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映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
劇場公開日 2013年10月26日
解説
2011年1~4月にテレビ放送され、第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞するなど高い評価と人気を獲得した「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版シリーズ第3作。全12話のTVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続くストーリーで、脚本、作画も新たに描き起こされた完全新作の長編。鹿目まどかによって魔法少女たちが残酷な運命の連鎖から解き放たれた新たな世界で、まどかへの思いを果たせぬままに取り残された暁美ほむらは、ただひとり、再びまどかにめぐり合えることを信じて戦い続けていた。まどかやほむらに続く新たな魔法少女・百江なぎさが新キャラクターとして登場。
2013年製作/116分/G/日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイト スタッフ・キャスト
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2022年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
頭を抱えてしまった!!
何回も見直せばなにかしらの形で理解できるのかもしれないけど、そんな気力も残されていなかった!
序盤の変身シーンや協力しての戦闘シーンは、アニメでは観られないものだったし、パラレルワールドのような違和感と同時にこういうまどマギもみてみたかったという感情が芽生えたりで個人的にはよかった。魔女化したときのモチーフや象徴的な身振りが入っていたのもエモくてよかった!
2022年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
2013年11月劇場鑑賞
素晴らしいエンディングで見事にまとめてみせたTV版まどかマギカ、それからから約三年後の新作です。
あそこからいったいどんな物語をみせてくれるのか、足を運ぶ前から興味はつきません。
でもあそこまできれいに終えた作品の続編なので、やっぱり不安もありました。
しかしこれが予想以上に凄かった。
よくこれだけ物語を膨らませてきたと本当驚きます。
色々な要素が詰まっており、「こんな魔法少女達が見たかった」といったファン目線の演出が盛りだくさんでした。
イヌカレーの世界は大幅に広がり、OPも新作入れて、変身シーンなんて行き過ぎな位飛ばしてます。
作画も動きも良く、特にほむらとマミの銃撃戦はすごかった。
個人的には杏子がうれしくてうれしくて、もう。
その演出だけで涙がでそうになりました。
後半からは話も確信にふれてどんどん重くなりますが、それがとても良く作り込まれているので、観ていてすごい引き込まれるんですね。
以前まどかが作り出した世界はほつれを見せ、そのほつれを正す為ほむらは再び輪廻の中に身を投じて行く。
まっすぐで愚直で寂しくて、でもまったく芯がぶれる事はない。
そんな彼女を見ていると少し苦しくなるほどでした。
そうして迎えた終焉は、TV版とはまったく逆のEDを用意してきた本作。
どのように生まれ変わったか、是非ご自身の目で確かめてほしい作品でした。
そして迎えること2021年4月。
正統続編となる新作映画『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』が、スタッフ・声優が続投する形で発表されました。
ここにきての新作発表は流石に驚きましたね。
どういった方向に向かうのか、続報を心待ちにしています。
2021年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館
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2013年10月頃劇場で見てその表現に圧倒され感動し、その後、2018年頃見直してほむらの悲劇へのカタルシスに浸り落ち込んだ時にその都度好きなシーンを見直し(特にdespairいう名のBGMが流れるシーン)、2021年12月となってマトリックスリザレクションへの失望の元、再度見たい欲求に負けて呪術廻戦0は後回しに見直す事とした。何度も見た為、感動は薄れてはいるが、思う事はあまり変わっていないようだ。しかしもう8年もたったのだという事実に郷愁を感じるし、次作ワルプルギスの廻転への期待を感じながらの視聴となった。
劇場で見た当初の感動は私がこの映画を思い出す時に思う言葉、『遊園地感』という一言につきる。この映画はエンタメとしてイヌカレー空間、梶浦由記によるBGM、虚淵玄による人間の本質に迫るシナリオと象徴的にくっきり分別されたキャラクタの性格、蒼樹うめによるキャラクタデザインが完全にマッチして何の違和感もなく渾然一体となって視聴者にすべてを突きつける。マトリックスリザレクションやシン・エヴァンゲリオンであったような監督による最終回答、『現実に戻れ』は無く、単純にエンタメを突き詰めて提供しようという姿勢をそこに感じる(メタ作品を批判しているわけではない)。
今作のテーマに対するほむらの回答は、『愛』ではなく『執着』である。それを『愛』と言い切るほむらとそれにより生じる世界事象改変、その映像表現には度肝を抜かれた。ほむらの回答は、道徳的に間違っている。よって、創作物の意図を社会常識や自分と区別できない低年齢の者は見てはいけないとは思うし、非常識を選択する人物にフォーカスした作品への抵抗感のある常識的な人たちにとってもこの作品は嫌悪するものとなるかもしれない。しかしながら、ほむらの回答が道徳的に間違っているとはいったが、この作品のテーマ性はTV版から変わらず間違っていない。つまり、インキュベーターによる人類(魔法少女)からのエネルギー搾取に対するほむらの怒りと抵抗、叛逆は間違っていない。
この作品のターゲットは芸術が好きな人、創作物の中の人物の現実社会では発揮できない感情の発露、究極の選択を楽しめる人、そこに価値を感じ取れる人だろう。この作品は一般的なアニメの物語性からは逸脱しており、イヌカレー空間の表現やBGM、シンボルの多様において、アート性の方が際立っている。このような芸術作品を提供してくれた人々に喝采を送りたい。最後に、最近とある猫動画を見ていて感じた事を今作にも言える事だと思い思った事がある。可愛さとホラー、笑いという感情が同時に感じられる作品は強い影響力、視聴者が感じる満足感があるということだ。『萌え』るキャラが存在する日本のおたく文化は彼女らがいるだけで実写ドラマに対して優位な立場にある。そこに恐怖や笑い、人の温もり優しさ等の感情を人に喚起できる作品は今後も需要はあるだろう(岡田斗司夫が言っていたように、そういう作品には油っこさを感じ、時に受け付けないこともあるのだが)。
2021年11月27日
iPhoneアプリから投稿
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まずはじめに。魔法少女とは、かくあるべし!みたいなもの見れて最高。題名を聞いて思ってたのはこれだよ。みんなが協力し、可愛い変身シーン、日常では仲良くワイワイと、序盤のこれを見るだけでもとても価値がある。俺が報われる、、、。
とまぁ、実は〜みたいな流れがあるんですけど。
とりあえずマミとホムラのバトルシーンはすげぇな。魅入ってしまうよ!
だんだんとわかる真実、みんなの気持ち、、良き!!!
まどかも、やっぱり辛かったんやね、、、、
悪魔ホムラからの流れは、俺には完全に理解は出来なかったけど、愛の力は無限大ということで。なんだかんだみんな一応幸せで終わったのでは?理には反しているだろうけど、、。次回作が楽しみ!
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