真夏の方程式のレビュー・感想・評価
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遠い日の夏休みを思い出すような映画
みんな秘密を抱えている。
せつことせんばさんの秘密。
これを知ってしまった女が殺された。
殺害してしまったのは、2人の娘。
それを隠すために、せんばは罪をかぶる。
この時点で、えーーー?なんだよなー。
それ程までも、実の娘を愛していたのか。
せつこと成美の秘密を
実は、しげはるは知っている。
それを知らないふりをして、生活してきたのも
愛?なのか。
せつことしげはるの秘密。
なるみの殺人が元警官にバレるんじゃ…
それなら殺しちゃおう。
これも愛なの?
なるみはみんなに守られているけど、
きょうへいが可哀想でならない。
あの子は勘が鋭いし、頭がいいから
自分が関係しているのでは?とわかっていた。
せつない。
子ども嫌いな湯川がなぜか平気な映画。
「全てを知って決断すること」湯川先生の論破が。。
泣ける。。
前回の容疑者Xの献身は原作読んでから見たけど
今回は原作読んでない=話知らないまま映画みました。
前回に引き続き、今回もすごく切なかった。
トリックや犯人の動機には前作ほどインパクトはなかったけど、
少年と博士の絡みがひとつひとつとてもよかった。
海での実験シーンはすごくっときました。
この方程式を解けば、ある人物の人生が大きくねじ曲がる。
杏ちゃんの演技をまともに見たのは初めてで
杏ちゃんのことは好きでも嫌いでもないけど演技上手いなあ…と思った。
取調室の鏡の向こう側とこっち側での親子愛のシーンは胸がいたくてしょうがなかったです。
「僕花火をしちゃいけなかったの?」
そして一番印象に残ったシーンは
湯川先生が最後少年の言葉にかぶせて「楽しかったな」と言ったとき。
一番泣いた。
最後の最後電車の中で少年が湯川先生からもらったデータを真剣に見るシーンもよかった。
DVDが出たらまた見たいです。そして原作も読みたい。
切ない。。
少年が背負う未来を思うと…
ガリレオシリーズをあまり匂わすことなく
純粋に一本の映画として仕上げた印象があります
内容は重い…
暗い…
原作は未読ですが、
青い海と空と対照的な
ダークな展開で少々鬱気味に…
家族内に秘密ありすぎだろ!
普通子供に殺しさせるかよ!
てかよくそんな知識あったな!!
と、なんとも疑問は多くあったものの
杏さんが海で泳いでいるシーンと
湯川先生と恭平がペットボトルのロケットを打ち上げるシーンは
とても美しかったです
内容を含めてみるととても切ないですが…
ラストシーンは
罪をかぶった実の父のシーンや
自白した父を見る娘のシーンなど
感動しましたが
やや間延びした気がします
もう少し簡潔にまとめた方が
余韻とともにエンドロールで
すっきりしたのでは
やはり・・・
原作を読んだことがある僕としてはある程度予想がついていたがやはり作品のテーマが重く暗くなりがちであった。原作では子供嫌いの湯川が偏屈な理科嫌いの少年と触れあうのが唯一のほっこりする場面である。それはこの作品でも同じで明るさのみで言うならペットボトルロケットの場面が最高潮であとは終始暗いままだった。また始まり方も少し不満であの殺人事件の現場を本人目線で撮影したのはすごいいい始まり方だとおもうがそのあとになるみたちを登場させるのはよくないと思う。なぜならこの作品では田舎でおんぼろ旅館を営んでいる人の良さそうな一家にだんだん得たいの知れない何か無気味な謎が出てきてそれを湯川が解き明かしていくのがみそだとおもうからだ。なのでここはその傘視点から電車の火花を見せて恭平との場面に繋げるのが良いのでは無いだろうか?後演出面で言うのなら湯川が宿に泊まる経緯を省くのは感心しない。省くなら「塚原さんはなぜうちに泊まったの?」という台詞もやめるべきだなぜならそれでは湯川もどうして泊まったのかとなるからだ。最後の湯川の台詞は原作通りにやってほしかった。
俳優の演技は可もなく不可もなくだった。ただ湯川の演技がいつもよりも感情を表に出さないようにしてるように思えた。子役の演技はダメダメ。この作品はテーマがテーマだけに子役が重要だがあの子役では無理だったようだ。また、さっきも書いたように湯川と恭平のやりとりがこの作品での唯一のオアシスになるのだが彼には荷重だったようだ。このため作品のくらさがさらに増してしまった。子役の選定はもっと慎重に行うべきだったように思う。また杏の演技も欲を言えばもう少し子供っぽさの残った偏屈な感じを出してほしかった。なぜならこの作品はなるみが湯川とであって成長していく物語でもあるからだ。ただ最後の方は感動できたので高評価。
湯川先生、珍しく・・・
可もなく不可もなく
なんとなく東野圭吾は読まないというのが一種のこだわりみたいなものになっている私は、「子供嫌いで有名な湯川」の時点で押し寄せる「いや知らねーし」感。湯川ファン多そうだもんね。
とは言え、ずいぶん前に「容疑者Xの献身」を映画館で観て、ストーリーとか福山雅治とかじゃなくとにかく堤真一の演技が神がかっていて、ちょっと泣いたりした記憶があって。数年?のタイムラグを経て、第二弾を鑑賞。
恭平くんが実にかわいそうだった。何も知らずに殺人事件の片棒を担わされてしまった少年。しかも彼は聡明なので、周りの大人たちの表情や言動から自分の状況をすぐに察してしまう。でもなんで?どうして?と混乱する彼に、ラストで湯川がもっともらしいことを言って煙に巻いていた。でも心にしこりは残るだろうし、成長すればするほど事の重大さに気付いていくに違いない。無邪気な彼にこんな重い運命を背負わせて、まったく大人は勝手だよ。
全体的に可もなく不可もなくって感じだった。退屈ではないけど特別面白くもない。あ、でもロケットのシーンは突き抜けた清々しさがあって観ていて心地よかった。
実に面白い
子供嫌いな湯川と少年の少しギクシャクした、やり取りが面白かったです。
杏ちゃんの水着姿も良かった。
物語の展開は、おおよそこうなるだろうというところでしたが今作も「容疑者Xの献身」と同じく深い愛情が詰まってましたね。
推理物というよりは人の心を強く描いているのが、この作品の好きなところです。
少し残念だったのは「実に面白い」というセリフがなかったとこですね。
少年の行く末が気になりますが、いい人間ドラマだったと思います。
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