劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日のレビュー・感想・評価
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安土城が炎上した本当の理由って・・・? NHKで放送していた「タイ...
安土城が炎上した本当の理由って・・・?
NHKで放送していた「タイムスクープ・ハンター」の劇場版。
ドラマシリーズを見てなくても大丈夫!
庶民は平民などの”モブ”に取材をすることで歴史の”真実”が分かるんだ!という考え方が素晴らしい。
この短い上映時間の中で、第二次世界大戦や平成初期を組み込んでいくライド感は劇場版ならではだな~
要潤と夏帆ちゃんのバディ悪くない・・・!終始顔面偏差値の暴力である。
ラストのエンドロールまで細かくて、結局安土城炎上の謎は深まるばかり(笑)
歴史的フェイクドキュメンタリーという未開拓の地に足を踏み入れてよかった…
ドラマシリーズも全部見たあああい!!!
上島竜兵、宇津井健登場作品
要潤扮するタイムスクープハンター沢嶋雄一は1582年本能寺の変の後の京都にいた。時任三郎扮する難民救済にあたる織田家矢島権之助を追った。
なんとここで上島竜兵が博多の茶人島井役で登場。宇津井健まで出て来たぞ。タイムスクープハンター初めて観たけどちょっと変わった趣向だね。SFかな。
シリーズ駄作を見よう!評価はえらく低いが、これ決して駄作じゃないよ...
シリーズ駄作を見よう!評価はえらく低いが、これ決して駄作じゃないよ。
時空を超えるジャーナリスト、発想がいい。日の当たらぬ歴史に注目、史実が薄い故にそこにドラマ性を込められる。上手く考えた、歴史としても楽しめ、ドラマとしても楽しめる。
しかし、劇場版としては…やはりそこは歴史上の大事件に斬り込んで欲しいところ。評価の低さはそこが原因かと思う。
歴史改竄の危機は杏によって救われた(笑)
あんだけ絡むと
何度かテレビ版を観てる者です。
茶器の歴史は守れても、安土城の歴史は変わっちゃってるんじゃないでしょうか、あんだけ絡んでしまうと。取材者の立場を超え、登場人物になっちゃいましたね。そのためか、歴史の本を実写で読んでる独特の感覚は薄れ、よくある歴史ドラマになってしまったように思う。
やたら絡まれるのにも苦笑。別の時代でも絡まれまくるので、本能寺の変後の治安の悪さが薄まってる。まあ、人間たいして進歩しとらんよ、っていう意味かもしれないが。
でもあんなに見境無いヤンキーもそうそういまい(笑)
なによりほぼフィクションぽいのが残念。人身売買とか野盗とか、あったんでしょうけど目新しいエピソードじゃないし、賊との場内対決とかちょっと強引。
夏帆のハンターコスチュームはよかった。あと、一番やられたのは土足のシーン(笑)未来の日本人は靴脱がなくなってるらしい。
記者失格
タイムワープして歴史上の事件を取材する“タイムスクープ社”のジャーナリストの活躍を描いた、NHKのドキュメンタリー風ドラマの映画化。
元の番組は全く知らず。
その昔日テレで放送されてた「特命リサーチ200X」みたいなものかと思ったら、大分違った。
うん、微妙…。
もっと知的好奇心そそられる内容かと思いきや、何とチープなSF設定+時代劇。
歴史再現ドラマごっこと未来人記者ごっこをしているようにしか思えず…。
知られざる歴史の一面は興味ある。
取り上げた題材は歴史好きなら堪らないだろう。
が、実在の商人・島井宗叱とか茶器・樽柴とか、知らない者にはちんぷんかんぷん。
タイトルにもなってる安土城焼失事件も別にメインって感じじゃないし…。
映画としてもタイムスクープのジャーナリストとしても難点が。
樽柴が何者かに奪われそうになり所在不明に。やがて1980年代になって発見され、本来の歴史に修復するべく、1980年代にタイムワープし、不良たちにからまれながらも何とか手に入れるもすでに破損していて、今度は破損する前の1945年にタイムワープし、非国民!と疑われながらも何とか手に入れ、茶器があった元の時代に帰り、本筋にも戻る。
このエピソード、要らなくね?
超脱線。
まあ、それなりにハラハラするエピソードではあったけど。
タイムスクープ社のジャーナリストの鉄則は、歴史に干渉しない事。
その存在そのものが歴史を改ざんする事に成りうる。
…って言ってる傍から干渉しまくり!
その樽柴紛失の時点で歴史を改ざんした事になり、またタイムワープして取り戻して歴史修復完了!…って、おいおい!
そんな大層な機関がもし実在したら、厳罰もしくは失格もしくは大罪じゃ?
要潤演じる主人公はどの時代行ってもタイムスクープ社の制服であろう近未来的な服装。
誰がどう見たって怪しいでしょ!
普通はその時代に合わせて着替えるでしょ!
本当に敏腕記者なの??
同行する夏帆は1980年代でちゃんとセーラー服を着用。
このセーラー服姿は思わぬ拾い物!(笑)
ユニークなアイデアは面白い。
もっと有名な事件や謎を題材にすれば良かったのに…。
例えば、卑弥呼の謎とか聖徳太子の真偽とか三億円事件の真相とか。
何か、残念だった。
テレビ版の長尺感
NHK放映版はフィクションとノンフィクションの境界線を楽しみに拝見していたので、劇場版もその延長線上で楽しんだ。
杏さんの登場場面とか、キャストの充実はわかる。無理せずにTV版の延長線で済ませたのがどうだったたか? TV版を見知った自分からは安心感あるシングルヒットかな。
上島さんのキャラは捨てがたく、コロナ憎しだね。合掌。
初見2015/11
ハラハラした
タイムスクープハンター好きなので映画があると知ってみてみました。
弓が頭部貫通したり、モザイクかかった死体が転がってたりとなかなかリアルに戦国時代を描いててハラハラ。
途中80年代や戦時中にも行ってて面白かった。
ただ、ふだん30分尺のものなので2時間弱もあると途中少し眠くなってしまった。
名も無き市井の人々を描くはずが
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
名も無き市井の人々の姿を記録映像風に描きつつも、娯楽として楽しみながら当時の時代背景のことを勉強する。そんな企画が気に入って時々はテレビ版を観ていた。
さて映画版のほうだが、安土城最後の日という大事件が背景にされて意外と大きな話になっていて、テレビ版のような名も無き人々だがその背景のことや彼らの精一杯の生き方についての話が中途半端になった。歴史のことを取り上げるだけでなく、歴史を変えないための事件の話や登場人物側の組織の話も盛り込まれたりして、こちらも物語の中心が散漫になったように感じた。
とはいえ、喫茶店でからんでくる80年代の不良少女たちには苦笑させられつつも面白かったし、上島竜平の小心ぶりはけっこうはまり役だったし、全体的にはそれなりに楽しんだ。でもやっぱり基本である名も無き市井の人々の活躍や生き様を中心に描いてくれたほうがより楽しめたかな。
『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』
もうこれ大好き。いつものメンバーに時任三郎、嶋田久作、宇津井健と大物俳優が劇場版に格を付ける。
目を引いたのは上島竜兵の演技、ラストの台詞はシビレたぜ。
エンディングでは歴史を変えない変わらないをハッピーに見せくれた。
ドキュメンタリー的な良さが薄まった
テレビシリーズ『タイムスクープハンター』の映画化。
タイムワープをしながら、過去にさかのぼって動画で取材をし、日本の歴史をアーカイブするタイムスクープ社。このドラマの面白いのは、歴史的事件はタイムスクープ社の別の課が担当しており、主人公は、歴史の中に埋もれた名もなき市井の人々の暮らしや営みを取材していくところだ。
テレビでは、要潤扮する沢嶋と、それを未来からサポートする古橋(演じるのは杏)だけが、それなりに名の通った役者で、ドラマに登場する市井の人びとは、あまり知られていない役者達を使っている。しかも、その市井の人びとが、役を演じるというよりも、できるだけ時代に合わせて自然な発声や立ち居振る舞いを心がけており、台詞がかぶったり聞き取りづらくても御構いなし。NHKのドキュメンタリー番組のような体裁で撮影、編集されており、カメラは沢嶋が手持ちのカメラで撮影したような映像も多用されて手ぶれは当たり前。そうした聞き取りづらい音声や、分かりづらい映像を、スーパーや別映像で補正する。
ドキュメンタリーではないかと錯覚するような出来映えで視聴者を楽しませる。
逆に、要潤や杏だけが、用意された台詞やいかにもドラマ的な台詞を話す事で、「名もなき市井の人びと」のリアルさを浮だたせるという効果も発揮している。
さて、映画版だが、信長が討たれた「本能寺の変」をキッカケに、信長の茶器をめぐって時代を行ったり来たりするという、さすがに映画スケールにするために大胆に構成している。なんと1980年代まで登場するので、これまでのテレビ版では写されなかった近現代も登場し、それはそれで楽しめる。特筆すべきは、やはり安土城のシーンだろう。
ところが、大きな点で作品の良さが失われている。
まず、主人公の取材対象となる過去の人々の中に、有名な役者達を配した事だ。時任三郎、上島竜兵、小島聖、嶋田久作などがキャスティングされているのだが、テレビでは有名じゃない役者を使っているからこそ、いかにもドキュメンタリー的な映像に仕上がっているのに、有名な役者達はさすがに存在感がありすぎて、ドキュメンタリー調の雰囲気を壊している。タイムスクープ社にも、夏帆やカンニング竹山などが配されているが、こちらは違和感がないので、やはり「名もなき市井の人びと」の暮らしや営みをドキュメンタリー調の映像で紹介するからこその面白さなのに、そこに有名な役者を配したのは失敗と言わざるを得ない。もちろん、今までとは違って観客動員やパッケージに手を伸ばさせるために、キャスティングを豪華にする必然性があったのは理解できるが、せっかくの雰囲気を壊したのはいただけない。
また、いつもはできるだけカメラの配置も少なくして、あくまでも取材者である沢嶋が撮影(自動撮影的な映像を含む)した映像と視聴者に思わせるように制作されているが、映画化にあたってその辺のこだわりは減っている。これも、映画スケールのためには必然とはいえ、残念な設定改変だった。
できれば映画よりも、このレベルのスケール感をもった構成で2時間枠のスペシャル番組をテレビでやってくれた方が、テレビのファンには喜ばしかったのではないだろうか。もちろん、キャスティングは豪華にする必要はない。
タイムスクープハンターの魅力は、あくまでも「名もなき人々」にあるのだから。
あくまで「タイムスクープハンター」です
安土城焼失の謎解きを期待して見に行くと肩すかしを喰らいます。
あくまで、歴史に残らない”名もなき人々”のドラマがタイムスクープハンター。
(その意味では、茶器の件はどうなのという事にもなりますが…)
安土城は最後に出てきますが、何時に誰が何処にいて~みたいなのは特にありません。
諸説ある焼失の謎の落とし方も、考証に重きを置くの本作では、まあそうなるわなぁ…という感じで。
実際の安土城跡で撮影されているのが素直に良かったと思います。
戦時中の空襲のあたりは必要だったのかなぁ……と思わなくもないですが。
映画だけを観ると全体的に安っぽい作りかもしれませんが、TV版を見ている人にはおなじみの光景かと思います。
ただ、後半はいつもの沢嶋視点ではなく、第三者視点になります。
(スクリーンでハンドカメラ調を延々続けられると酔うという事かもしれませんが)
個人的には、未来と過去のリアルタイム連動については、SF物にはありがちとはいえ矛盾要素でもありますので、何とかならんかったのかなぁ…とは思いますが。
要望を言えば、せっかくのスクリーンなので、考証資料の絵巻物等を大画面で俯瞰できるような、本作映画ならではの見せ方が欲しかったかなと。
いわゆる「本格時代劇」でも「本格SF」でもありませんが、「タイムスクープハンター」として、歴史物好き・SF好きには非常に楽しめた作品でした。
タイムトラベルものとして面白い
テレビドラマ「タイムスクープハンター」シリーズの映画化です。テレビシリーズはドキュメンタリ的な手法の歴史ドラマのようですが、この映画はエンターテイメントに徹しています。テレビシリーズを観ていた人にはいろいろと不満もあるようですが、私はテレビシリーズは観たことがないので、一般的なタイムトラベルものとして面白かったです。
面白いとは思ったけど....
なんだか初心忘れてない?
元々何をタイムスクープするつもりだったの?って感じが...
会社の体制どうなってるのよΣとかね。
だけど、あやふや感ありながらも面白いと思ってしまったので、やっぱりいい映画だったと思います。
TV版の雰囲気はそのままにスケールアップ
TV版の雰囲気はそのままにスケールアップした良作だとおもいます。
時任さんや上島さんといった、日常的なイメージがついている方が、取材対象という点は、TV版のノンフィクション風な雰囲気を壊すのではないかと不安でしたが、お2人とも大変見応えのある名演でした。
沢嶋が「名もなき人々」の取材をおこない、それが安土城焼失につながっていくのも大きな違和感なく受け入れることができます。
普段のタイムスクープハンターを視聴している方でしたら、間違いなく楽しめると思います。
ネットで評判を見ていると、多くの方がおっしゃってますが、飛び道具の迫力は満点で、TV版以上にビビりながら見ることができました(笑)
上島竜平の芝居が最高
映画としてはまあ・・・テレビで十分の内容だし
1800円出してみる価値ははっきり言ってギリギリアウトだと思う。
ただ一点、上島竜平の演技が素晴らしい。
最初の茶器を大事そうに抱える演技とかそれだけ見ても素晴らしい。
最後の泣くシーンも芸人の演技ではないと思う。
「ただの茶器だぞ」の一言に込められた演技力は本当に度肝を抜かれた。
個人的にはこれだけでも金を払った価値はあった。
TVドラマ版の劇場版への素直なスケールアップ
TVドラマで見慣れている設定をお金を取って見に来てもらうためにエンターテイメントにデコレーションした映画という感じで、逆にお茶の間気分でお気軽に見れた反面、ところどころ「早送りボタン」を押したくなる衝動に駆られてしまった。
内容については、TV版と同様に歴史にかかわった名も無き人々を取材対象とすることには一貫性があるのだが、集客上の理由からか時任三郎、夏帆、特別ゲストとして宇津井健が登場するのには、無名の役者中心のTVドラマから、一番大きく変わった点で、ノンフィクション性がスポイルされてしまった感じはある。
とはいえ、TVドラマで見るより、要潤が男前だし、ゲストの夏帆がとびっきり可愛い(セーラー服姿はギリギリセーフか?)。
結局のところ、日常では大画面、大音響でTVドラマを見ることができないので、これはこれで、楽しむことができた。
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