「【”君はすきやばし次郎の鮨を口にしたことはあるか。”モノづくりの厳しさ、情熱の大切さを学ぶ作品。】」二郎は鮨の夢を見る NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”君はすきやばし次郎の鮨を口にしたことはあるか。”モノづくりの厳しさ、情熱の大切さを学ぶ作品。】
ー すきやばし次郎の店主・小野二郎と、長男、次男、弟子の姿を通して、鮨の神髄に迫るドキュメンタリー。
特に、職人の矜持を語る彼らの言葉の数々は、印象的である。-
◆感想
・今作、撮影時、小野二郎さんは85歳を超えていた筈だが、健啖家である。そして、彼は言う。
”お客さんより、舌が肥えてなきゃ、美味い鮨は、握れないでしょう。-
・10年掛けて、卵焼きを店に出す事を許された弟子の言葉。その手捌き。
・小野二郎さんの長男は、べらんめえ口調で、父親の鮨について語る。
・小野二郎さんの二男の店が映されるが、本店は酒のつまみを出してくれないので、酒を飲みながら、鮨をつまむ私は、こちらの店の方が合う。
- 映像でも出るが、予約は一カ月先まで一杯。(当時)お値段、三万円から。
鮨が出るスピードは速い。ゆっくり食べても、20分から30分で食べ終わってしまう。-
<モノづくりに掛ける、職人の矜持を描いたドキュメンタリー作品。ドンドン、使えなくなっていくネタが多くなっていくことを嘆きつつも(二郎さんの舌が、店に出す事を許さない。)真摯に鮨に向かう親子の姿が印象的な作品でもある。>
◼️私が本当に好きなのは、旅先で行き付けの小料理屋でご主人と何気ない会話をしながら、旨い酒の肴をつつきながら杯を傾ける事であり、我が家の家人が作ってくれる旨い料理で一杯呑む事だと言う事は、敢えて記す次第である。
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