ウォルト・ディズニーの約束のレビュー・感想・評価
全120件中、21~40件目を表示
米ウォルト・ディズニーが、自社の映画製作の裏側を初めて描いた作品で...
米ウォルト・ディズニーが、自社の映画製作の裏側を初めて描いた作品で、1964年の名作ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」の製作秘話をトム・ハンクス&エマ・トンプソン主演で映画化した。
家族愛に満ちた作品。
元々タイトルから、最も敬愛するウォルト・ディズニー氏の伝記のような映画かと思って鑑賞したが、どちらかといえば「メリーポピンズ」の作者であるトラヴァースさんのお話だった。
彼女は幼い頃の辛くも幸せな家庭環境に囚われ続けている。
愛する父親の脆く崩れていく姿や、母親の弱く感情的な姿を、長女は見続けているのだった。
間違えてはいけないのは、彼女は最後まで父親を愛していたのだ。
決して恨んでなんかはいない。
ただ、愛する父親を助けて欲しかった。
かくいうウォルトも、実は似たような境遇だったというのが驚きだったが、そんな彼だからこそ、偏屈な彼女の心を動かせたのだなと、そこにある奇跡と必然に、心を打たれた。
最後の完成披露試写会に、何故ウォルトはトラヴァースを呼ばなかったんだろう?
そこが自分の中でまだいまいちしっくり来ていない。
ただ、ラストのメリーポピンズを鑑賞しながら号泣するトラヴァースを見て、自分も泣いてしまった。
大好きなお父さんはやっと救われたんだね。
ディズニーによって。
後やはり日本版のタイトルには違和感が有る。
これじゃあまるで、トラヴァースが嫌いなお金儲け映画だと思ってしまうではないか。
それでも、この映画には罪はないので評価には関係していない。
途中辛い過去のシーンで自分の心も暗くなってしまったものの、最終的には幸せな気持ちにさせてくれるのは、さすがディズニーだと思った。
もう数十年したら、また観たいと思える映画だった。
一番好きな映画
ここ数年で一番好きな映画だと思う。
映画館で最初に見た時も、大号泣に近い泣きっぷり。映画館ガラガラで本当によかった。
原作ファンで、メアリーがペンギンがアニメで踊るなんてって、トラヴァースさんに大賛成派なので彼女のワガママにも納得。エマ・トンプソンのおでこのシワもすごいいい。雰囲気出てる。
この映画見て、そのあと2作のメリー・ポピンズの映画をみるとどちらも「メリーが救いに来たのは、バンクス家のお父さんなんだ」って思える。
邦題の「ウォルト・ディズニーの約束」は変なタイトル。この作品ではディズニーは口先三寸の興行師で、あんまりいい人の感じしない。良い人っぽく持っていこうとしてるけど、イヤなやつ。
You need to forgive other girl. 名作の誕生秘話
言うまでもない名作映画「メリー・ポピンズ」の制作に至るまでの作品です。いやー、面白かったです。
原作者のPLトラバースが偏屈過ぎだったのですが、だんだんと作り手の情熱や作品を理解して「Let 's go fly a kite」で一緒に踊り始めた時にはジンっときて涙が溢れました。あの足でリズムを取り始める所が良いんですよね。
もうホント偏屈なパメラをエマ・トンプソンが熱演しています。上映会で感動してても、「ペンギンのアニメが酷すぎだから泣いてる」とか言っちゃうし!トム・ハンクスも大きくなっても何処かしら子供心を持っているウォルト・ディズニーを見事に演じてましたし、運転手のラルフを演じたポール・ジアマッティも良かった。そしてそしてコリン・ファレル!下手すれば今まで観たコリン・ファレルで一番良かったかもしれません。
「メリー・ポピンズ」は古い映画ですが大好きな作品で何度となく観ているので、エリー叔母さんが来てからの行動やセリフがそのまま「メリー・ポピンズ」をなぞってあったのが観てて楽しかったです。
色んな現場の苦労があってこそ、半世紀たっても残っている名作が産まれ、今も楽しめているんだなぁっと思って当時頑張って作ってくれた方々に感謝でした。
現実的
メリーポピンズについて、前準備が無かったのであまり入り込めなかった…。
あと、ウォルトディズニーってこんな人だったのかな?となんとなく思った。
現実の難しさを描いていて、大人向けのディズニー映画だと思う。
期待通り!
トムハンクスがウォルト・ディズニー役なんて絶対最高じゃん!と思って見たけど、やっぱり最高だった!
というか、エマトンプソン演じるメリーポピンズの生みの親パメラとコリンファース演じる最愛の父とのやりとりが最高。
そして切ない。
お父さんが娘の感性をとても大切にしているのが本当に素敵だなって思う。
ラストも好き。
おススメです。
これだけ意固地で嫌味な主人公はディズニー映画には珍しい。 ただそれ...
これだけ意固地で嫌味な主人公はディズニー映画には珍しい。
ただそれすらも洗い流してしまうくらい物作りというものは素晴らしく、やり甲斐のあることなんだと教えられた。
メリーポピンズ作成秘話
相当手強い頑固叔母さんだと思ったら、まさかのメリーポピンズの原作者でした。
あの可愛らしい夢のある作品とは正反対のお堅い女性。
原作のイメージを大切にするため、ちょっとした制作変更にも激怒の嵐…。
何故彼女はそんなにもこだわりを持っていたのか?
そこには、幼少期の父との思い出が影響していました。
銀行員だった父が酒に溺れ、家庭がどんどん崩壊してゆく中、幼い少女は、家族の幸せを見つけようと必死でした。
そんな中、家庭崩壊の危機を救ってくれたのがメリーポピンズのような素敵な女性の存在でした。
あのメリーポピンズには、大好きだった父との思い出と、家庭を救ってくれた給仕の女性が描かれていたのですね。
風の強い日、彼女が傘を持って飛んでくる映像が、今でも脳裏に焼き付いています。
まさに救世主ですね!
バンクス氏を救え
これを見てしまうと、メリー・ポピンズよりも美しい景色を見てしまったような気持ちになる。
やはり空想よりも、現実味のあるストーリーが個人的に好きな私には、こちらの映画の方が合っているようだ。
日本語版タイトルよりも英語版タイトル(確かSaving Mr. Banksだった気がする)の方が好み。
エマ・トンプソンの演技も好きだ。
さすがディズニー
トムハンクス!エマトンプソン!
このふたりではずれなわけがない。
そしてウォルトディズニー!ということで
私得な映画でした。
メリーポピンズも素敵で楽しい映画で好きだったけど
原作者の事は全くしらんかった。
こんなにうざいおばさんだったなんてっ…!笑
でもその態度にはいろんな理由があって
過去のシーンは少しつらかった。
トラヴァース夫人がウォルトに映画化を承諾したのは
ウォルトがひとりの父だったからなんかなあって思いました。
だって最後映画みながら出来が悪くて泣いてるし(笑
個人的に運転手さんとのシーンがすごくぐっときた。
トラヴァース夫人がただのクレイマーじゃないってことが
一番わかりやすく描かれているシーンかと。
なんせトムハンクスのウォルトが!
もうウォルトにしかみえなかったよ。
全体を通して良くできている
メリーポピンズを観たことがないので、観る順番を間違えたか、と少し思った。とくに文句もなく、全体を通して良くできている映画だと思います。
制作者のエゴがない、誰でもすんなり受け入れられる映画でしょう。バランスが取れている、客観的に作品を構築できている、そんな感じです。
メリーポピンズもそのうち観てみようかと思います。
そもそもメリー・ポピンズを知らない。 なのでバンクス氏がどう描かれ...
そもそもメリー・ポピンズを知らない。
なのでバンクス氏がどう描かれているのか全くわからない。
この映画の面白さも全然伝わってこなかった。
タフ!ネゴシエーター。・゜・(ノД`)・゜・。
俺は食わず嫌いを軽蔑する。
要は『過去に食べた事の有る食材(もしくは過去に食べた料理)が嫌いだから、このお皿の上の物もそうなのだろう?
だから箸さえつけずに突っ返す!』て奴だ。
そんな人間はクソだ!
確かに、過去がそうなら今回もその可能性が高いだろう?
だからと言って?
そうで無いかもしれない未来】を棒に振る!〜なんてのは、狂気の沙汰だ!
〜〜〜
で?
そんな事言いながら、俺には『映画/食わず嫌い』が多い(爆笑)♬
当然。上記の理屈で言うなら〜
あなたが言うから嫌いな食材食べた→でもやっぱり不味かった!て可能性も、世の中低くは無い。
そうなのだ。。。
だからこそ俺は?
創作であり、非現実で有る映画には、徹底した『想像の産物なのだ!想像の産物たれ!』と創作らしい非現実な要素を望む。
いや、徹底的に要求する!と言って良いだろう。
・非現実な設定
・非現実な映像
・非現実な展開
・非現実なハッピーエンド
そして〜
・現実的に本編中身は110分以内!!!
メラニーロランのオーケストラ!やチキンとプラムやストロベリーショートケイクスみたく〜
鑑賞に堪えない映画てのが有る。
いや、言葉が悪いな?
正式には?
『伏線張りすぎ?ラスト10分の感動/の為に、膨大なフリを要する映画』←に、俺が付いて行くのが大変だった!て、表現になるのか?
前置き長くなったが、本作には嫌な奴しか出て来ない。
みんなだ。。。
耐えられない!て程では無いんだが、今風に言うなら?→イラッとくる?・・
俺的に言うなら?→離れて見ていたいが、決して友人にはなりたく無い方々。〜が数多出てくる。
そんな方々が、自身の創作や発信した『もの』に対して、タフにネゴシエートをぶちかまし、侃侃諤諤と口角泡を飛ばす!的な映画だ。
だが、本作はそこだけでなく。
根底には、深い人間愛と言うか?挫折や悲しい思い出(トラウマと言って良いのだろうか?)や様々な【想い】が溢れている。
早めに?序盤に?その流れや琴線に触れる事が出来れば、この映画はその人にとって大事な一作になるだろう。
トムハンクスとエマトンプソンはその辺、さすがの大俳優さんなのだな?と感嘆した。
カメラワークと言うとちょっと違うのだろうが?現実と過去との切り替え?
ストーリーの展開には、とても好感を覚えたし、俺には好きな流れだった。
死ぬ気で創作をした事が無い方、には・・このお話の流れを汲み取るのが難しいかも知れない。。。
だから?誰にでもオススメ出来る映画では無いのかも知れない。
(*俺的にレビューするなら、映画偏差値は高くは無いが、映画経験値の要る映画!となるかな?)
だが。。。
これは素晴らしい映画だと思う。
ラスト十五分の感動の為に、ちと長めなフリだが堪え忍んでみてくれ。
感嘆と納得のラストが待っているかもよ?
もう一回見たい度】♬♬♬♬
DVD欲しい度】◎◎◎
他の人にオススメしたい度】***
伯爵準品質保証作品に大認定!!!
オススメ致します(=´∀`)人(´∀`=)♬
〜〜〜
結びに余談と言うか?流れ弾になるのかも知れないが。。。
読書好きな俺的に。
いわゆる『嫌ミス』は絶対に読まない!
書籍に触りたくすらも無い!
現実には嫌な事が数多溢れている。
どんなに気をつけ避(よ)けたとしても、避(さ)けては通れない。
自分のお金と時間を使って見る映画の時くらいは、ハッピーエンド(ハッピーエンドの形は様々で良いとも思う)だけはお願いしたいものだ。。。
この映画を勧めてくれた、敬愛する我がレビュー友達に感謝。
本作。
素晴らしい映画でした。
楽しく満喫出来た二時間でした。
素敵な作品でした。
人間味。
最初は観ながらイライラしてしまったのだけれど…
よく考えてみれば、私も'偏屈ババア'。
しかも、状況は違えど家族に縛られている。
…あら?似てる??
むしろ、将来的にこうならないようにしなくては!という戒めにもなりました(笑)
ディズニーには夢と魔法を見てしまっていたけれど、こんなに人間臭い出来事があったとは。
良くも悪くも、その側面を見せた勇気に拍手。
ミッキーとのシーンには、思わず声をあげて泣きそうになってしまった。
こんなに号泣する作品だなんて!!とても素敵な一本。
忍耐と寛容の記録??
まず、見終えて、トラヴァース夫人の強烈なこだわりに、よくもウォルト、運転手さん始めアメリカ人の面々が忍耐強く寛容に対応したものだ、と拍手をおくりたくなった。
英語のタイトルを見れば、邦題はちょっと違うだろ、と思うが、インパクト的には邦題か。でも、テーマはバンクス氏だったのだ、と英題を見てはっとさせられた。
メリーポピンズ、読むか観るかしないとなー
全120件中、21~40件目を表示