「魅力的な俳優陣」世界にひとつのプレイブック ケスイダワサさんの映画レビュー(感想・評価)
魅力的な俳優陣
内容は、典型的な人生やり直しとラブストーリーを絡めたもの。でもアメフトのくだりなど日本人には少々、おいおい!と吹き出してしまうところもあり、飽きさせない。まさにアメリカ映画といった感じ。
一番の魅力は、俳優陣。ブラッドリー・クーパーがここまで感情の微妙な変化を演じられるとは思わなかった。最後はやはりかっこいい姿を見せてくれる。大御所ロバート・デニーロもこの程度の役所でよく出てくれたなあといえる、さすがの演技。そして何より圧倒的な存在感を示してくれたのがジェニファー・ローレンス。あまり好きな顔ではないが、上手いし、なんとも言えない雰囲気を持っており、ついつい引き込まれてしまう。
逆に言えば、豪華な俳優陣がありがちなストーリーを補って余りある映画の魅力となっていると思った。
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