「男女が立ち直るための、たったひとつの冴えたやり方」世界にひとつのプレイブック 夢見る電気羊さんの映画レビュー(感想・評価)
男女が立ち直るための、たったひとつの冴えたやり方
こんなん収集がつくのか?って思うくらいハチャメチャだったけど、最後に向けて一気に畳み掛けていく感じが凄い。
タイトルの世界にひとつのプレイブック、って意味が最後まで見てもよく分かりにくいが、原題のsilver linings playbookを読み解くと意味がわかる。silver liningsは、逆境にあっての希望の光という意味で、主人公たちの立ち直りを意味してる。
プレイブックは、脚本って意味もあるけど、アメフトでの作戦書のことでもあるらしい。本編でも散々アメフトに関わっていたので、こちらの意味だろう。
要は、立ち直るための作戦書って意味なのだ。邦題は、そういう意味じゃあ、意味が全くなくなっている。まあ、彼らが立ち直るための唯一の方法だったってことでも言いたいのかな?
前情報をほとんどなしに見たので、最初に思い描いていたのと違って、かなり激しい内容だったが、終始楽しめた。とても面白い。
目標に向かって自分との勝負に勝つ!これこそが勝利なのだと学んだ。
ゴミ袋を被って走るのがチャーミングやね。
コメントする