劇場公開日 2012年11月3日

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トールマンのレビュー・感想・評価

全14件を表示

5.0絶対に彼らが正しい。現実に生きている誰よりも。

2024年11月24日
PCから投稿

泣ける

悲しい

知的

長文お許し下さい。申し訳ありません。

子供達の為に何がしてあげられるだろうか。
今は日本も幸せになってそんな事など
深く考える必要は無くなったらしい。
“親が選べない”子供達でも今の時代のこの国なら
心の幸せは得られる可能性がある。
(優れた人間以外は優れた生を享受出来ないのは
 当たり前じゃないか?
 優れた人間以外は優れた生を想像し得ないだろう。)

しかしそれこそ世界中には、
そして勿論この国の最底辺の界隈にも
サイコや変態な親も貧乏な家庭も
必ず一定の割合は存在するようだから
全員幸せには絶対になれない。
なら、実の親の元にいると幸せなのか。

それは有り得ないと思う。
少しでも子供の為を思うなら金持ちに頼む。
大人になってからの世界がとてつもなく
違うのは解かり切っていないか?

モラルは住む世界によって、
それぞれの家庭によっても違う。
優れた遺伝子を持つ大人の最低限の役割は
優れた遺伝子を持つ子供をつくる事だ。
しかし教育を受ける権利を得られないままでは
優れた遺伝子を腐らせてしまう。

フィクションだと認識した上でだから
こんなことを言えるのかも知れない。
しかし、正直な願望である。
金持ちの方が親の愛を有効に示し使える現代世界に
生まれて来た子供達なのだ。愛しているのなら
その才能を地域社会の発展だけに消費してはならない。

勿論地域社会の発展のみに消費すべきだと言わざるを得ない
才能もあるだろう。割合なんて解らない。
だが、偏屈な地域社会では理解してあげられない多くの
巨大な才能が潰されているのは間違いない。ホントに。
逆に金持ちの家に生まれ育ったが才能の無い、
折角の環境を無駄にする子供達も多い。
これは嘆くべき、正すべき事実だと自分には
思えて仕方が無い。
他の誰でもない、子供達本人の為に、でしかない。
終盤のジェシカ・ビール(ピールじゃないのね)の
言葉(非常に悔しがって、小さな声で泣き叫んでいた)には
全く「正しい願い」しか感じなかった。
これこそ「映画の映画たる所以」なのだろうか。

他の映画のネタバレになるが
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」を観た事がある。
あちらはボストンが荒れた街であるという設定で
ネイティブボストンな人達がそれぞれの信念と
葛藤しながら、な話で。で、あちらは関わる大人が
尽く汚く、悲しいが汚れてしまったが頑張っている、
という風情に描かれている。
で、ますます正解なんか判らない。
誘拐なんかよりもっともっともーっと
酷い事が行われてないか?
この「トールマン」での誘拐は、
敢えて言うが「勝てる賭け」だと思う。
いや無理か、やっぱり。
ただの自己満足・・・か?
判らん。

アメリカ相手に自爆ゲリラ攻撃してるのと変わらない。
でもまだ物理的にも経済的にも戦争を続ける気満々の
お国柄が支配する世界でだよ?
何が出来る?
ただ、祈るのみ・・・か?
事実失踪した子供達が全員、
裕福な親の元で暮らしてますように・・・。
対象が全員貧乏な親から生まれた頭の良い子供達なら
少しづつでも良い世界に向かうと思う、だけである。
何がどう変われば「よいせかい」なのかも解らない。
子供本人達がそう考えるのではないかと、
貧乏な家庭に育ち、既に死んでもおかしくない大人が、
フィクションを観て感じている、だけである。
みんなが観る映画に描かれた極端な対処方法について
何を偉そうに述べても何も変わらないのは解っている。
「みんな正しくて、みんないい。」といった
アホなコトしか言えません。

夢の話をしてみただけです。
声に出せない不幸な夢で。
声に出すには、相当なカネとチカラが必要だ。
だから彼女の信念がカネとチカラに勝る必要があった。
そして実現するには犠牲も必要だった。

とにかくこの世界にはキツイ事しかない。
楽しい事なんて、映画の中にしかない。
最後、ジョデル・フェルランドが
全てを肯定して「私には三人の母がいる」と言う。
そして全てを経験した後で我々に向かって問う。
「大人である私」には何も答えられない。
ただ、
「親になれた私」と「子供だった私」なら
即答する。

結局いい大人が映画をナゾり直しただけの
レビューしか書けないのか。

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equinox

3.5あーそうなのね

2024年10月28日
iPhoneアプリから投稿

オチが面白い!加害者というか救世主というか!
 着地点が意外で流石パスカルロジェって思いましたよ!

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

3.0予告みたらホラー/ミステリー風なんだけど、きっちりオチありのやつで...

2023年1月5日
スマートフォンから投稿

予告みたらホラー/ミステリー風なんだけど、きっちりオチありのやつでした。子供達の未来の為とかの大義で自分たちの理想で行動するカルト集団によるもの。
やり方は犯罪だし、非常に独善的。
力があり、やれるからやってるという事なのだろう。自分ら正しい事してますいうカルト思想が行き着くとこまでいくとこうなる。善悪とかもない。現実的なこととも思えなかった。決めつけんな何様だよと思う、同じ人間なのに。

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collectible

2.0なんか微妙

2020年5月16日
PCから投稿

難しい

面白くはないがつまらなくもない
一年後には映画の内容やラストも忘れていると思う

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SFアクションホラー

2.0うーん面白くない

2019年7月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ゴーストランドの惨劇をみてみたいのでマーターズの監督でもあると言うことで今回のトールマンを鑑賞してみた!
しかし、展開の妙で中盤から意外な展開になっていくがいまいち感情移入できなかったのは人物描写が薄いから?
マーターズはまあまあ面白かったのに残念としか。

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まあ映画好

4.0秀逸なサスペンス

2019年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寂れた炭鉱町コールド・ロックでは子供の失踪が相次ぎトールマンの仕業として恐れられていて…。
パスカル・ロジェ監督によるサスペンス映画。ホラーかと思いきや中盤からは怒涛の展開と考えさせられる物語で良い意味で裏切られる。B級だと思って敬遠するのが勿体無い作品です。

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shotgun

4.0このタイトルにジャケットを見たらホラーにしか思えませんし、前半は確...

2019年5月4日
iPhoneアプリから投稿

このタイトルにジャケットを見たらホラーにしか思えませんし、前半は確かにホラーっぽい流れでしたが、実は社会派サスペンス風な作品でした。

途中で大きく捻ってしまった分、ラストのインパクトは薄くなってしまいましたが、心に響く終わり方だったと思います。

やり方は別にして生活環境と教育が非常に大切だという点は自分も賛成です。

先日観たケース39といい、ジョデル・フェルランドさん、容姿もさることながら、なかなか良い演技をしていましたね。
このまま良い女優さんになっていって欲しいものです。

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刺繍屋

0.5プロットが微妙!!

2018年6月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

オープニングの空撮はアランウェイクみたいで良かったです。超絶作「マーターズ」(オリジナル版・2007)の監督なので期待しましたが、何かつまらなくて、あれはまぐれだったんだなと逆に安心しました。「サイレントヒル」(2006)で印象的だったジョデル・フェルランドが出ていますが、普通の扱いでした。アメリカで年間80万人、イギリスで年間20万人の子供の行方不明者がいますが、エリザベス女王を初めとしたレプティリアンが食料として調達しています。創作でそれより良くできた筋書きを考えるのは難しいと思います。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

5.0降りかかる衝撃

2018年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

正直「マーターズ」では引いたパスカル・ロジエ監督作品。子さらいの悪魔トールマンの謎を描くサスペンスホラーだ。
監督のこだわりや描き方などは丁寧に表現されているが、並み程度だろう。要するに、特に目立った作品ではないということだ。目立つと言えば、主演がジェシカ・ビールということだろう。
注目すべき点はストーリーだ。トールマンの正体にも驚かされるが、話の伏線や、何かが明るみに出た際に雰囲気がガラリと変わる点などが繊細に表現されている。アメリカでは実際に多くの子供が行方不明になるが、その理由を勘ぐってしまう様な衝撃の展開とメッセージ性には深く考えさせられた。あまり言うとネタバレになるが、神隠しや幼児失踪事件も単なる猟奇的とも思える事件という訳ではなく、何か本作と近いものがあるのかもしれないと考えてしまう。とにかく、凄い映画だ。
パスカル・ロジエ監督には期待以上の期待ができそうである。

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Mina

3.5驚愕の事実が明かされるサスペンスホラー。

2017年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

「トールマン」字幕版で鑑賞。

*概要*
鉱山が閉鎖され、急速に寂れていく炭鉱の町コールド・ロックで、次々と幼い子供達が行方不明になる事件が発生。人々は正体不明の誘拐犯をトールマンと名づけ恐れていた。町で診療所を開く看護師のジュリアは、自宅から何者かに連れさられた子どもを追って傷だらけになりながらも、町外れのダイナーにたどり着く。しかし、ダイナーに集う町民たちは奇妙な行動をとり、やがて想像を絶する真実が明らかになる。

*主演*
ジェシカ・ビール

*感想*
久しぶりの映画レビュー。前から気になってた作品の一つで、ようやく鑑賞。

この映画は、寂れた町を舞台に「トールマン」という男が幼い子供達を拉致して行方不明になる物語なんですが、物語前半からいくつのも謎が点々とするので、最初は分からない事だらけでイライラしますw  でも、予想外の出来事が結構あって、最初見た時、僕は「え?え?え?」と自然に独り言を言ってしまいました。(笑)

「トールマン」の正体はここには記しませんが、正体を知った時、「トールマンってお前かよ!」と突っ込んじゃいましたw(^^;

どんでん返し系の映画ですが、めちゃめちゃ面白い!とまでにはいかなかったですね~w

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ひろっぴ

3.0善か悪か

2015年1月16日
Androidアプリから投稿

悲しい

知的

難しい

正義ってなんなんだろう?そんな事を考えさせる作品でした。
前半はいい人で後半は悪者になり最後は・・・て感じで終わってました。
天使の皮を被った悪魔そんな感じかなぁ?!

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coppelion

5.0社会派のサスペンス・ホラー

2015年1月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

日本で言う所の「神隠し」をテーマにしたサスペンス・ホラーです。
謎めいた子供さらいが発生し、謎の犯人とされる
「トールマン」の存在が出てきます。

それを、ジェシカ・ビール演じるジュリアが後を追う…という展開です。
まぁ、よくありがちなサスペンスでは終わらないのが、「マーターズ」のパスカル・ロジェ監督だからですかね。
「マーターズ」は残虐で、観る事が出来る人も限られて来るでしょうが、本作は残虐的な描写は
ありません。その為色々な人に観て貰いたいです。

本作は本当の「善・悪」、「幸せ」、「人間としてのモラル」を問う物で、なかなか考えさせられます。
ストーリーもニ転三転して面白いです。
ラストはかなり驚きモノでした。

是非観て欲しい一作です。

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カピバラ

2.5ホラー映画じゃなかったパート②

2012年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

ボディハントとはしごして観てきました。
こちらは13金のフレディみたいにトールマンっていうキャラが傍若無人に殺人犯していく映画とか思っていました。
‥全然違いました。
‘恐るべきショック革命’‥チラシのコピー、こりゃ言い過ぎ…。
早々に子供隠しの犯人逮捕。この犯人に思わずビックリ、そして誘拐理由聞いてさらにビックリ!
ストーリーが全般的にこじつけ感が大きくてイマイチ納得出来なかったな〜。

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peanuts