ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのレビュー・感想・評価

７０年代のSFコミックスやＳＦ小説のイラスト的色彩とデザイン、タランティーノ以降のＤＪ的音楽の使い方、キャラクター造形のＣＧと特殊メイクの絶妙な合わせ方（なんか鳥山明の作品を実写でやったらこんな感じになりそう）、小道具やギャグの豊富さ、一つ一つを見ていくとどのパートも丁寧だと思う。

で、自分が心動いたかっていうと、うーん・・。なんか全体的に予定調和じゃない？？

キャラクターも他のアメコミキャラの「にせもの」みたいな風貌だし、最初のボールの追いかけっこの展開とか、５人がチームとしてまとまった時に、カメラに向かってスローで歩いて「決め」の音楽がかかるだとか、最後手をつないで友情パワーで敵を倒すだとかさ、なんか本当の意味で新しいところがないのよ。

この映画を見て「うまいことまとまってんなー」みたいな感心はあっても「驚かされた」ところは残念ながら全然無かった。

自分の中で、最近のヒーロー映画の「お約束」みたいなノリに、ちょっとうんざりしてるのかもしれない。

よく出来たマーヴェル映画を見たのにに心が動かなかっただけに根が深いなー・・。

ストーリーだけ見れば、ありがちと言っても過言ではない作品。それだけに他の要素が重要となるが、見事に音楽とキャラで映画全体を底上げしてくれている。

見た目可愛いけど、中身ワイルドみたいなギャップがいいんだろうなー、TEDの時も思ったけど。ロケットかっこいいし、可愛いくてよかった。木の改造人間みたいなグリッド、実は一番強いのではないか？！かなり、いい役回りだったけど。
内容は、まぁアメコミだけど展開も早くて見応えあり、で楽しめた。ただ展開早くて戦闘シーン多いから疲れた。続編もみたいな。

いやぁ、久しぶりに見ていてひたすら楽しい映画です。スターウォーズを彷彿とさせるスペースオペラなのに随所に笑えるシーンが挿まれてニヤニヤが止まりませんでした（笑）挿入歌は世代的に聞いたことのない曲げ多かったが、耳に心地よい良曲ばかりで思わずサントラも購入しちゃいました。

最初は、何の続きですかこれは？という感じでしたが、観ているうちに色々気にならなくなり、いつの間にか熱中してました。
ハチャメチャアクションが多いですが、小さなほっこりしたものが心に残り、観た後は気持ちいいです。

評価が高いので、観賞しました。私は全く入り込めませんでした。キャラもグロテスクにさえ感じ、爆音の中寝てしまいました。

あえて、この作品に関する情報を一切知らない状態で観賞させてもらいました。ドルビーアトモスの音響の影響もあり、音楽がその場面場面の喜怒哀楽さを120%出していたと断言出来ますね。もちろん、他の人が仰っている通り、其々のキャラ個性によって展開されてゆくこのSTORY構成の絶妙さは堪りません‼︎そして個人的には、映画アベジャーズとの確かな強い繋がりを実感出来たので本当に嬉しかったです( ´ ▽ ` )ﾉ
他に言うならば、マーベルにしては最後に謎を余り残さなかったな、と思いました。
※恐らくアベジャーズ2の先のアベジャーズ3でワンチャンあると私は睨んでおります…。
とにかく、全米が待ち望むMARVEL映画作品がまた一つ増えて、そしてそれを観賞できただけで十分でした笑
次はアントマンかな…？

パシフィックリム以来の『男の子』が上がる要素しか無いという映画！近年のシリアスなヒーローものとは違い、銀河を左右するような財宝を巡って、キャラが異なる宇宙のならず者たちが仲間となって悪と戦うというシンプルな設定で大人が観てもずっとワクワクできる上がりっ放しSF映画！！
タランティーノみたいなクールな音楽の発掘と使用ではないが、１９７０年代の音楽のサウンドと歌詞を適切かつ、ストレートに映像に合わせており非常にグッときたのも好感！

今までのマーブルシリーズとは一味違ったキャラクターが新鮮で、またとても魅力的でした。ストーリーも起承転結がしっかりといていて素直に面白かったです。続編やらアベンジャーズとの組み合わせなど、今後の展開も楽しみです！

楽しかったです。最初の方はちょっと話が分かりずらくて、あんま面白くないかな？って思いつつ観てたんですが、途中からめちゃくちゃ面白くなり、大好きな作品になりました。グルート最高！

ちょっと擦れた奴が、ふとしたことから無限のパワーを得られるアイテムを手に入れ、仲間を増やしながら宇宙制服を目論む凶悪宇宙人を、アイテムのパワー、そして友情でやっつけ、淡い恋も芽生える。
こんか、数十年前から使い古されてる、少年ジャンプでももう少しは捻りがあるのにとがっくりくる、チープなストーリー、いい加減にして欲しい。CGだけは頑張っていたが、パシフィックリムくらい最低だった。もうこの手の庶民ヒーローものには金を払わない。

惚れちゃいました！
面白かったです！

ゼログラビティのリバイバル上映に、ＳＦ気分が高揚して即観賞しました。

予想外に丁寧に作られています。
ＣＭの印象で、ご都合・力技・キャラ推しの内容だと思い、面白けりゃ○的な悪ノリを懸念したのですが、杞憂に終わりました。
起承転結ある物語に、コメディ要素が練り込んでいるものだから、観賞中は抜群の安定感があるんですよ。

シリアス過ぎない物語が、肩の力を抜いて堪能出来ます。
重くは無いけど、軽すぎない…しかも伏線もちりばめて、回収しています。
ラストまで見逃せません。

一見するとキャラが濃く疲れそうですが、見せ場やアクの強さは、基本に忠実程度です。
むしろ、キャラを活かしきれていないという見方が大きいです。
しかし私は、物語に沿って行動が一致して行く過程に尺を費やした事に、好感を持ちました。
まぁ多少のご都合は、許容範囲という事で。

音楽もノリノリで、４０代の人は涙が止まらないと思います。
作品とマッチしていますし、使い方もオシャレです。

個人的には、最初のタイトル表示とラストバトルがストライクでした。

『手法古っ！』
『それ今かっ！？』

…よく考えると両方とも伏線があるんですよね。
そこかしこに、作品への愛情が込められているのが分かります。
ＣＭで損をして欲しくないですね、観賞者にも作品にも。

ウガチャカ♪ウガチャカ♪したい人にオススメです。

ガーディアンズ オブ ギャラクシー・・・？
全く日本に馴染みもなく、情報なく単なる マーベル映画として見に行った。
結果は、めっちゃ面白い！！！！
映像もさることながら・・・各々のキャラクターが抜群！！！
アライグマ、巨木野郎、緑おんな、入れ墨男・・・あと、普通のやつ。
このバラバラ感が 最後には なんと！！！
笑いあり、感動ありで 最高のエンターテイメント！！！！ いゃー！続編も早よ見たい！

せずに観に行ったのが正解。まさかのベニチオデルトロが出てたとは。しかもラストのラストにまで。それだけでも観に行き大正解。木が芽生えてたし☆可愛いかった☆

タイトル画面が最高にカッコ良くて、後はキャラクターに身を任せて大冒険。細かい事はどうでも良くてキャラクターが強かったらストーリー何か二の次なんだなと勉強になった。未来や宇宙と古い曲って凄く合うという発明。とにかくみんな魅力的で迫力満点、笑いうり涙ありの大作映画でした。これがハリウッド映画か！

本日4回目鑑賞！
興奮、笑い、悲しみ、感動が交互に訪れ、何回見ても全く飽きないです。
何か大事なモノを失った経験があり、家族や友人の存在で立ち直れた人は
きっと共感&感動するはず。

面白かった！ストーリーも難しくなくて単純に楽しめるわ。サントラがとても懐かしくて良かった。音楽と映像も合ってるしね。マーベル映画だけど、他の作品との絡みがありそうな予感するわ、楽しみ♪

MARVELのマイナーキャラを集合させた作品とのことだが、けっこう出来は良かったと思う。全編を通して古き良きアメリカン・ポップスが流れ、映画の展開のテンポアップを助けていて、観ていて時間が短く感じられた。声の出演のみのヴィン・ディーゼルや、ちょい役で出演しているヴェニチオ・デル・トロなど、キャスティングも楽しめた。

２０年前だったら好みだったろうな。　アライクマ君がいなかったら寝ていたかも。主人公が最もキャラ薄い気がした。

先に明言しておきます。
確かに☆５つけました。
タイトルはそれ故、と言ったところです。
とりあえずミスではありません。

公開日に観に行きました。まださほど国内で有名になってない時です。　印象ですが、色々な魅力が詰め込まれ過ぎてる。です。　でもフルに発揮するだけの時間が足りてない。「良い意味で残念」な作品だと思います。

例えるならフルコースのような映画です。
おいしい料理がどんどん出てくるのですが、出てくるのは常に違う種類の料理で、１品目についてのおかわりがほとんどできないんです。

この、料理の部分を、演出やキャラなど、映画の醍醐味的な要素に置き換えていただければある程度納得できると思います。

具体的には、
「終盤戦あたりでもう少し冒頭のノリを見せてくれよ！」　　だったり
「主人公のアクション方面の活躍もう少し見たかったのに！」　ですね。
この「もう少し」の部分がキモですね。足りないんですよ。質でなく、量が。一要素についての。
だから人によってはコレを何度も観に行きたくなる魅力とも言うでしょうし、物足りないとも取れます。
コレのおかげで作品のバランスが成り立っているという見方もできますが。

まぁ要するに素晴らしい作品なんです。
この作品に全体を通してそれだけ求めさせるだけの質と魅力があり、もっと、もっと面白がらせてくれるだろうという可能性を感じられるからこそ、故に、上記のような欲が出てしまい、結果、勝手に期待して勝手に裏切られて勝手に残念に思う。という感じです。

一見の価値アリです！！