ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのレビュー・感想・評価
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宇宙が狭くさえ感じられる豪快ムービー
登場人物らの対立構造が少々ややこしいが、そこが面白味でもある本作。
追って、追われて、いがみ合って、助け合って。思いやって出し抜いて。
誰が味方で誰が敵なのか。
利害関係が複雑だからこそ丁々発止で皆、キャラが立っていて楽しい。
そんなキャラたちが我がまま全開で大活劇を繰り広げる。
ちょっと大げさかと思うくらいの演出に、インド映画テイストを感じてみたり。
全体を通してハイテク感はあれど、ノスタルジックに味付けされたユルさこそ病みつきになりそうで満足できた。
フィフスエレメントやスターウォーズや、それこそロシア映画の「ガーディアンズ」に、日本の超有名なアニメもちらほらと思い過らせながら観た本作。
ステイホームで狭いところでじっとしている今だからこそ、問答無用に縦横無尽の物語でスカッとしてみてはいかがだろうか。
何を観てたんだ!私は
私が最初に今作を観たのは封切当時の2014年10月14日
その時はあまりマーベルに関する知識もなく
町山智弘氏がおすすめしていたので観に行って
乗りが良くて楽しくて、音楽も良くて
あっという間でおもしろかった!ので
「あまり深く考えずに兎に角楽しく
観れば良いんじゃないかな〜
派手なアクション映画で頭空っぽにしよう!」
などと
アホなコメントしかできてませんでした。
どちらかと言うと二作目の「リミックス」の方が
印象に残ってましたが
一作目の本作を今回の再上映のタイミングで
ちゃんと見直したところ
前回、私は何を観てたんだ!このボンクラ!!
と自分で自分を殴ってやりたい(笑)
もっとしっかりと中身のつまった作品です。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
口が悪くて、負けん気が強くて、どこまでも喰えない
アライグマ姿のロケット・ラクーン。
私がこの映画の中の一番好きなキャラクターです。
そのロケットが、相棒のクルートには
全てをさらけ出し心から大事にしている。
それが伝わってくる描写がいたる所に散りばめられており
ロケットは遺伝子操作で自分の意思とは関係なく作り出され
その悲しみを埋めてくれたクルートとの関係。
泣きそうになるほどの絆。
切ないと同時に見ていて羨ましい!!
二作目の「リミックス」で明らかになる
ロード・スターの生い立ちも
実は今作の最初の方でポロっと語れてたり〜
ああ、見落としてた!!
そして女性主人公のガモーラと妹との確執も
「リミックス」に続くヒリヒリする痛さ!
みんなみんな、楽しくて乗りの良い作風の中に
ウエット過ぎないバランスで
大事な事が散りばめられており
よくできた映画だな〜〜と改めて感じました。
@おすすめ鑑賞方法は?
「この映画こそ映画館で観ましょう!
本当に音楽も最高、画面の綺麗さも最高!」
スターウォーズと同じくらい面白い
単品としてみるとスターウォーズと同じくらい面白いです(と思う)
あの音楽と終わり方はディズニー的でファミリー的でした。
だからどうてこともありませんけど。
クイルとガモーラの関係をもう少し丁寧に見せて欲しかった…。
『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を劇場公開時に鑑賞した後の本作、という、これはどうなのかといった感じの順番です。ただこれはこれで、本作を通じて『エンドゲーム』の答え合わせをする、という楽しみ方もできました。
本作の魅力の一つは、他のヒーロー達にはない「はみ出し感」ですね。主人公クイルですら、「スター・ロード」を名乗るものの、本人が思っているほどに知名度はない模様で、所属するラヴェンジャーズの中でもやや部外者扱いです。本作のマクガフィンであるオーブを探索する中で出会う仲間達も、それぞれ事情を抱えています。中でも囚人だったドラックスの振る舞いがやけにリアルで、面白かったです。ただ彼の、言葉の比喩を理解できないという特質は、字幕だと十分に表現し切れていないようでした。
もう一つの本作の魅力として、宇宙を股にかけたヒーロー映画に1970年代や80年代の楽曲を重ね合わせるという手法があります。その楽曲をクイルが手放せない切ない理由はもちろん、中盤の追跡劇で効果的な演出装置として機能している点も良かったです(仲間を危機に陥れるような主人公の行動自体はどうかと思いますが)。SFと懐メロの組み合わせならば、ティム・バートン監督の『マーズ・アタック!』でも、1950年代の楽曲を最終兵器として用いるという描写がありましたが、本作ほどこの異なった二つの要素を見事に統合した作品はこれまでなかったのでは、と思います。
なお、本作を始めとしたヒーロー映画全般の傾向ですが、使用する武器や技が作中で極端にパワーアップしてしまうので、画面を見る分には楽しいのですが、勝つか負けるかのスリルを感じにくくなります。物語上の必然性と言うよりも、CG技術を見せることが戦闘場面の目的になっているように思えるのです。本作でも、ラヴェンジャーズのリーダーであるヨンドゥが、多勢に無勢となった状況で、ほとんど反則技のような便利で強力な武器で敵を一掃する描写があります。こうした場面があると、作中の一般兵士や戦士達が、メインキャラクターを引き立てるための雑魚としか見えず、少し興ざめしてしまいます。もっともこうしたヒーロー映画の作り方への問いかけがあったために、その一つの回答として、『ローグ・ワン』のような作品が作られたのでしょうね。
観ないと損するくらいの面白さ!
王道といえば王道なSFアクションコメディー。キャラクター全て愛せるツボがあって、ドコかハートフル。1人で観ても、家族で観ても、友達とでも恋人とでも絶対に外さない良い作品でした。個人的にはヨンドゥにハートを鷲掴みされました。
今、一部の映画館で MARVEL作品が特別料金でやっていて せっか...
今、一部の映画館で
MARVEL作品が特別料金でやっていて
せっかくなので観てきました
(宇宙ものは絶対スクリーンで観たいのです)
リミックスの方は公開当時に観てて
グルートのポジションが何故あんなに高いのか?
不思議だったんだけどやっと分かりました
たまにポカやっちゃうけど、ある意味一番つよいのかも
ピーターのカセットの選曲の年代も
どおりで、ちょうどいい懐かしさ
ロケットのシュールな笑いもツボ(๑´ㅂ`๑)𐤔𐤔
散りばめられる、銀河の伏線。
エンドゲームまでの(厳密にはFFHまで)、
インフィニティ・サーガを全て見終わった後での
復習としての鑑賞。
コロナ後の映画館の計らいで、
スクリーンにアベンジャーズが帰ってくるということで、
こちらを映画館では観たことがない上、
非常に大事な作品なので、鑑賞。
私が本作を最初に観た当時は、
正直内容もはっきり覚えていないというか、
分からない箇所が多かったのだと思う。
それが今観たら、こんなに重厚な内容だったのかと。
オープンニング部の映画史上最高傑作とも噂される、
ピーターのソロダンスタイム。
これを観に来たといっても過言では無い。
そして、エンドゲームの余韻も味わえる。
インフィニティストーンとして、非常に使い勝手が良く、
かのサノスもメイン使いしていた
パワーストーンであるオーブ。
初見ではあまり良くわからなかったのだが、
改めるとその凶暴さや、綿密な脚本が感じられる。
物語は実は単調でそのオーブを巡るサーガに
クイル率いる守護団が巻き込まれていくかと思いきや、
クイル自身の出生にも迫っていくというストーリー。
一見無駄な要素である、ピーターの音楽好きという点も、
物語に深みを与えてくれる重要な役割をテンポとして昇華させている。
また余談だが、久しぶりにこの一作目を見たら、
クリスプラットがかなり痩せてるなと感じた。
この後の各映画よりも、それぞれのキャラクターに
深いところまで、スポットを与えてくれるので、
今のタイミングで見られて本当に良かった。
最後にアペンディクスとして、
自分が行った映画館の当上映帯には、
観客が私含めて2人だけで、かなり贅沢な使い方が出来た。
本作品は音楽が非常に重要な役目を果たすので、
周りをそこまで気にせず楽しめて、
かなりLTVが高い鑑賞が出来た。
王道激アツSFアクション大作
色んな人から「面白い」と勧められていた今作。ようやく鑑賞することができました。
作品に関する事前知識はほとんどない状態での鑑賞です。
結論から言えば、めちゃくちゃ面白かった!アベンジャーズを作ったマーベルだけあってアクションシーンの映像は間違いないクオリティでしたし、キャラクター達も皆個性があって魅力的。登場人物の背景もしっかり描かれていて感情移入できるし、ストーリーも王道で熱い展開で面白い。
ただ、悪い点も少なからずあります。
実は、私個人としては今作のような「スペースオペラ映画」は苦手です。惑星の名前とか国の名前とかキャラクターの名前とか未来のテクノロジーとか、覚えないといけない固有名詞がたくさん出てきて鬱陶しいからなんです。今作の場合も「テラ星人」「ザンダー星」「ノバ軍」「惑星モラグ」「キルン刑務所」「ノーウェア」等々・・・。挙げればきりがないくらいの固有名詞が登場します。もちろんいずれも登場させる必要性があるので「出すな」と言うわけではないのですが、映画序盤に矢継ぎ早に初耳の固有名詞が登場するので頭が混乱します。
しかしSF固有名詞がバンバン登場するのも序盤の30分くらい。その後は新しい単語が出てくる頻度は下がり、私の混乱も収まっていきます。
スペース..オペ...Space POPs..!?
久々、二度目の鑑賞でやっと本作の面白さと"Vol.2"も素晴らしかったって、素直に思えるように!?
チームを組むまでの過程やそれぞれの濃いキャラ設定などオチも含めて斬新に思える演出描写や、いわゆる懐メロ?知らない人には新鮮な音楽のチョイスも抜群に、笑えたり感動もありな老若男女全ての人が楽しめるのは間違いナシ。
とにかく子供が観たらどれだけの興奮度で楽しめて、映画を好きになる確率のレベルも上がりマクりで、これだけ大人が盛り上がるのだから、面白過ぎてしようがないだろう子供なんて。
自分が子供の頃にTVで「スター・ウォーズ」が頻繁に放映され、確かに映画好きになる一因にもなったが、残念ながらリアルタイム世代でもなく、本作を映画館で観れる小学生や連れて行く親のセンスも含めて羨ましい限りで。
宇宙モノやアクション娯楽大作を基本的にスルーしてしまう自分、MCU作品群すら興味も惹かれずに未鑑賞ではあるが面白いじゃねぇか!と、子供心を取り戻したような感覚を。
"サノス"に興味津々な今日この頃!??
悪に宿る美
ならず者はカッコ良さと底知れぬ悲しさを孕んでいる
彼らは過去に何某かのトラウマを抱えている
そしてそれがエネルギーとなり、失うもののない圧倒的強さを誇る
それが正義と同じ方向を向いた時、誰よりも頼れる悪党となる
We are groooot
3作目が楽しみです。
今日は“ヒーローの日”らしいのでレビューしていなかったこの作品をチョイスしてみました。
世間からはみ出した、どちらかと言えばダメ人間的なキャラクターたちが喧嘩をしながらも最終的には力を合わせて悪に立ち向かう-そんな王道的な展開でしたが、それぞれに過去に対する想いはあるものの、それがシリアスになり過ぎず、涙あり笑いありのエンターテイメントとしての要所をしっかりと抑えていたので、それが鑑賞後に爽快感をもたらせてくれたような気がします。
ただ残念だったのは、使われていた音楽の一部を知らなかった事かなぁ。
使われていた曲を知っていたら、もっと楽しめたでしょうね。
しかし、映像は素晴らしいものでしたし、こういうふうに何も考えずに楽しめる娯楽作品って良いですよね。
それにしても、分かっているつもりではありましたが、今時の映画における技術の凄さを改めて思い知らされますよね。
こういう作品こそ映画館の大画面で観るべきですね。
ジェームズ・ガン監督、勝手にそれなりの経験があるのだと思っていましたが、この作品の前まではB級作品が多く、このような大作は初めてだったんですね。
そんな感じには思えないくらい良い出来でしたよね。
話によるとジェームズ・ガン監督、宮崎駿監督のファンらしいですし(グリートが少女に花を渡すシーンは天空の城ラピュタのワンシーンそのものでしたね)“スーパー!”も結構好きなですし、これからが楽しみな監督ですね。
そう言えば、最初観た時、グリートをヴィン・ディーゼルが、ロケットをブラッドリー・クーパーが担当している事に最後まで気付きませんでした(;^_^A
途中から作業用BGMにした
吹き替え声優がゴミ
Y寺死ぬほど嫌いなんだよね
アライグマはまだ頑張ってたけど木・・・
俳優は黙って演技してりゃいいんだよ、声の仕事は声優にやらせとけ
あと醜形恐怖症だから人間の体型で化け物化したのを見るのは無理
脱獄する所とか最後の「私”たち”は」って下りは面白かったけどなー
このレベルならスターウォーズ見てたほうが良い
私はグルート
宇宙が舞台。
キャラは多いがそれぞれに見せ場有り。
他単独作品とは一味違うユニークな表現が最高。
全員で一つのヒーローという感じが良い。
・オーブ初登場。
・初めて無限の石の説明。
・初めてサノスの全身姿。
・冒頭のダンス
・たまんねぇぜ
・アイアムグルート
・最後のダンスバトル
・オーブに耐えれた理由…
エンドロール後
コレクターの場所にハワードザダックがいる
ストーリーが予想外に壮大になり過ぎじゃない?
ストーリーが予想外に壮大になり過ぎじゃない?
アベンジャーズの一連のシリーズに組み込まれている作品と言うことで鑑賞した。正直何を伝えたいのかイマイチ理解出来てないけれど観ていて不快な思いはしなかった。これがどうやってアベンジャーズに繋がるのか楽しみ。以降の関連作品を観ると評価が変わりそうな予感は有り。
mcu嫌いな人にも見てもらいたい面白い映画!
アベンジャーズ・MUC作品を観たことがない人でも大丈夫、MCUシリーズは好きじゃないという人もチャレンジしてもらいたい作品。独特なビジュアルとユーモアに溢れたキャラクター達と、音楽の組み合わせが最高なスペースオペラです。
公開当時のCMが、アライグマ(ロケット)がしゃべる!かわいい!的に宣伝しており、TEDの二番煎じか?何だか面白くなさそ…と食わず嫌いしていたのを後悔。
スターウォーズみたいな新しい世界観が構築されているのがすごいなと思う。キャラクターのビジュアルが独特で、ぱっと見だと魅力的に見えないんだけど、個性が強すぎ&描き方見せ方が上手いのですぐに引き込まれます。
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