「人間の悪の普遍性を認めるまで」ハンナ・アーレント a0064さんの映画レビュー(感想・評価)
人間の悪の普遍性を認めるまで
ユダヤ人の中にもナチスに手を貸している人がいた、という事実は、現代ではある意味常識(イスラエルや多くのユダヤ人はたぶん認めてないけど)になっている。自身が被害者でありながら、人間の悪を客観視したアーレントは凄い。やはり、今に名を残すだけある思想家である。1つの民族を愛したことはない、という生き方が、グローバル化した現代人に必要なものなのではないか。
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ユダヤ人の中にもナチスに手を貸している人がいた、という事実は、現代ではある意味常識(イスラエルや多くのユダヤ人はたぶん認めてないけど)になっている。自身が被害者でありながら、人間の悪を客観視したアーレントは凄い。やはり、今に名を残すだけある思想家である。1つの民族を愛したことはない、という生き方が、グローバル化した現代人に必要なものなのではないか。