オブリビオンのレビュー・感想・評価
全94件中、41~60件目を表示
映像美を堪能しましょう。
この手の映像は大好きで、映画の初めから最後までどの場面も映像が美しく見入ってしまう。飛行機?やバイク?、背景や各場面での造りこみもしっかりしていて( 自分にはそのように見えました )観ていて気持ちがいい。
ストーリーについて、云々あるけれど、それはそれで。
この映画はストーリーではなく映像美を堪能する作品って割り切らないと、どうもしっくりこないと思う。そんなふうに観れば、なかなかのストーリーであり文句もない。何となく理解して観終って、あとで解説など見て更に理解し、「 なるほど 」って。 特に違和感もない。ほどほどの出来。
これって「 プロメテウス 」を観た感覚に近い。ストーリーはどうあれ、映像、コンセプト、世界観がいい。そういう映画の観方、趣向もあっていいと思う。
ただトム・クルーズが好きそうな映画だなぁって観てました。このおじさん、こういう役柄でこういうシチュエーションで演じてて楽しんでるだろうなぁって冷ややかに観ていたため基本的に感情移入できませんでした。とっても個人的感想ですが。
難しい。意味わからない人にはわからないと思う
世界観に入り込めればある程度理解できると思います。テッドを壊したのはホンモノですがジュディのとこに来たのはクローンです。しかし、クローンにも記憶はあるので、ジュディとの愛は同じという事になります。また、テッドが壊されたので、記憶も戻りやすいのではないかな。
とにかく難しい話なので、世界観に浸りましょう。
けっこうのれた
ストーリーが思いのほか入り組んでいて楽しめました。
全体的には地味でしたがしっとりした世界観は嫌いではありませんでした。
オチがちょっとふにおちないかなー。
最後に出てきたのがモノホンなんだろうけど、ちょっと無理矢理なハッピーエンドな気がしました。
モーガンフリーマンのちょい役っぷりは尋常じゃない!
映像が綺麗だっただけに惜しい
こういう人間とは何か?みたいなものを考えさせられる映画は割と好きでずっと考えているんだけど、結局答えはなく、それが人間なんだと意味不明の結論で終わりにして、飯食って寝るってのがお決まりのパターンなんだけど。
オブリビオン(忘却)というタイトルでSF映画でいかにも!っていう感じがして見てみましたが、難しいようでけっこう単純な映画なのかなーと思いました。
要は、エイリアンが人間のクローンを使って、人間を侵略するっていう映画ですよね。で、そのクローンの一人が自身の人間性を取り戻し、エイリアンを逆に始末しに行くという結末。
そこに、記憶とは何か?人間らしさとは何か?愛とは何か?
みたいなテーマが絡んできて、難しそうに作ってあるけど、僕はその前に何の為に戦争してんの?っていう疑問が拭えず、ワクワク感を味わえませんでした。
まず、エイリアンから。
なんで、月を破壊したの?んでもって、地球の何が欲しいの?住みたいの?海水を掬い上げて核エネルギーにするとか言ってたけど、その核エネルギーを使って何がしたいの?なんで、無人戦闘機を使ってチミチミと残党狩りを行ってるの?それこそ、クローン使って一気にやっつけてしまえばいいのに。クローンの総攻撃を止めた理由は?そもそもサリーだけだったらずっと宇宙にいてもいいんじゃない?仲間はいるの?でも、3年間平和だったら多分サリー単独のエイリアンだよね?
緊迫感がないのは、地球を侵略するということに対して意味とか目的がないから。これじゃあ観ている人は燃えない。
人間側。
ジャックが最後の希望なのはわかった。それにしては、泳がせすぎじゃない?ジャックが死んだら最期でしょ?あと、ドローンって案外弱くない?急所撃てば案外人間の方が勝っちゃう気がするんだけど。ドローンが足りないってサリーが言ってたし。
こうして考えると、戦争の意味ってところがこの映画の脚本が甘い部分だと思う。ただ、映像は素晴らしい。ブルーレイで観て良かった。
なかなか洗練されて良いSFだった
未来の武器や、トムクルーズの住んでいる環境の描き方やデザインが洗練されていて、良かった。
ストーリーも、はじめの敵味方が、全く逆転する展開は、なるほどと思いました。
よくある宇宙人の侵略物って、無限の恒星間距離を渡って地球にやってくるような、人類なんて遥かに足元にも及ばない科学力を持った宇宙人が、いざ地球を攻撃する段になると、何故か小型戦闘機がどんどん飛んできたり、宇宙人も小型火器を持って、地球の軍隊と、肉弾戦をしたりして、なんじゃこりゃっていうのが多い中で、この映画は最期に、人類を滅亡に追い込んだ異星人の描き方も、人間の想像を超える感じの描き方が良かったと思う。
最期にクローンのトムクルーズと、人間である彼の妻とが、愛し合ってハッピーエンドになんてなるのかなという点が、ちょっとこれでいいのかなあと感じたけれど、SF映画としてのつくり込みは、大変レベルの高い映画だったと思います。
二度のリライトで迷走?
監督のジョセフ・コシンスキーはスタンフォード大学で機械工学デザインを学んだそうだが、それも納得のプロダクション・デザイン。
ジャックとヴィカが暮らすタワー、ジャックが操縦するパトロール機、そして彼がメンテナンスをするドローンなどガジェットのデザインも洗練されている。
任務のために記憶を消されたジャックが蘇りつつある記憶の断片に困惑する序盤にはかなり期待が高まったのだが、彼が墜落した宇宙船から生存者、そして記憶の中の女性ジュリアを救出し、話が動き始める中盤以降の展開がどうも上手くいっていない。
何でも脚本は二度に渡ってリライトされたそうだが、問題はこの中盤以降だったんじゃないかと思う。
つまるところはえ伏線の張り方とその回収の仕方なんだろう。
問題は真相の中身ではなく、真相が明らかになって行く過程の見せ方だと思う。
せっかく二段構えで謎が明らかになるのだから、もっと観客を驚かすことが出来た筈だ。
映像が美しいだけに、勿体ない印象が残る。
映像効果はすごいね!
トム・クルーズファンとしては楽しめて見れた!
映像もさすがはハリウッド!楽しんで見れたけど、途中間延びした感じはあったかな!
最後でクローンが戻ってきたのは、何で~!てな感じ。
まあ、トム・クルーズ出演映画としては印象が薄いかな…。
すばらしい
すばらしい。
映像の美しさ、音楽の美しさ、どれをとっても美しい。
ストーリーは使い古された流れなので驚きも目新しさも無かったが、それを補うに十分な出来の良さ。
「Fuck you,surry」がカッコよすぎ。
いまいち!
あの〜映画で、地球上にたった一人残った男と犬がエイリアンと戦ってサバイバルする、みたいなのあるじゃないですか。
あれと間違えて借りちゃいました。笑
途中ジャックが地球で戦ってる際に、犬が出てきたので、ここから始まるのか〜とか思ってましたが‥全く違うようだ、と気付きました。
あの映画なんだったっけな〜〜
とにかく最後まで観ましたが、いまいちでしたね。設定もラストもいまいち。
ただ未来的な世界観は良かったです。
まず、なぜジャックは自分が記憶を消されたことを知ってるのか。ここは別の記憶にすり替えるとか、記憶を消されたことすら忘れさせるとか色々あると思いました。
ラストには、妻に子供が出来てました。
いつのまにっ!??
トマト育ってるし!
あの壊滅された地球をどうやって回復して行くのか疑問。
そして、I am him.
これ何千人と散りばめられたジャック全員に記憶があるのかーと。
YouTubeでもう一つのエンディングを観て怖くなりました。
もし私が、好きな人が死んで全く同じ記憶を持ったクローンが戻ってきたとしても受け入れられないだろうな〜。
いくらクローンでも、あの時あの瞬間を過ごした人ではないからね。
乙女の気持ちわかってないな〜。はあ。
まあそんなテーマじゃないようなので、、、
ありがちな展開だが
最後まで見ればありがちなストーリーだが、とにかくディテールが作り込まれていて画像が綺麗!ありがちとはいっても途中まではしっかり騙されて観てましたけど(笑)他のレビューではラストが残念!52号さんと一緒になってメデタシメデタシってどうなの?的な意見もありました。確かに49号が主人公として観てるわけですから、そのラストはどうかと思いますが、ラストをよく見るとトムさんが出て来て、その後一緒に暮らしたのかはたまたは描かれていません。多分製作者はご想像にお任せしますという事でラストをボカしたように思えます。まあ最後のモヤモヤは別にして全体的に丁寧に作られていて楽しめる一本だと思いますよ^_^それにしても、トム様は前回のSFはマイノリティーリポートだったわけですからかなり久しぶりでした。余談ですがタイトルのオブリビオンとは忘却と言う意味だそうです。それを踏まえて観ればもう少し早くラストが予想できたかもな^_^
意味が解ると面白い!二度観た方がベター。
・一度観ただけでは理解できない部分も多く、二度観て納得。
・理解した上で観ると、ところどころに出てくるヒントの細やかさに驚く。とても良く作りこまれた映画。
・まさかの展開で、最初から最後まで見応えありました。DVDでの鑑賞ですが、劇場で見たかった・・・。
出てくるメカがかっこよすぎる。
期待以上によくできたSF作品。
トムさんあいかわらずカッコいいっすね。
ヒロインのオルガ・キリュレンコの存在が薄くってちょっと残念…
それにしても、出てくるメカがやたらとカッコいいぞ。
人類は勝利し、地球を失った
映画「オブリビオン」(ジョセフ・コジンスキー監督)から。
本来なら「理想の死とは、苦境と対峙し、
命を祖先の霊と神々に捧げること」を取り上げるべきだが、
この作品を思い出すには、ちょっとインパクトが弱い。
それよりも、スカヴと呼ばれるエイリアンの攻撃を受け、
戦った結果、人類はなんとか勝利したが、原発などが破壊され、
放射能が地球を覆い、人類が住めなくなった、
「3月14日2070年」、そんな設定から始まる物語だから、
「人類は勝利し、地球を失った」を取り上げた。
映画として、エイリアンと戦う設定でなくても、
核保有国の国同士が戦争をすれば、同じことになる。
私の関心は、この映画のその後である。
トム・クルーズ演じる「ジャック・ハーパー」が、
自分の死と引き換えに、地球を救う結末に、
映画「アルマゲドン」を想像させたが、その後は違う。
放射能が拡散された地球、本当に住めるのか?
SFだから、そこまで考える必要もないのだろうけれど、
今のような緊迫した中で、戦争が起こり、
どちらかが勝利しても、地球がなくなっては意味がないよなぁ。
P.S.
「Oblivion」とは「(完全に)忘れ去ること・忘却」
なんか全体的に地味
SFはかなり好きなほうなんですがあまり自分には合いませんでした。
殺伐とした世界なのに小奇麗だったのがちょっと合わなかったのか…まあそれが伏線だったのかもしれませんが。
別にこういう作品でボンボン爆発したりとかアクションとかに期待することはないんですが、少しまったりと話が進みすぎている気がしました。
最初の方は「主人公の家住みたいなー」とか「隠れ家うらやましいなー」とか思ったんですけどね。
真実がわかった時は「またこういう話か…」ってなりました。
先に「月に囚われた男」観てたんで…
ただ地上から宇宙ステーションが見えるときの映像はリアルで良かったですね。
期待を裏切らなかった
DVDの新作情報で近日リリースと紹介されており、それまでは待てなかったので、急いで劇場公開の終了ぎりぎりに鑑賞した。
主演のトム・クルーズは、「ミッション・インポッシブル」などの代表作に示されるように我々に常に訴えかけてくれる俳優なので、このSF作品とどう融合しているかが興味深かった。
この作品の前に見たトム・クルーズ主演の「アウトロー」(どちらも同じジャックという名前である)が、期待はずれの作品(次があっても劇場では見たくない)だったので、自分としても名誉挽回を期待したかった(アウトローも無名の新人が出ているような作品としてならば、それなりに見られたかもしれないが)。
映画の題名であるオブリビオンとは「忘却」という意味で、人間の持つ記憶に関連したテーマ性を持つ作品である。
誰にでも、例えば「この光景やシチュエーションは以前に見たことがある気がする」など、よくデジャブというような体験があるだろう。
こうした記憶については、いろいろな映画でテーマとして取り上げられている。
代表的なものは、「トータル・リコール」で記憶を消されて、以前とは全く違う生活をしている。しかし、ある時突然、今まで失っていた記憶を取り戻すというような展開である。
この記憶とは、私たちにとって、客観的なものなのか、それとも単なる主観にすぎないものなのかが難しい。
「攻殻機動隊」の世界では、電脳化により、人間の記憶が外部から介入され、本人が事実と信じていることが、実はまったくすり替えられたものであったということ(記憶の改ざん)が起きている。
SFに限らずとも現実世界でも、情報操作や洗脳などは起きており、事実のすり替え自体は決して珍しいことではないが。
もう一つのテーマはクローンである。
SFの世界ではこのクローンというのは定番で、普遍的な設定である。古くは「スター・ウォーズ」の帝国軍の兵士たちは皆クローンであるし、「バイオハザード」のアリスのクローンもおなじみである。
この場合、オリジナルとクローンとの関係であるが、肉体的・組成的には一卵性双生児以上に、同じDNAを持つ同一体である。このため、臓器移植用のパーツとしても例えられる。
しかしなら、勝手に作られて生まれてきた側のクローンにとって、アイデンティティの問題が生じてくる。そして、意識や記憶についてのオリジナルとの関係はどうであろうか。
先天的・遺伝的な思考パターンは同一にしても、まったく同じと言えるのか。この映画で密接に問われているところである。
バイオのアリスは自分のクローンたちとテレパシー的な意識の共有をしていた。
「アイランド」では、一部のクローンがすり込まれた記憶ではない、オリジナルから受け継がれた記憶を有していたことが大きなテーマになっていた。
このクローン技術こそ、神の領域であるはずの生命の誕生について、人類が現在においても、関与し得てしまった現実である。
この映画は他の批評にあるように、クラシックな作り(斬新ではないということか、でも奇をてらい不自然なよりもよい、そうしたものは不愉快に通じる)ではある。
しかしながら、作品としてストーリーに沿って見ていて特に不自然さを感じることなく感情移入できる。そして最後のオチについても共感できた。
何より、上記のテーマ等について、いろいろと考えさせてくれる含蓄のある作品であった。
トム・クルーズの主演にふさわしい作品であると思う。
近未来
こういう設定と、未来の建物や乗り物のデザインを見るのが好きなのと、トム・クルーズなので見ました。
話はまあまあでしたが、トムが乗り回す飛行機?の動きがかっこよかったです。
最後は、奥さんはもう1人のトムとくっつくんですよね?それでいいのか?と思いました。
全94件中、41~60件目を表示