「ジェニファー・ローレンスにはもっとこういう役をやってほしい」世界にひとつのプレイブック ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェニファー・ローレンスにはもっとこういう役をやってほしい
ジェニファ・ローレンスには、レッド・スパローなんかよりも、もっとこういう健気な女性役をやって欲しい。
主人公が彼女とダンスを練習するあたりから、私同様に皆さんもラストは予測できたと思う。それでも、ラストのハッピーエンドは感動してしまった。これより先に「パッセンジャー」を見ているが、主演のジェニファー・ローレンスはこの映画では目の周りのメイクアップが黒っぽすぎて、別人のようにも見えるが、彼を思う気持ちがひしひしと伝わってきて、次第に彼女に感情移入してしまった。
彼を取り巻く人々が、みんないい人でちょっと嘘っぽい印象も受けるが、ハッピーエンドのラブコメとしては、よろしいんじゃないかな。
ただ、彼女が昔いた会社で職員全員とセックスしたという「ビッチ」ぶりは、彼女の精神が不安定だったことを言いたいのだと思うが、余計なエピソードで、最後に彼から逃げようおとした「控えめな女」と違いすぎる。
<印象に残ったセリフ>
(ダンスコンテストの後、父親が主人公の息子へ)
親父の説教はイヤだろうが
彼女のサインに気づけよ
運命が手を差し出してる
その手をつかまないと一生悔やむことになるぞ
今こそ壁を乗り越えるときだ
あの子の愛は本物だよ
今のニッキに愛はない
チャンスを逃すな
(二人はハグする)
コメントありがとうございます。
この作品のタイトルもそうですが、アメリカの家庭とプロスポーツの関係も興味深いですね。賭けてるからでしょうが、ダラスカウボーイズには難しい・・とか自虐的な分析は噴き出しそうでした。
共感ありがとうございます。
「パッセンジャー」は確か途中からの登場でしたよね。今作のラスト、ベタベタする二人にちょっと目も当てられない感が・・でもそこも又面白い!