オブリビオンのレビュー・感想・評価
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深いかも...
正直、一回観たぐらいでは理解が難しいかもしれません。解説を受けて初めて意味がわかるも思います。そのあとに、少しじわっと心に感じるものがあるかもしれません。先週、金曜ロードショーで放送されていましたがノーカットのDVDを借りるのをオススメします。
既視感
美しい荒廃した白くて灰色に世界。感じる既視感。かすかに残る記憶のシーンが「ラ・ジュテ」を思い起こす。そして、あの小さな記憶の断片が集められた隠れ家に辿り着く人々。あれは、「華氏451」だろうか。ワイエスの クリスティーナの世界。ドローンの探査の音が人間の男性の低い声のようで、ゾッとする不思議さだった。
ぼちぼちでんなぁ
まずこの映画の良いところは映像が綺麗、そしてストーリーでいうと複数の転があるところですね。
しかし擦り合わせの甘い部分が多々あります。
少し上げると、地球でドローン修理をしてる主人公とビクトリアですが、冒頭の説明で地球に2人(真実は違いますが)と言われてなんでやねんとちょっと心が離れました。
異星人のいる地球の任務で危険で広範囲をカバーしている仕事で、テッドとかいう宇宙の管制センターには人が沢山居るはずなのに2人って…勿論これには理由があるのですが、冒頭で客を引っかからせない為に上手い「言い訳」を用意すべきでしたね。
あと異星人が実は地球人レジスタンスとわかる場面もあっさりしすぎですね、もっと美味しい演出があったはずです。
そしてまたマズイのが主人公がその驚天動地の事実に対して特にリアクションしないところ
普通だったらモーガンフリーマンを質問攻めにしますよ?物語の構造上ここで全て説明するわけにいかなかったのはわかりますが、最初から主人公が質問しないというのは絶対に駄目ですね。で、その場で真実を話さずに主人公を泳がせたフリーマンの「言い訳」があの時話しても信じなかったからというのはちょっと苦しいですぜ。異星人が地球人だったという厳然たる事実があるんだから信じないでしょうか?
あと主人公がテッドに爆弾持って行く時の入り口の問答で嘘を見抜ける事を逆手にとって主人公がテッドをやり込めるのですが、やはり雑ですね。
ラストもうーんって感じかな全然ハッピーじゃないハッピーエンドだし、52号以外のクローンもいるのがわかってるのでなんかモヤモヤします。
まあ文句も書きましたが概ね楽しめました。
SFのワクワク感が詰まった作品
「2001年宇宙の旅」は私の最も好きなSF作品。宇宙シーンはこの映画を思い出した。荒廃した未来世界を移動するポッドやドローンなど未来の乗り物や兵器は凄味や恐怖覚える。リアリティもマズマズいいが。ただネタバレになるが、トムクルーズ演じるクローンが主人公になっている事により何でもありにしてしまう。特に最後の愛する二人の再会となる不思議なハッピーエンドに繋がるのはしっくりこない。邪悪なテットの正体もイマイチ分からないし…。
今度もまた“彼女”を救う。“変えられぬもの”があろうと…
ここまで翻弄され続けるトム・クルーズは新鮮な上、キュリレンコは都会よりも自然に置くとやはり輝く(マリックの『トゥ・ザ・ワンダー』並みにハッとするほど綺麗だった)。もう一人のヒロイン・ヴィカも死してなお切なかったね。幾度生まれ変わっても、ジャックと別れる運命だから(きっとジャックに相棒以上の想いを秘めてたんだろうな)。
出だしの“単調な一日”をもう少しカットして、ジュリアの出会いを早めに起こせば、より傑作になってたかも。そこだけが勿体無いが、以降はとにかく面白い。ジェットコースターのように話が二転三転していくから!
ただ上手く言葉で映画を語れないのが悔しい限り。これからもっと堪能して、魅力を誰かに伝えていきたい(涙腺緩むし、「最期」と「最後」がとにかく美しいので)!
映像美と造形美
再観賞。
以前はトムに集中してしまって、それほど良いとは思えなかったけど、あの乗り物やドローンなどの造形や映像美、これがなかなか最高でして…
トムだからとアクションシーンや戦闘シーンに集中してしまうと、せっかくの映像の凄さを取り逃がしてしまうことになると気づきました。
あらためて観賞して評価が上がりました。
スターウォーズ+2001年宇宙の旅+月に囚われた男
アッと今の2時間だった。
これぞSF映画。
スターウォーズ+2001年宇宙の旅+月に囚われた男
このSFの名作3作が足し算されたらこれになった感じです。
見える世界が途中から180度変わる感覚が面白かった。
監督が「トロン:レガシー」の人で画が綺麗。トムたちが住む空中庭園が...
監督が「トロン:レガシー」の人で画が綺麗。トムたちが住む空中庭園が、核で汚染され荒涼とした地上と対比されとても幻想的。メカニカルデザインも未来的で良い。けれど逆に重みがないせいか、日本のCGみたいな浮いてる感じもする。
話は敵だと思ってたのが実は人間でした、とそう意外でもない内容で、箱をあけたらモーガン・フリーマン!ってのや、トムは死んだけどクローンで我慢してというオチもそれでいいんだろうか…と思ってしまう。
内容的に「アイランド」と近い印象をうけたが、真実が明らかになっても世界観が広がらないのは首謀者のテットがよくわからないからだろうか。
期待以上
に良かった。公開時に見逃したので中古DVD購入して鑑賞。人工構造物と自然の景観が素晴らしく、メカニックデザインもとてもいい。攻守逆転のどんでん返しだけでなく、クローンを絡めた所が面白い。テットが完全自動機械とすればテットを地球に寄越したのは何者なのか、テット破壊後に報復はないのかと考えてしまう。クローンが記憶まで共有できるとすれば、妻の取り合いでクローン同士がサバイバルになるなぁなんて考えてしまい興味深く感じた。
トムクルーズありき
映像は美しいし、マシーンや住居もカッコイイ。
でもトムクルーズだからこその作品。仮に新人が演じたらあまり印象の残らないB級映画になってたかも。
あいかわらずモーガンフリーマンのチョイ出演がありますが、最近主役、準主役の作品が無い気がしますね。
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