが漂う。
ラストは、アメフトの試合会場のあとのダンス大会で、ここも異常にテンション高い。
ハッピーエンドなのは嬉しい。もしバッドエンドであればこの映画は見るのにとても苦痛を伴うだろう。
鬱から完全に抜け出した人か、抜け出しつつある人にはオススメだ。
ゴミ袋を被って近所をランニングする男。ダンスの練習をするためにのみ生きている女。アメリカの中流の男女が人生を取り戻す話である。
タイトルの意味がいまいち不明。
一人はみんなのために。みんなは一人のために。
映画だからしょうがないけど、ティファニーがキレイすぎて欠陥がある人間に見えずらかった。
というのはさておき、今作で気になったのはやっぱり走るシーンかな。(視聴が2回目だと気になるシーンもやっぱ変わるな。)パットがティファニーの家の前をジョギングコースにしているのが、既に気になる存在だからと言うのを本人は気付いてるんだけど、プライドが邪魔して素直になれないのかなと思った。
自信を失っている時に、気にかけてくれたり、好意を持たれるのは嬉しいんだけどそれと同じ位に自分に対して怖さを感じているパット。自分に真正面からぶつかってくれる人に初めて出会ったが、相手の本心がわからないから空回りするティファニー。2人の感情が入り乱れながら、ちょっと変わった周りの人間に助けられたりしながら、新しい道を進んでいく様がスゴくリアルだった。
サインを見逃すな
運命に手を差し出されたら
なにがなんでもその手を掴め。
しっかり掴んでその手を離すな。
でないと死ぬまで後悔する。
ダンス大会のあと、父が息子に
諭した言葉は人生の教訓ですね。
それに気付いた人、実行できた人は
幸せです。
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