「ゴミ袋みたいな服あるよね!」世界にひとつのプレイブック ろす子さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴミ袋みたいな服あるよね!
映画『ファミリーツリー』に対し、ある批評家が「負け犬同士の傷の舐めあいだ」と揶揄していた。
この映画に対してもきっと彼はそう言うでしょう。
でもいいじゃないの、それでも。
ぼくみたいに負けがかさみ、みっともない人生を送ってきた人間はきっとこの映画にグッとくるはずだ。
負け犬だって一瞬くらい勝った気になったっていいじゃないの...
それすら弾圧しようとする批評家連中、まるでナチの思想じゃないか。
ともあれ、つい応援したくなる彼らの生き様を、ブラックユーモアたっぷりに描いたこの作品はオスカーノミネートも納得の一本であった!おすすめです。
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