劇場公開日 2013年8月31日

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「名も無き市井の人々を描くはずが」劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5名も無き市井の人々を描くはずが

2015年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )

 名も無き市井の人々の姿を記録映像風に描きつつも、娯楽として楽しみながら当時の時代背景のことを勉強する。そんな企画が気に入って時々はテレビ版を観ていた。
 さて映画版のほうだが、安土城最後の日という大事件が背景にされて意外と大きな話になっていて、テレビ版のような名も無き人々だがその背景のことや彼らの精一杯の生き方についての話が中途半端になった。歴史のことを取り上げるだけでなく、歴史を変えないための事件の話や登場人物側の組織の話も盛り込まれたりして、こちらも物語の中心が散漫になったように感じた。
 とはいえ、喫茶店でからんでくる80年代の不良少女たちには苦笑させられつつも面白かったし、上島竜平の小心ぶりはけっこうはまり役だったし、全体的にはそれなりに楽しんだ。でもやっぱり基本である名も無き市井の人々の活躍や生き様を中心に描いてくれたほうがより楽しめたかな。

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Cape God