オール・ユー・ニード・イズ・キルのレビュー・感想・評価
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まわりまわってまたもや宇宙人に愛されてるトム、でも俺も好きだぜ!
「ALL YOU NEED IS KILL」
とは、主人公ケイジに対して、
「お前のやることはただ一つ、敵を殲滅することだ」
という意味かと、ずーっと思ってたら、
ケイジがリタに対して、
「お願い、とにかく殺して<3」
という意味でもあるんだなあ、と結構感動。
この映画では、「LOVE」と「KILL」が同義なのだ。
このニュアンスがあちらには伝わらないのか、「KILL」がマズいのか、原題はちょっと意味の分かりにくいものになり、それは残念。
前作「オブリビオン」は宇宙人にとっても愛されている、すなわち自己愛に満ちた映画だったが、個体自体がそれぞれ違うことに、ラストの批判を受けたか、本作は、前作に満ち溢れていた「自己愛」は変わらないが、人格は同じという(笑)、アンチ・オブリビオン、というか、別バージョンというか、反省を踏まえたというか、よくもまあ、こんな狙いすましたような本を引っ張ってきたもんだ。
まわりまわってまたもや宇宙人に愛されてるトム。
まずはそこに加点。常に自分とファンのことを考えてるトム・クルーズ、という俺の彼への印象はさらに強くなった。
本当に素晴らしい「スター」だ。
トムのヘタレ演技は超傑作「宇宙戦争」などでおなじみなので、そこには触れない。むしろもっと若いころからの定番。
タイム・リープものとして、最も気にかかる点として、1,2回目をいかに新鮮に、衝撃的に、その後はいかに上手く省略できるか、が勝負。
本作、その点よくできてる。
またタイムリープものって、同じシーンを違う演技で、って場面が多くなるのだが、そのおかげで今回トムの面白演技が堪能できる。
中盤、トムの視点から、リタの視点に俺らは移り、この場面は何回目かなんだろうか、ということは、今回もまたダメなのかもしれない、というリタの不安がこちらに乗っかってくる緊迫した場面もいい。
そのサスペンスがあるのに、終盤へのサプライズに紐づいてはないのはちょっと残念だけどね。
また輸血の設定は、「これで後がない」のはずなんだけど、まあ、テンションに悲壮感はないかな。
まあ、そこは「トム」だから、まったく問題ない。
あ、そうそう、俺はゲームをしないので、「リセット」は強くなるための設定ではなく、リタとLOVEするのをあきらめない、という意思とみてる。
あんな「汗ばんだ、しなやかなタンクトップ姿の女性」を見たのだ。
生き返れるんだから、むしろ、その手で何度も殺して!
ラスト、トムが、ってことは敵も?と思ったけど、あの必殺の満面のニヤケで締めくくられては、そんな突込みは野暮で、こちらはまったくの文句はないのだ。
エンドクレジットで「LOVE ME AGAIN」がかかって、その歌詞、曲調のコミカルな必死感が、主人公ケイジの心情がうまく表していて、俺もニヤケ。
久々に面白爽快な終わり方を味わった。
追記1
エイリアンが「アライッペ」に似てる、とかしょうもないこと思ったり、メカスーツ、戦争アクションは全然印象が残ってないな
追記2
全然関係ないが、「渇き。」の上映禁止なLOVEではなく、この映画のように、大人の女性とLOVEしたいがために命を懸け、駆けずり回る映画にお客さんがたくさん入ることを祈る。
ダークソウル系のアクションゲームが好きならハマる
この映画はダークソウル系のアクションゲームが好きならハマる。観るというよりアクションゲームをプレイしている感覚だった。
ハマる理由は、「ケイジが段々と強くなっていく姿に共感できる」からだ。
敵のギタイはチート級に強い、行動を先読みできるし、素早いし行動を喰らえばワンパン。そんなギタイにケイジを含め仲間たちはボコボコにされ絶望的。そんな中、ケイジは何度も戦場を経験して活路を見出す。敵の位置を把握し、ギタイを返り討ちにしながら戦場を攻略していく。
ダークソウルの敵もとにかく強い。ボスはもちろん、雑魚敵でも一撃喰らえば致命傷。まさにギタイがうじゃうじゃ居るようなもの。マップによっては敵の配置が嫌らしく、イライラしてコントローラーを投げそうになったことがある。しかし、何度も死ぬうちに敵の配置を覚えていく。「この先待ち伏せされてるから、1体ずつ誘き出して闘おう」「厄介な高台の弓兵を遠距離攻撃で倒そう」などと死にまくるうちに攻略できるようになっていくのだ。最初はすぐに死んでた自分が学習して段々と強くなってくサマは、ケイジと重なり共感できた。
最初と中盤以降でケイジの顔つきが変わるのがカッコいい。最初はビビリな表情だったケイジが、リタとの修行や戦場を経験するうちにキリッと男らしくなっていく。最初に戦場に放り出された時と、オメガとアルファに立ち向かう最後の時ではまるで別人のようだ。
ダークソウルプレイ中もそうだ。最初は「こんな敵に勝てるわけない」と泣きべそかいてても、攻略法が分かって自信がついてくうちに終盤のケイジのような顔つきになっている。ケイジが勇猛果敢に銃をぶっ放してるように、ゲームの中で俺もブンブン大剣を振り回している。最初は強敵だと思えた敵が蹂躙されてくのは、成長を実感できると同時に快感でもある。高難易度ゲームの特権だ。
高難易度ゲームで心折れた自分が、段々と強くなっていく快感...この映画はそんな気持ちを思い起こしてくれた。
ダークソウル系の高難易度ゲームが好きなら、観て損はないだろう。もし高難易度ゲームをやったことない人でも、この映画を面白いと思ったらプレイしてみるといい。案外ハマるかもしれないよ。
設定おもろ!
原作知らず、観ました。
ほんとにゲームみたいな設定で、どんどん強くなっていく主人公に引き込まれる。最初のヘタレから最後の勇者ばりの主人公を見事に演じ切ってるトムクルーズ、さすが!
家のテレビの設定のせいか最後の方の暗いシーンとか、映像があんまり良く見えなくて、重要なオメガを倒すシーンもよくわからなかった。それもあって、イマイチ理解出来ず、観た直後、思わず解説をネットで調べてしまった。
なるほど、納得!
てことは、ケイジはタイムループの能力を持ったままって事?
続編が決まってるらしいけど、次のストーリーにはそのことも関係してくるのかな?
タイムリープ系SFアクション
昔のアクションゲームをそのまま映画にしたような作品です。死ぬとセーブポイントまで戻されて、少しずつ学習して先に進むという内容です。テンポが良いです。
なぜ敵の血を浴びるとタイムリープ能力が手に入るのか。
なぜ同爆でクリアなのか。
なぜ終盤急激にラブストーリーモードになるのか。
謎の敵も謎のまま。
2回観てもヒントも見付けられず謎は解けませんでした。
モヤモヤしますが、とにかくハッピーエンドで良かったです。
普通かな
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宇宙人が攻めて来て、米軍は作戦決行するが、読まれていて完敗。
でも時間を操れる宇宙人の血を浴びたか何かでトムは寝るたびに過去に戻る。
同じ経験を持つ女性の助言を受け、何度も彼女と初対面して何度も試行錯誤。
そうやって少しずつ相手のパターンを記憶して進めて行ったが大怪我する。
その時に病院で輸血され、その特殊能力は失われたと悟る。
こうしてラスト1回、作戦を立てて突入、見事勝利。
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先日見たオブリビオンと言い、宇宙戦争と言い、トムって宇宙人好きやな。
今回は何度も同じ日の場面を繰り返すパターンで、どこかで見たネタ。
運動して疲れてたので、途中何度か寝てよう分からんくなったわ(場)
死ぬ、目覚める、死ぬ。
原作は未読。
アマプラにて視聴。
結論から言うと、とても面白かった。
死んでもやり直せる力を手にするまではよくある話だが、死を繰り返して経験を得て強大な敵に立ち向かうというのは、今まで中々無かったタイプのループものだと感じた。
特に気に入ったのは、タダのループを我々リスナーが飽きないような工夫が凝らされている点と、主人公のケイジが経験から成長している点が如実に描かれている点である。
リタと共にドイツへ向かったシーンでは、あたかも初めて来たような印象を我々に持たせて、実は何度も来ており「ここからはどう頑張っても君は死ぬしかない」というような絶望感を突きつけたり、将軍に取られてしまった装置を奪い返しにロンドンへ戻った際に「ここから先は分からない、初めてなんだ」というような、「あ、ここまでは経験したんだ」という気づきを与えてくれるのが、変化に富んで飽きなかった。
また、死を重ねる毎に徐々に力を蓄え、数歩進んで2秒待ち右に避けて敵を躱すなど、何百回死を経験したらそこまで記憶できるのかという、ケイジの有能さも垣間見えたのが面白かった。
アクション物としては100点を与えたい。
原作既読。劇場公開時鑑賞。改変は多いがトム映画なのでおおむね正解
あの人メカオタメガネドジっ子のままだと明らかに異物だしね。
トムさんが主役ということで主人公の設定も大幅に手を入れてますが、ダメダメ具合をうまく変えてあるので、成長する物語という核はきちんと踏襲されている。
ループの見せ方も一様ではなく、緩急つけてトリッキーなシーンも織り交ぜて飽きさせない運びはすごい。
原作自体ライトノベルパッケージではあるが実際はゴリゴリのSFなので、それと比べると「ハリウッド映画だなあ」とは思うラストだけど、トムさんならまあいいか。
そしてブレンダン・グリーソンがチョイ役で出てるのも嬉しい。
おもしろい
長々と書いているのを読むのも書くのも嫌いだから簡潔に書く。
この作品は「ラン・ローラ・ラン」のSFバージョン、「吉良吉影のバイツァダスト」、「火の鳥の異形編の左近の助」。
その中に笑えるシーンもあれば感動するシーン、ゾッとするシーンが散りばめられている。
初っ端のケイジのへっぽこ具合も好感が持てるし、リタの筋肉も観ててホレボレする。
DVD買うよ。
トム・クルーズ、死にゲーに挑む。 面白い設定だが、それを活かしきれず…。
予期せぬ事態によりとある特殊能力を手に入れた男が、その力を使い「ギタイ」と呼ばれるエイリアンに戦いを挑むというSFアクション。
主人公であるウィリアム・ケイジ少佐を演じるのは『トップガン』『ミッション:インポッシブル』シリーズの、レジェンド俳優トム・クルーズ。
「統合防衛軍」最強の兵士、リタ・ヴラタスキ軍曹を演じるのは『プラダを着た悪魔』『LOOPER/ルーパー』の、名優エミリー・ブラント。
日本のライトノベルがハリウッドに上陸!しかも主演はあのトム・クルーズ!
原作者・桜坂洋さんもこれにはビックリした事だろう。
あ、ちなみに原作は未読です。
ジャンルとしてはいわゆる「タイムループ」もの。
同じ時間を繰り返すという、日本のサブカルでは超定番のあれ。
本作の大変ユニークな点は、それをまるでテレビゲームにおける「死亡→コンティニュー」のように用いているところ。
高難易度で、プレイ中何度も死ぬことを前提に作られたゲームを「死にゲー」と呼ぶ。フロム・ソフトウェアの大人気シリーズ「DARK SOULS」なんかがその代表例ですよね。自分はプレイしたことないけど。
何度も死ぬことによって戦いの感覚や攻撃のパターンを覚え、徐々に徐々にステージを攻略していく事でゲームクリアーを目指す。「こんなん絶対無理だろっ!」と思えるボス敵やステージを、経験の積み重ねによって乗り越える。それこそが死にゲーの魅力である。
本作におけるトム・クルーズは、まさにそんな死にゲーの主人公を演じている。チュートリアルすら教えて貰えずに戦場に放り出されるトムが、とにかく死んで死んで死にまくって、そうすることでだんだんと攻略法を見出していくというのは、他の映画では決して見られない本作独特の面白さである。戦場に到着する時の着地が、だんだんとスーパーヒーローっぽくなっていくところが熱い!!
また、死にゲーの世界をリアルに置き換えると、過酷すぎてほとんどギャグ漫画みたいになっちゃうよんということをこの映画はまざまざと観客に見せつけてくれる。
トム自身がインタビューで本作のことを「キャラクター・コメディ」であると述べているように、この作品の前半は完全にコメディ映画。あの完全無欠のスーパースター、トム・クルーズがヘタレを演じるというのも衝撃的だったが、そのトムの無惨な死に方の数々は完全にギャグ🤣いざ戦闘だ!というタイミングでトラックに轢かれたり、腕立てからゴロゴロっと逃れたらトラックに轢かれたり…。露悪的なブラックユーモア全開って感じがとっても楽しい。
戦闘用のパワードスーツもコメディ要素の大切な一部。本物にこだわるトムは、このスーツももちろん実物を用意。その重さは実に55kgに達するとか。
こんな重たいもんつけてるから、動きがとにかくえっちらおっちら。この動きが面白いから、凄いシリアスな場面でもなんか笑えちゃう。
えっちらおっちら戦場離脱を図ろうとするトムが捕まるところなんて、なんかもう面白いを通り越して可愛い💕
本当に本作は、その動きにしろ死に方にしろ、コメディアンとしてのトム・クルーズの才能が最大限に発揮されていると思います!
…超余談だけどこのスーツを見ると『スーパーマリオブラザーズ』に出てくるハンマーブロスを思い出してしまうのは私だけ…?
とまあこのように、実写版死にゲーな前半はめちゃくちゃ楽しかったのに、後半になるとこの死にゲー要素がなくなってしまい、何万回も見たことがあるような、平々凡々なSFアクションになってしまう。
そして敵も味方も面白みに欠ける奴らばかりなので、全く盛り上がらない。
そもそも本作、タイムリープの仕組みとか「ギタイ」の説明とかがさっぱりよくわからん。ぶっちゃけなんでルーヴル美術館に大ボスがいることがわかったのかとか、その辺のことが一切理解できない。
そんな状態だったので、ラストバトルとか言われても「あっそう」って感じで全く燃えなかった🌀
もっとわかりやすく、あのノルマンディーを超えた先に大ボスである超強いギタイが待ち構えており、その大ボスを死にゲー的手法でやっつける、とかそういう展開にした方が良かったんじゃないかな?
大ボスの居所を突き止めたのはご都合展開だと思ったが、クライマックスもやっぱりご都合主義的。
なんか無理やりハッピーエンドにしていたけど、どういうことかさっぱりわかんねえっつーの。
見ようによっては永遠にギタイとの戦いが終わらない、という風なバッドエンドとも解釈出来るけど、それは流石に捻くれて受け取りすぎですよね…。
本作の前年、『オブリビオン』というこれと似たようなSF映画にも出演していたトム。そっちも良い話なんだからそうじゃないだかよくわからないハッピーエンドだった。
この頃のトム・クルーズは色々と新機軸を模索していたように思うのだが、少なくともSF映画を作ることに関してはあまり得意じゃないのかも知れない…。
事程左様に、前半はサイコー!!…なんだけど、後半までその勢いを維持する事が出来なかった、というのが率直な意見。トータルで見ればまあまあの映画って感じ。
とは言え、トム・クルーズのヘタレ演技を見ることが出来るというだけで十分に価値のある映画だと思う。
そしてもう一点、この映画のエミリー・ブラントはマジで魅力的😍腕立て伏せ姿の彼女がセクシーすぎて、マジで夢に出てきました♪
エミリー・ブラントのファンは必見の映画だと思います。オススメ笑!
戦う、死ぬ、目覚める。
原題
Edge of tomorrow
感想
何回死んでも、彼女を守って、世界を救え!
日本原作、トム•クルーズ主演!
原作は未読です。
メディア担当を口実に戦いたくないヘタレからどんどん逞しく成長する様がしっかり描かれています。
あのハンサムなトム•クルーズがめっちゃ死にますがテンポが良く飽きないですね。死んでやり直しも毎回違った演出でよかったです。
トムよりエミリー•ブランドの死に姿が印象的です。
個性豊かなJ分隊の活躍がもっと見たかったですね笑
ギタイのビジュアルは好きです。
※戦場の牝犬
※ウェルダンの女神
映画の原題と原作の原題が違う。原作は『野蛮』で空気が読めていない。クールなジャパン?
こんなに出鱈目なストーリーを、都合良く作って良いのだろうか? また、
日本人がこんな事考えて良い時代になったのだろうか?
かつての大日本帝国が考え出した『特攻』と同じだと思うが。
この映画はノルマンディー上陸作戦のオマハ・ビーチの攻防だ。侵略される側なのだから、慎重な作戦で勝利を勝ち取る事に異論は無い。だからこそ、『歴史を学ぶ』事に意義がある。そして、命は一回しか無いのだから、負けた歴史を学ぶのである。つまり、侵略戦争に勝つためには、オマハ・ビーチは攻めないって方法もある。
この映画見たいな目にあったら、疲れる。だから、
自分のタイムリープを終わらせる為にも、エイリアンに味方して、リープを終わらせると言う方法もあると思う。
また、
地球の中だけでも仲良くできないのに、こんなエイリアンが来たら、即刻地球は滅ぶ。同時に
ロシ○とか中○は地球防衛に協力してくれるのか?
ダークファンタジーをSFと呼ぶなかれ。科学的に検証したら、この戦いはありえない事なのだ。
もう一度申す。こんな目にあったら、疲れる。映画見ているだけで、疲れる位だから。
日本人の原作を誇りに思う意見もあるが、僕はクールなジャパンには到底思えない。
こう言ったストーリーのクリエーターには、もう少し、歴史を学んで、叡智を養って貰いたい。偏差値のある方々なのだろうから。
もっとも、ライトノベルなのだから、仕方ないのだろうが。いやいや、中高生にこんな話は読ませたくない。また、あのビートルズの平和の曲を汚されたくない。いくら、言論の自由と言えども。
追伸 ザナドゥと言う日本ファルコムのゲームをやって、カルマがたまりすぎた上に、間違ってディスケットに書ここみをしてしまい、もう一度、やり直したのを思い出した。今度は『攻略本』を買って、一週間位で終わらせたが。勿論、達成感は無かった。35年くらい前の疲労感を思い出した。
目的・目標を達成するために、信念をもってチャレンジを繰り返すことの大切さを実感する映画です。
トム・クルーズ主演のSFアクションです。
あることをきっかけに、意図して同じ場面をループすることができるという、いわゆる、ループもの映画です。
宇宙人(エイリアン)からの侵略に対して、地球を守るために、何度も時間をループさせながら、知恵や経験を積みながら、突破していくというストーリーです。
一般的に、「無敵」「不老不死」って、「すごいね」、「羨ましいね」という意見があるかもしれませんが、
この映画を観ると、考えが変わります。
たとえ、時間をループさせることができるといえども、
それを、何回も、何十回も、何百回も、繰り返しチャレンジするためには、相当の信念の強さが必要だと思います。
たった一つの勝利を掴み取るために、
何度もトライ&エラーを繰り返しながらチャレンジすることの大切さを、リアルにイメージできると思います。
目標をもって目指していて、壁にぶつかっている方には、勇気づけられる映画だと思います。
トム・クルーズのループ物SF
原作は桜坂洋の同名小説。
ただしアメリカ版タイトルはエッヂ・オブ・トゥモロー。
突如地球上を席巻した『ギタイ』。
その戦闘力は圧倒的で、人類は絶滅の危機に瀕していた。
主人公ケイジはただの広報機関の将校だったが、人類の戦意発揚のため全く訓練なしにパワードスーツを着込んだ『ジャケット兵』として最前線に放りだされる。
仲間が次々やられる中、ビギナーズラックで敵個体に一矢報いるケイジだったが、侵食性の体液を浴びて死んでしまう。
悲鳴もあげられぬ速やかな死の直後、ケイジは作戦前日の、ヘリを降ろされた瞬間に時間を戻された。
どんなに足掻こうと、戦場に送られて死んでしまうケイジ。
ついに覚悟を決め、ギタイを全滅させこの抜け出せぬループ地獄の突破を目指す。
仲間のリアクション、敵の出現場所、タイミングを覚えて戦場の攻略を進めるケイジ。
ある時、人類最強のジャケット兵『戦場の牝犬』リタ・ヴラタスキを助ける。
だがケイジの戦いぶりを見て、リタは不思議な言葉を残して自殺するのだ。
「次のループで、私を訪ねて」
彼女もケイジと同じ、ループから抜け出せない人間だった。
リタと後方の整備士カーターは、このループの謎を解くべく尽力していたが、リタはすでにその能力を失っていた。
カーターの仮説では、ループは敵ギタイ・アルファ個体の能力であり、そのデータを中継して過去に送るオメガ個体を撃破すれば、人類は勝利できるという。
戦場を縦横に駆け回り、未来への道を探す二人だが、彼らの言葉を信じず、それを邪魔する者がいた。
プリガム将軍ーーケイジを戦場送りにした、あの強権を振りかざす男である。
タイトルはビートルズの楽曲「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ(愛こそすべて)」のもじり。
原作の面白い部分を抽出し、新たに肉付けして作り上げたストーリーは見事。
続編も準備中というので、楽しみに待ちましょう。
個人的には原作のビターなエンドも好きです。
ライトノベルのレーベルからの出版ですが、海外でも評価されるほど巧みな設定と構成で、文章のレベルも高く、一般の方の目にも十分耐えうる作品です。
中編程度の長さなので、興味のある方は是非一度読んでみてください。
ループのような同じルーティーンの毎日に、ほんの少しの変化と感動を約束します。
観る時ウトウトしてました。
引っ越し後、家で観る映画一発目。
最近トップガン2を視聴した流れで前から気になっていた為アマプラで視聴。
8年前の映画だが、トム・クルーズの容姿がトップガン2の今と全く変わっていない気がした。
映画の内容としては、地球外生命体との戦争に駆り出されてしまった主人公がある出来事をきっかけに、死ぬ度に戦争に行く直前に戻されるというタイムリープもの。
物語中盤くらいまでテンポよく進む為、観ていてとても引き込まれるが、話が核心に進むにつれて、所々モヤモヤした箇所があった。(消化出来ていないのは、自分の理解力の無さと途中疲れてウトウトしていたかもしれない)
モヤモヤポイント
①強い地球外生命体(青いやつ)は、一体じゃないんだ。
②女の人は何故ヘリにこだわったのか(車にしようって言ってたじゃん)
③地球外生命体を倒して過去に再度タイムリープしたが、なんか丸く収まっていた。(倒して過去に戻されたらまた一からじゃないの?)
書き出すと大事なシーンを理解出来ていない事に気が付きました。
この点以外はとても入り込みやすく楽しかったので、しっかり観れば素晴らしい作品なのでしょう。
【軟弱なトム・クルーズが珍しいthe「娯楽」映画】
◎名言
勇気と恐怖は表裏一体だ。
◎あらすじ
人類vsギタイ。対人地雷でギタイを倒したことで過去にタイムリープする能力を得るケイジ(トム・クルーズ)。過去に同じタイムリープ能力に目覚めたことのあるリタ・ブラタスキと出会うことで物語が始まる。
◎感想
トム・クルーズの表情の演技といい、アクションの身のこなしといい役者として完成されすぎ!!
トムがこんなにカッコよかったなんて知らなかったよ。
ラノベが原作とは思えないほど、脚本家たちによって見事な筋書きに仕上がってる。間伸びしていないテンポ感は絶妙だし、アクションの迫力とかは見応え抜群。
ただ、ラストの結末は原作の方が儚くて好きだった。この映画の結末は不可解なところが残っており、鑑賞後に考察をしてはモヤモヤしてしまった。あまり深読みせず、純粋に戦闘シーンを楽しむものだと捉えた方が良さそう。
◎疑問
・ケイジはなぜ戦闘に参加することになったのか?
→将軍に助言した際に、脱走兵として軍隊に送られたから。
・いつの時代のなんの戦争?
2020年らしい。
・なぜ、無人の戦闘機を使わない?
→そういう設定or資金不足。
・人間に強化外装を纏わせて戦う意図とは?
→そういう設定。強そうだから。
・ラストはオメガを倒してその血を自らに取り込むことによって、自分の都合の良い過去改変を行ったということか?最後のオチが謎のまま終わらなければ、モヤモヤせずに済んだのに…
テンポがいい。
無駄を避けるための早回しのテンポがいい。
ただ、話が一直線なのとすぐに死にすぎるのがちょっとね。
触ったら死ぬってどうなのよと。
アメリカってああいう足がうじゃうじゃしてる変なの好きだよね。
タイムループ物は映っていない部分の想像が膨らんでいい。
最後がよくわからなかった
昔見たことあったわー!
最後の方で将軍に会いに行ったところで思い出した笑
映画の中でケイジとリタが何度も生き返るシーンを最初見た時は
何回死んでも死なないと言うことに、ちょっとチート感があった。
なんかずるいじゃん!的な。
しかし、何度同じことを繰り返したかわからないがおそらく
数千回とか数えるのではないかと思う。
死ぬ事を恐れることはおそらくなくなるだろうが、
最初にシーンに戻って同じ会話を聞くのは正直かなり
メンタルがやられそうな気がする。
10回、20回なら人は耐えられるだろう。しかしそれが
数百、数千となったら多分気力がなくなると思うんだよね。
昔、ゲームのバイオハザードでどうしても超えられないシーンが
あってうんざりしてやめた事があるけど、多分それより融通が利かず
目が覚めるシーンから始まるのは、ちょっと恐怖なんじゃないかなと思った。
一体こんなことをいつまで続けるのだろう?と思うに違いない。
鬱になるよね。
アベンジャーズのインフィニティウォーだったかな?ドクター・ストレンジが
1000万回時間を繰り返して敵に勝利するという展開があった気がするけど
正直1000万回とか無理だよね。絶対心折れるわ。まあ、ヒーローだから不屈の
精神をもっているんだとは思うけど。。
多分アベンジャーズを通してあれが一番無理ゲーな気がした。
関係ないど1億年ボタンとかいうのあるじゃない?
あれは押せないよね。1億年とか永遠と変わらんわ!多分精神が保てないと思う。
ケイジのうんざり感がもう少し描けていたら尚良かったけど、
話の繰り返し方もしつこくないように繰り返せたし、非常に面白かった。
最後なんでオメガを殺したのに最初に戻って世界に平和が戻ったのか
よくわかんなかったな。ネットで調べてみるか。。。
繰り返されるリセット
このリセットは、生き地獄ですね。。
女性兵士リタ( 潤んだ瞳が魅力的なエミリー・ブラント )の容赦無さが半端ない。( リセット出来るからですが・・・。)
未知の生命体?( 動きが読めず怖い。 )との戦闘を想定してのトレーニングが凄い。戦闘シーン多めながら、時折見せる爽やかな笑顔と制服姿は、トム・クルーズ!でした。
無残な戦闘シーンが、戦争のむごたらしさにも見えた。
テレ東を録画にて鑑賞
物語の構造が上手くて面白い!
ゲーム的な構図を見事に実写シナリオに落とし込んでいる作品。
何度もゲームオーバーしてやり直しながら、学習を積んで強くなる。これは明らかにゲームプレイヤーの視点が意識された作品だ。
私は2020年初見だけど、これはたぶん後の色んな作品に影響を与えてるんじゃないかなと感じた(原作のほうかな)。
とりあえず私が思いつく範囲でも「魔法少女まどか☆マギカ」の暁見ほむらと、「涼宮ハルヒ」シリーズのエンドレスエイトは明らかにケイジの系譜よね。
最初は非武闘派だったケイジ(トムクルーズ)がどんどん武闘派にワイルドになっていくのが面白い。
作品内で描かれるのはケイジが繰り返しの末に会得した「成功ルート」のみだけど、これに辿り着くまでに気が遠くなるような繰り返しをやってるわけよね。ケイジが他の人物たちに「このやり取りも始めてじゃないのか」とか「何度目だ」と言われる度に少し哀しそうなのが切なかった。
原作とは結末が違うらしいけど、ケイジがループできなくなった状態から敵を倒し、ハピエンルートに辿り着くのは、ハードな作品だからこそ後味良くて良かったな。
あとリタさん美しくてカッコ良くて素敵…!
時間軸が絡む作品は難解になりがちだけど、何より構造の上手さが面白い作品であった。
テンポが良い
前半のテンポの良さは今まで観た映画の中で間違いなく断トツ。テンポ良くサクサク進むけど、宇宙人の侵略を受けてるという世界観やタイムリープのシステムが自然に理解できるような脚本構成になっていて、そこが本当に素晴らしいと感じました。
「何回も死んで敵のパターンを覚える」というのが面白い。流れ作業のように死ぬトム・クルーズは戦争を描く映画に似つかわしくないコミカル感を演出していて笑っちゃいました。
後半にタイムリープ能力を失った主人公がJ分隊と共に敵の中枢に乗り込むシーンでは、前半の「死んでも大丈夫」という意識から一転して「死んだら終わり」な状況になるというギャップが凄まじい緊張感を生んでいたように感じます。
ストーリーもアクションも良い。シリアスとコメディのバランスも良い。本当に面白い映画でした。
全107件中、1~20件目を表示