「不協和音が漂うムードと直球なハッピーエンド」世界にひとつのプレイブック ミニ映画野郎さんの映画レビュー(感想・評価)
不協和音が漂うムードと直球なハッピーエンド
前半なんでそんなに愛するのとか、なんでそんなに怒るのという展開で少し入り込みづらい。そういう精神状態を描いているからだと思うが…
なんでダンスなのかというのも唐突に感じた。
また個人的には干渉し合う親密な家族関係やスポーツ愛が薄い方だと思うので感情移入しづらかった。
タイトルもしっくりこなかった。原題の「Silver Linings Playbook」の直訳で『希望のプレイブック』とかの方が新しい人生を歩み出す男女の物語を表現できたか。
そして最後もうまくいきすぎかなと。(最後前妻に何と言ったのかは気になった)
ただ主演女優ジェニファー・ローレンスのクライマックスの愛しい表情は素晴らしい。
数々の受賞をしていて期待値が大きかったかもしれないが、評価ほどではなかった。
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