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面白かった。というか影絵のセンスで全てアリにしている。
東京日仏学院のオスロ監督特集上映にて鑑賞。冒頭初期作品の短編あり。
短編『美しい娘と魔法使い』
初期の短編。
太った女の人が海に落ちて溺れているみすぼらしい男を助けたら魔法使いだったという話。魔法使いに美人にしてもらい、女がさらに王子と結婚したいと言うと魔法使いがイケメン王子に変身してハッピーエンド。
いさぎよいルッキズム。
かなりコミカルだった。
怪物のあるじ
小さい女の子がデカい怪物をじっと見るだけで無効化できる力を使い洞窟から抜け出し外に出る話。
怪物への対処はスルスル行くが焼けた髪では外に出れないと嘆くの。結局草で冠作って外に出るんだが。
この女の子がなぜ怪物を無効化できるのか何かしらの理由は欲しかったかも。
ただグラフィックはさすが。
靴職人と夢の橋
プラハの街の彫像の下に宝があるという夢を見て旅立つ靴職人の男。結局宝は見つからなかったが彫像を守っていた男の見た夢が曲がった木の上に椅子がありその地面に宝があるというもので。
自分ちの木の下を掘ったら宝をゲットできたよという話。
ものわかりのいい彼女こそが宝です!みたいなオチにしとけよ。
ただプラハの街並みはかなり良かった。
見習い水夫と猫
海賊の船に乗っていた水夫が海に飛び込んで猫を助けたことで猫に懐かれる。陸に着いて船長のタージマハル訪問にこっそりついていきネズミを猫が食ったことで食料を守れたことで王様に気に入られる。
船長にもう船には戻らない!王様に家を買ってもらうもん!宣言で水夫ハッピーエンド。
こいつなんか調子いいな感あり。
ただしタージマハルの美術はすごい。
魔法使いの弟子
魔法使いの弟子になり変身術を覚えた青年。魔法使いの娘からいずれ青年は殺されることを知り。わざと魔法の覚えが悪いふりをして魔法使いの家から追い出される。
自由で開放的になったところで魔法使いが新たな弟子を取ろうとしている場面に遭遇。でけえ龍に変身して魔法使いを食べちゃった!
自分の親父を食った男に意気揚々とついてくる娘とハッピーエンド。あの娘はそんなに父親が嫌いだったんかい。
イワン王子と七変化の姫
これは父親の王が病で倒れそれを治す為の黄金の果実(桃か)3個を探す話。
なんだが果実持つ王はモノが増やせる器を欲しがり器の王は足が金の馬を欲しがりみたいな感じで色々注文受けるのよ。
なんだけど変化の姫が色々な怪物に変化して王達を脅して追い出してちゃっかり金の馬も増える器も果実も嫁もゲットする王子の話で。
王子おま、ほとんど何もやってねえだろ!変身姫の手柄じゃねーかしかも王達脅して色々有耶無耶にしてるし。
という感じで全体的にこいつ調子いい野郎だな〜というメンバーが多く。主人公まわりに色々都合良すぎ感がある展開が多かった。オスロ作品はその傾向はあるが今作はどれもそんな感じだったな。
ただしグラフィックはすごい。
あのオシャレ影絵で何もかも許される作品。