「世界にひとつのプレイブック」世界にひとつのプレイブック yamayuriさんの映画レビュー(感想・評価)
世界にひとつのプレイブック
この映画には賛否両論の意見で別れてますけど、私は良い方です。主人公みたいな人を身近でみています。一般的にみるなら、確かに、夜中に騒いだり、物を壊したり、人に迷惑をかけるなんて考えられないし、甘やかされた人が最後は親に助けてもらう。見ていて不快そのものですものね。あまりにリアルです。躁鬱病そのものです。本当に理解に苦しむ病気です。そして周囲はピリピリしてて、腫れ物に触るようにしてますね。映画の後半で、ロバート・デニーロ演ずる父親が、その子に対して、“自分が愛情を注がなかったから”と泣くシーンがあるのですが、現実と錯誤してしまう位です。でも最近は「それは違う」と、持って生れた資質やちょっとした脳の構造の違いで起きるのでは?と、考えたりします。そんな人でも、周りに助けられて、何とか生きていってる。そして最後には目標をもち到達する。小さな成功が人を成長させ、きずかなかった人への愛にも目覚める。この映画の良さは当にそこ!ではと思いました。世の中皆がしっかりしている人ばかりでなく、ちょっとした事で傷つき病気になる人もいて、それも個性なんだと思える様にもなり、この映画の深い部分に触れました。ダンスは素敵でした。
YAMAYURIさん
いつも、レビュー読んでいてくれたのですね。ありがとうございます。
そしてコメントもして下さり、ありがとうございました。
あなたのレビュー、「小さな成功が人を成長させ、きずかなかった人への愛にも目覚める」深いですね!
映画の描く世界感の本質的な部分を深く感じ取る感性鋭いですね!これからも良い映画と出会って、更にモアベターな映画ライフを送って下さいね!
あぁ、モアベターって言葉、そう言えば懐かしいです!