ウォルト・ディズニーの約束のレビュー・感想・評価
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邦題を考えた人間の顔が見たい
とにかく、タイトルと内容が一致しなさ過ぎて意味が分からなかった。
事前の予備知識なく見に行って、ウォルト・ディズニーの話だと思い込んで見ていたから、話の中盤まで全く意味不明の映画だった。
現在と過去を交互に進めて話をまとめる手法だけど、同一人物なのに名前が違うから余計に分かりにくい。
そこを感動に使いたかったのかもしれないけど、伏線多過ぎて全員気付くレベル。
ウォルト・ディズニーは完全に第三者!
あと、メリーポピンズのあらすじくらいは把握してから見るべき作品。
せめて、タイトルが「バンクスと父」とかなら、予備知識なくても話についていけたと思います。
本当に、邦題を考えた人間のせいで、作品が台無しです。
メリーポピンズを見たことある人と、無い人は、感想も全く違うと思う。
バックステージものは、それだけでポイント高し。
ディズニーのミュージカル「メリー・ポピンズ」(ロバート・リチャードソン監督)の製作の裏話を描いたドラマ。
パメラ・トラバース(エマ・トンプソン)は20年がかりで映画化を申し入れてくるウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)をうっとうしいと思いながら、映画化を断わるつもりでハリウッドに出かける。
パメラは見かけは相当の偏屈で、他人と相入れないものをもっている。
この偏屈ぶりを、エマ・トンプソンがギリギリの線で演じている。イヤな女寸前だ。
ハリウッドで専属運転手となるラルフ(ポール・ジアマッティ)が娘の話をしたとき、自分がとんでもない失言をしたことに気づく。
このシーンは涙なしには観られない。
「メリー・ポピンズ」という物語が、自分と父親(コリン・ファレル)のことを語っているので、パメラの子どもの頃の話が出てくる。
ジョン・リー・ハンコック監督は手際よく見せていくのだが、この構成は僕の好みではない。かといってセリフで説明できるようなものでもない。難しいところである。
エンドロールで、録音テープが流れるが、ぜひ本物であってほしい。
映画「メリー・ポピンズ」は歩み寄りの産物だった
渋々ハリウッド入りしたトラヴァースがホテルの部屋に入ったシーンが笑える。
誰もが子供に戻ることを歓ぶと信じて疑わないウォルト・ディズニーと、子供時代の苦い思い出を足枷に生きてきたトラヴァースでは水と油、根本的に合うはずがないことが、このシーンだけで観る者に伝わる。
ミュージカル化を嫌い、アニメの挿入を拒むのは、そもそも彼女にとって「メリー・ポピンズ」が神聖なものだからだ。誰にも踏み込んでほしくないし、作者の真の意も汲まず茶化すなどもってのほか。
このトラヴァースの役、最初はメリル・ストリープだったらしい。彼女は好きな女優のひとりだが、これはエマ・トンプソンになってよかったと思う。もしメリル・ストリープが演じていたら、映画化を拒否する喋り方が、もっと理屈っぽく押し付けがましく聞こえたかもしれない。
エンドロール中に貴重なテープを聴くことができるが、トラヴァース本人の肉声とエマ・トンプソンの「No,no,no…」がそっくりだ。
トム・ハンクスも、若作りを狙ってか、それともウォルトの気さくさを出すためか、目尻を吊り上げたメイクで健闘。
けれども、この作品一番の立役者はコリン・ファレルだろう。酒に溺れる父親だが、幼いトラヴァースに想像する楽しさを植え付ける貴重な存在で、社会的なダメぶりと夢見る繊細さの両面を熱演。
この作品を観ると「メリー・ポピンズ」の見方が変わりそうだ。
タイトルに意味はあるのかな?
タイトルだけ見るとディズニーの自伝的映画かなと思ってましたが実際にみてみるとメリーポピンズの映画制作秘話で原作者のトラウマを描いた作品
映像も綺麗で泣ける作品
だけどこれが本当ならディズニーは凄く嫌な奴(20年待ったというわりには本名知らないし、主役は髭付けてるし、ペンギンの件は騙してたし、試写会には呼ばないし)
偏屈に寄り添う姿勢。
久しぶりに鼻水を垂らしてオイオイ泣いてしまった。
偏屈人間が登場する作品が大好きな私も偏屈女だが、
この原作者のトラヴァースはさらに輪をかけた大偏屈人間!
しかし共感してしまった、ウォルトと彼女の共通点には…。
「メリー・ポピンズ」は有名な物語だが、原作は読んでいない。
何度か観た映画版の方では、出演者の裏話の方が有名で、
このタイトルを聞くと決まってそっちを思い出してしまう。
主役を演じ見事アカデミー賞を獲得したJ・アンドリュース、
彼女の初めての映画出演となった作品だが、実はその前に
舞台「マイ・フェア・レディ」で大成功を収めた彼女が映画版の
方にも当然イライザ役でオファーされるものと思われていた。
が、映画女優としては無名の彼女に代わりO・ヘプバーンが
その座を得た。むろん歌声は吹き替えられての公開となった
ことに対し彼女の失意は治まらず、やっとこの作品で彼女は
美声と共に堂々ハリウッド・デビューし、面目躍如を果たす。
何か因縁の復讐のように思えて仕方なかった作品なのだが、
初めて観た時「これがディズニー映画?」という違和感もあった。
その理由が本作で解き明かされるのだが。。。
少女時代の父親との過去を、トラウマに抱えたまま生きてきた
トラヴァース。原題「バンクス氏を救え」←まさにこの通り!と
思うほど家族愛の複雑さに傷つきながら生きてきた人だった。
心優しい父親は悪くいえば飲んだくれの銀行家で、母親は常に
ヒステリック、長女のギンティ(=トラヴァース)は家族の悲劇を
受け止めながら大人にならなければいけなかった存在だった。
大好きな父親をモデルに描いた物語を商業主義?の会社に
絶対に売り渡したくなかったのだ。何が魔法だ、何がアニメだと
一から十までこの偏屈作家はケチをつけ続ける。夢や魔法で
人間を幸せにしようだなんて、ふざけんじゃないわよ!バカ!
みたいなもんだったのだろうと思う^^;なんとなく分かるのだ。
しかしここからの、ウォルトの巻き返しが凄い。
ウォルトの人生もそう明るいものではなかった。ファンタジー王国
を築いた男の半生だって夢や希望に溢れた子供時代ではない。
思うに○○ランドなんていうものを作る人々には、幸せなんて
無縁の世知辛い世界が横たわっていて、だからこそ夢や魔法や
豊かさでいっぱいの楽園地を作ろうとするんじゃないだろうか。
(かのマイケルだってそう、子供時代がなかったんだもんね)
トラヴァースとウォルトの場合、表向きの表現姿勢は違うものの、
根っこの辺りで繋がっているような気がするのは私だけだろうか。
味わった辛さを何でどう表現するかの違いだけのような気がする。
(凧をあげよう、で歌い踊る彼女を見れば分かる)
トラヴァースを訪ね、説得を続けるウォルト。何度、断られても
絶対に諦めないこの姿勢も裏を返せば彼女の頑固とよく似ている。
結果、無事に製作・完成にこぎ着けた「メリー・ポピンズ」だが、
あれほど商業主義に異を唱えたトラヴァースが、涙をボロボロ
流して作品を観ていた姿が印象的。諸手をあげて抱きしめたい、
お互い素直になりたい、仲良くなりたい、本音で語り合いたい、
理解し合うにはここまで時間をかける必要がある人間だっている。
運転手のラルフが、いいお手本を見せてくれた。
いつも彼女を見守り優しく寄り添う姿勢が父親とソックリである。
幾度もダメ出しされたシャーマン兄弟が繰り出す音楽も素晴らしい。
エンディングは必聴。きちんと保管されてたのね(爆)
(エマもトムも最高の演技。コリンもハマり役。そしてギンティは◎)
メリーポピンズにこんな物語があったなんて…
「メリーポピンズ」は、はっきり言って面白いとは思わなかった。ただ、楽しい映画だと感じたことは覚えている。
しかし、この映画を見ると何故かメリーポピンズをもう一度見たくなった。
是非メリーポピンズを見てから鑑賞してください。
トム・ハンクスの演技も必見です!
中盤から!
ストーリーの初めは、淡々とストーリーが続いていくので、眠くなってしまったのが、正直。でも途中から主人公が変わっていく有様が、上手くストーリーの中から心境とともに感じ取れて行きます。心温まる物語でした。
可哀想なトラヴァース
メリーポピンズの作者、トラヴァースは気難しい女性だけれども、悲しい過去に囚われていて、可哀そうな人だった。
ウォルトディズニーと出逢って、新しい人生を開けて良かったと思う。
運転手のラルフの存在がとっても良かったし、彼と友だちになれて良かった。
トラヴァースの父親は家族を守ろうという気持ちはものすごくあるのに、それが仕事に繋がらなかったのが悲しい・・・
その事で幼いトラヴァースの心に深い傷を残してしまったのも、すごく悲しい。
お互いにすごく想い合っているのに・・・
感動!!
小さな頃から大好きで何度も何度も見たメリーポピンズの制作の裏にはこんな色んな事があったんだなー!って感動!
メリーポピンズの映画は、子供の頃はメリーポピンズの起こす奇跡に心奪われるけど、大人になってからは親子の絆とかいろんな深いところに気づく、いくつになっても楽しめる映画。
それを書いてくれた、原作者と必死の思いで映画にしてくれたウォルトディズニーの裏側が見れてとても面白い映画でした。
この映画を見ると、メリーポピンズの曲って本当にいい曲ばかりだなって思った。
また、メリーポピンズを見直そう!!!
原作と映画の内容を覚えてないと
邦題は「ウォルトディズニーの約束」だが、原題は「Saved Mr.Banks」 なので、作品の内容にはMr.Banksがかなり重要なキーマンである。
メリーポピンズの話を覚えてないとわからないところが結構あり、映画も原作も読んだが、どちらもかなり前であまり覚えていなかったので、この映画の深い意味での納得はできなかった。観る前に予習は必須かも。
エマトンプソンとトムハンクス、脇を固める役者も上手い人ばかりで素晴らしいので、それだけでも観る価値はある。
可もなく不可もなく?
端的に言うとディズニーのプロパガンタかも知れない…。
映画.comのあらすじを読むと、なるほどそういう話かと理解はできるけど、ちょっとわかりづらかったかも…。
ネタとなっているメアリー・ポピンズもよく知らないので、なおさら入り込めなかった感がある。
初めて映画館で泣いてしまいました。
LIFE!が見たかったのですが時間が合わず、しょうがなくこの映画を見たのですがこちらを鑑賞できて本当によかったです。
ワンシーンワンシーンを思い出すたび涙が出てきそうになります。
本当に心から感動できた作品です。
間間で挟まれる歌もとても良くて、思わず口ずさんでしまうような感じでした。
最後、泣きながらメリーポピンズを見るシーンで思わずわたしも泣いてしまいました。
本当によかったです
もう一度お金を払って映画館で見たいと思っています
わたしが言うのもなんですが、もっと評価されるべきだと思います。
思いがけず良い映画に出会いました
メリーポピンズ制作の裏話の映画、くらいにしか思っていなかったため、想像以上に感情を揺さぶられ、面食らいました。
メリーポピンズを見たことも、原作を読んだこともないのですが、パメラ・トラバースという人の人生そのものがこの映画の主題になっているため、「?」となることはありませんでした。
この地球にはたくさんの人間が居て、街を歩く人々は皆幸せそうに見えるけれど、人はそれぞれいろいろな背景を抱えて生きている。
皆、めったに口にはしないけれど。
パメラのお父様はきっと、男として、父としての自分の理想像と、現実のギャップに苦しんでいたのだろうと思いました。パメラはそれを知っていたから余計にやるせなく、無慈悲な現実へ失望し、心を閉ざしたのでしょう。
この映画を観て涙した人は、パメラがメリーポピンズの試写会で完成した映画を観ながら子供のように泣きじゃくるシーンを観て、自分自身も救われたような気持ちになったのではないでしょうか。「バンクス氏は大丈夫。」映画の中でお父様が救われることによって、パメラの中で延々と渦巻いていた過去の記憶が昇華された。創造(クリエイト)によって人を救えるってすごいことです。
とても素晴らしい映画で、劇場で観て良かったと心から思いました。過去と現在がテンポよく入り交じるため、息を吐く暇もなく、物語にぐいぐい引き込まれました。この豪快なリズム感はディズニーひいてはハリウッド映画独特のもの。また、パメラの心情が徐々に変化する様子の描写は、少しでも不自然さを感じさせると一気にしらけてしまうと思うのですが、無理なく自然に描かれていました。さすが、の一言です。
まずはメリーポピンズを観てから…
原題のSaving Mr. Banks が示すとおり、これはメリーポピンズの原作者であるP.L.トラヴァースの複雑な心情を描いた作品。
ウォルトはストーリーラインを際立たせる役どころ。
エマ・トンプソンがトラヴァースを見事に演じきっている秀逸な作品。
もちろんメリーポピンズを観てからの鑑賞をお勧めする。
自然と涙がながれました
ディズニー好きの私。タイトルから絶対見なくては!と思って見ましたが、ディズニーとは関係なく見る人の心を温かくしてくれる作品でした。
トラバース夫人の心をゆっくりとかしていく運転手のラルフがとても素敵です…>_<…
いくつのシーンで涙したかわかりません。
とはいえメリーポピンズの曲を歌うシーンやディズニーランドのシーン、ウォルトのオフィスのシーンなどディズニーの世界もちゃんと満喫でき、ファンとしても大満足でした(^O^)/
良かった〜^_^
エマ•トンプソン…演技が素晴らしい〜(^ ^)
過去との対比も良い感じで、時間を忘れさせる映画…コリン •ファレルの駄目親父の演技も一品…トム•ハンクスの演技は相変わらず素晴らしい…エンドロールは最後まで見て欲しい…( ^ω^ )
内容、演技、共に良かったです。
かなり脚色されてるのでは?と思っていましたが、映画ラストのオマケシーンを見て、「おお、実話なんだ。」と思いました。
これといって盛り上がるシーンは無いものの、ストーリー展開が良く、面白かったです。
周りに居る頑固な人、こだわりを持っている人を、時にうっとおしい、迷惑な人だと思うことがあると思いますが、今回の話のように、その人にとって譲れないもの、守りたいもの、心に抱えているものがあるのかもしれないなぁと思いました。
メリーポピンズは、小さい時に見たっきりで、あまり覚えてません。今度、ゆっくり見直したいと思っています。
素晴らしい映画。
何と言っても出演者の演技が素晴らしい。
エマ・トンプソンとトム・ハンクス。この2人は本当にすごい。
メリーポピンズは見たことが無いけれど、見ていればまた違った方向からみることができたのかも。
でも本当にいい映画に出会えて幸せです。
エンドロールもオスメス。本編だけじゃ無く最後まで見て!
感動
メリーポピンズを見ていませんでしたが、とても感動しました!
上映中、不覚にも泣いてしまいましたが、お涙ちょうだいという感じはなく、自然に涙が溢れてきます。
また、楽しいシーンや笑える部分も多くて飽きずに最後まで楽しめます。
メリーポピンズを見たという方はもちろん楽しめますし、見ていない方もメリーポピンズを見たくなってしまう作品です。気になっているなら、見た方が良いですよ!
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