「何度も反省会。」ハングオーバー!!! 最後の反省会 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
何度も反省会。
よくこんなシロモノを第三弾まで作ったよな~^^;と
呆れ返ることに目的を定めた下らなさは今回も変わらず。
ハングオーバー!と高らかに謳い上げているわりには、
彼らがそうなるのは最後の最後…!しかもエンド途中で
席を立った観客さん達はそのオチを観られませんしねぇ^^;
まぁそれを観たからといって損も得もないんですけど、
あまりにも笑える箇所が少なく、最後でやっと!なのでね。
一作目から実はあんまりハマれない作品だったので、
これのどこがそんなヒットする要因に?という感じだった。
お酒に弱くてハングオーバーしたことがない自分だから、
こういう立場が分からないせいかな?とも思ったけれど、
単にハチャメチャな乱チキ騒ぎを繰り広げるバカな男達が
今作のヒットによりスターとして売れ始めた!?っていう
良かったね~♪なオマケに終始する今シリーズも完結編。
彼らも今作中ではかなりバカなことばかりやっているけれど
(キャラの設定はあれど)一応はちゃんとした俳優さん達で、
中でもかなり場違いなイメージが先行するJ・バーサ(ダグ)。
なぜ彼はあんな連中と親友だったりするんだろうか?謎だ。
まぁそれをいったらE・ヘルムズ(ステュ)もそうなんだけど、
このおっさんは一見真面目でも大問題を起こすタイプなので
仕方ないのかな~と(今回も最後の最後をお見逃しなく!!)
確かに、あの○○グループにどうしてこの人がいるんだ?と
いう疑問は現実世界でもよくある。
多分気が合うんだろう~とか、どこか居やすいんだろう~とか
思うしかないのだが、意外な組み合わせっていうのは傍目から
観ても、かなり違和感があっておかしい。
アランは…もう見たままなんで、どうでもいいんだけど。
冒頭のキリン(凄惨)のシーンも、ワザと笑えないような場面に
してるんだろな~とは思いつつ、
今回は主役のように出まくるK・チョン(チャウ)の暴走悪事に
ほとんどが費やされ、酒など飲んでいる暇がない(どーなんだ)
酔っぱらうどころか、ダグを救うため命懸けで駆け回る面々の
友情?絆?を描くことをメインにしたのか、後半でアランが
チャウに対して別離と再生を誓うところなんか「ナニ?」って感じ。
さらには彼の恋愛が成就するとは一体…。
アランは成長した…!へー。でも似合ってないんですけど^^;
まぁ最後の最後にオチはちゃんと存在するのでいいんだけど、
彼らが結婚式へと向かう廊下で今までの回想がバーッと流され
シリーズのファンは改めて感動すること間違いなし。
確かにいい終り方はするんだけど(そこまではね)、そもそも
私が思うに男が言う「もうしません。」なんていう反省の言葉が
信用に値するなんて思う方がバカだ!としか…。
絶対に繰り返すのはほぼ断言できます。子供の謝罪と同じだもん。
ただ彼らの場合は、更生したら映画にならないから仕方ないか。
(反省会と称して飲み会になっちゃうワケだよね。分かってます)