「"破壊的"で凶暴"で、"ロマンチック"で"イカしまくり"!!!!」世界にひとつのプレイブック 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
"破壊的"で凶暴"で、"ロマンチック"で"イカしまくり"!!!!
色んな映画を幸運にもこれまで沢山見てきたけど、主人公から"危うさ"を感じたのは初めてだった。それも身近で遭遇しそうな"爆発しそうな危うさ"に。これってブラッドリー・クーパーが演じてくれたお陰なのか、それともデヴィッド・O・ラッセルが監督だからこそなのか?どっちにしても主役のパットは怖すぎるほど強烈だった…。
でももっとおっかないのは、パットとティファニーの"初対面"。初めて会ったティファニーへ遠慮も知らずに切り込むパット。その内容がドン引きするほど正直すぎてビビったのに、負けじとティファニーも遠慮ゼロ!包みナシで言ってくるから呆気に取られた!何十回も!
そこに僕は仰け反った!ドン引きもした!ビックリした!だけど心地良くもあった!何故って"上部"を拒否してるから!自分の"本音"を隠してないから!そんな台詞が詰まった映画、僕は一度も見たことないから!
最早演技の域を超えてる主役のクーパー、ローレンス!ブッ飛びデ・ニーロ、ウィーヴァーに、お久し振りのクリス・タッカー!!その他愉快な仲間達、見てるだけで元気貰える!それに勇気もめっちゃ貰えて、"明日"をもっと頑張れる!!
"より高く"へ!!良い言葉だ!!そうだ、俺も目指してやる!!そんなパワーを貰えます!!落ち込む暇より、これ見てほしい!!叫びたいほどイカしてるから!!
コメントする