県庁おもてなし課のレビュー・感想・評価
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期待ハズレ
ストーリー自体はおそらくフィクションなのでしょうが、実在する団体を題材に描いた作品ならば、ある程度のリアリティが必要だと思います。
その点においてこの作品は全然ダメです。この監督は地上波テレビのトレンディドラマでも撮ってた人なのでしょうか?現実にはありえないようなフィクション丸出しのクサ過ぎるキャラクター、展開、演出の連続。錦戸君が海に向かって叫びだしたときはテレビを消したい衝動に駆られました(-_-;)この映画に恋愛要素もいりません。
余計なものを入れずに、素直におもてなし課職員の奮闘に焦点を絞ったサクセスストーリーとして描けば良い映画になっていたと思います。だからこそ見る前の期待が大きく、その分失望しました。
うすっぺらいなぁ
久しぶりに映画を見て腹が立った。
全てにおいて監督のこだわりとか、全く!感じない作品。
●方言をなめとる。もうめちゃくちゃ
●どや顔で企画書を投げてましたが・・
クライアントの予算をまったく無視した企画・・・
また、そのダメ出しを「悪」のように描く(あほか!)
企画書できるの早すぎ・・・
●そもそも何がいいたいのかわからん
●2組の恋愛・・・・これ、まったくいらないと思うし
演技がクサイ!
●テレビにいきなり出演し、小説の宣伝の時間にも関わらず
聞かれてもないことを長々としゃべる主人公・・・・
●「仕事してぇ〜」
(「○○してぇ〜」なんて高知では言いませんが・・)
って・・・仕事しろ!!本気で企画を通したいなら
いくらでも仕事あるやろ・・・
そもそも
「おもてなし」って何?どう捕らえてるのかな?
知人が家に来たとして、その人のことを精一杯考えて
お客様が思ってた以上の居心地の良さができたなら、
それは「おもてなし」かもしれない。
道路がきれい、トイレがきれい・・
これは「おもてなし」ではまだなく、
単に「受け入れ態勢完了」にすぎない。
大勢の人に対して「おもてなし」ってはたして
ありえるのか。(僕はイメージできない)
うすっぺらい。
こういうの大嫌い!
膨らめ、ご当地の夢
有川浩の同名小説を、同じ有川浩原作の「阪急電車 片道15分の奇跡」のスタッフが再結集して映画化。
高知県庁に実際にある“おもてなし課”を舞台に、青年職員が高知のイメージアップに奮闘する姿を温かく描く。
今、ご当地がアツい!
その土地特有の魅力や醍醐味がそれぞれあり、興味を惹きつけてやまない。
映画も高知を大々的にPR。見ていると、やっぱり行きたくなってしまうのだ。
ただ、高知の自然の美しさを全面に押し出した印象を受け、地域密着の要素が薄いのが残念。
作風はとことんほのぼのハートフル。登場人物も皆、“エエ人”ばかり。
KYだけど、高知愛が人一倍強い青年職員・掛水を、錦戸亮が好演。
おもてなし課を手伝う事になった機転が利くバイトの女の子・多紀を堀北真希が演じ、超絶可愛い〜〜〜〜〜(笑)
二人の恋模様も平行して進むのだが、ハッキリ言って中学生レベル。まあ、純愛って事で。
この二人の恋模様より、高知出身の若手作家役・高良健吾と民宿“きよとお”の娘役・関めぐみが織り成す、親同士の再婚で昔“兄妹”だった二人の複雑な恋愛模様の方が良かった。
船越英一郎が演じる元県庁職員の民宿経営者・清遠が提案したのは、高知県を丸ごとレジャーランドにする“高知県レジャーランド化計画”。
しかし、清遠は高知県にパンダを誘致するという案で県庁を引っ掻き回した過去があり、それを覚えている頭の固い役人たちに先送りされる。
掛水たちはそれが納得出来ない。
実現の為に若者は諦めず、年長者は若者に委ねる。
この描かれ方には好感が持てる。
ところで、清遠が提案した“レジャーランド化計画”、確かに魅力的だ。
自然豊かな高知県をレジャーランド化するなら、我が福島だって!
福島も豊かな自然に囲まれ、食べ物も美味しく、それに関東圏にも近い。放射能問題なんか何のその!
ご当地の夢は膨らむばかり。
自虐としても英断
首都圏在住ながら高知出身で身内には県庁職員もいるもので、余計にいろんなところにかなりの違和感を持ってしまいました。
中身は県庁が出資したプロモーションビデオとも思えるものですが、部分部分は下手すれば高知でなくても成り立つかもしれない微妙な売り込み。
イケメンと美女を2組 出しちゃったのもあってか、ストーリーが間延び過ぎてあと 30分は縮められそうな勢いです。
錦戸亮はまだしも高知っぽさはありましたが、堀北真希はまったく『はちきん』感がなかったです。ちょっと場違い。美形すぎなんだと思います。
土佐弁の単語にしてもイントネーションにしても、一番マシなのは確かに船越英一郎でしたね。
特に自分的には劇中に良く出てくる「バカ」にはかなりの違和感を持ってしまいました。
自分が知っている当時では完全に冷徹に見下した時にしか使わない記憶で、愛情を持ってばかにする時に使うのは「アホ」ではなかったかと。
なお、この映画をきっかけに高知に興味を持っていただくのは大変うれしくはありますが、実際には高知県は『東西端距離 189.7km/南北端距離 166.3km』ですが、
空港はちょっとハズれた辺鄙なところにあるし、高速道路は半分しかないし、それ以外は片側1車線の国道で、とてもじゃないですが、1日 2日ではレジャーし切れないはずですよ。ご利用は計画的に。
それにしても。予算がなかなか出ないとか、派閥的なところとか、よく県庁が許可したものですな。そこは自虐としても英断。
きれいにまとまり過ぎです
ほっこりホロリ
今日は、何を見ようか?? と迷い、
「図書館戦争」か「県庁おもてなし課」のどちらかまでしぼって、結局時間の都合で「県庁~」に。
どちらも有川浩さん原作だが、どちらも読んでいない。
でも、まあ、有川さん原作だから、きっとほっこりできる作品なんだろうな~と思っていたが、その通り、ほっこりホロリの作品だった。
特に好きな俳優さんが出ているわけでもなく、期待もしていなかったのが、良かったようだ。
高知県って、友達の結婚式で行って以来、行ったことがない。
高知と言えば、はりまや橋、高知城、坂本龍馬、土佐電鉄、ピーマン・・・くらいしか思い浮かばないな~。
そんな高知県に、観光客を呼び込もう!!と、本当に「おもてなし課」を作っていたのですね~。
知らんかったわ~。
劇中、高知県の見どころをたくさん紹介してくれる。
この映画って、高知県のアピール映画だったっけ??
と思うくらい。
でも、それでイイのだ。
日本にはこんなに素晴らしい自然が残っているんだ!!と、新たな思いにさせられた。
いつかたくさんの観光客を呼び込むことでしょう。
掛水と多紀ちゃん、鈍感すぎるし、淡すぎる。
佐和と喬介、じれったいね。
二組の恋模様もおもしろい。
でも、中盤、ホロリとさせられた。
登場人物が、皆自分なりに頑張っていて、周りの人たちも皆良い人で。
見ていて、気持ちの良い作品だった。
それにしても、錦戸君演じる掛水君が、水を掛けられるな~んて、ネーミングはワザと?!
難を言えば、佐和が喬介の妹に見えなかったこと。
なんかズルッちぃ~わ
アニメ・・・
『いらないか、もっとクオリティを上げてほしかった。」というのが一緒に見た妻と私の意見。
私:原作を幾度となく読み返した人
妻:有川作品は何点か読んでるけどこの作品は未読者
です。
んで、内容知らない妻は色々なところがツボだったらしく、途中クスクス笑ってました。
私といえば、原作のとの”種々のざっくり”が気になるところ。
妻は見終えた感想としては、『これおもしろいね』とのこと。
ちなみに、滅多に自分からはそういう発言はしないんだなぁ。
ドラマとしての起伏はないけど鑑賞後はなんだかすがすがしいのは役者さんの演技のたまものかな。
ある意味登場人物を減らしストーリーを減らすことによってすっきりとわかりやすく見れるようになっているから妻もみやすかったんだろうなぁ、ってところです。
そう考えれば、映画→小説で体験する人たちは恵まれているかもしれないなぁ。
笑えてジーンときて、登場人物それぞれに共感しました!
有川浩さんの作品好きです。映画県庁おもてなし課も楽しみにしていました。
制作側の方々も先に触れていたように、大事件は起こらないけれど、人間と景色でこれだけ楽しめて、ほんわかしたことは相当の収穫でしたし、いい休日になりました。
なにより掛水くんがかわいらしい!あれには吃驚しました! あんなに自然に天然をだすなんて。そう簡単にお芝居であんな風になれるものなのか 不思議ですね。ナチュラルな会話といい、演説場面といい、錦戸くんさすがでした! 堀北真希さんは衝撃的に顔が小さいながら、表情は頑張る多紀ちゃんのキビっとと、本来の女の子らしさが出てしまう場面の使いわけが伝わりました。可愛くてDVDでも癒されそうです。
船越さんはもちろん終始すてきで、清遠さんの重みがあるのに親しみ易い温かな人格が乗り移ってるようですし、甲本さんも本当にすばらしい役者さんでお芝居に惹かれました。高良さん関さんは思いあってるもどかしさが伝わりかわいさがでてました。
他でのレビューで、県庁職員の仕事が進んでないという感想をみかけました。観光プロジェクトの進みは遅いけれど、確実に動きだした職員と、その一歩にヒントをくれた吉門、温かく導いた清遠、おもてなしの根本をみせてくれた佐和、行く先々の人との関わり合いと成長の物語でしょうから、原作はもちろん、映画も派手な大団円がなくて良いのでは?と感じました。
何から始めてよいか分からず、他県の二番煎じとちんまりした思いつきだけだったのが、彼らと出会ったことで、民間とのズレや自分たちの足を使うことを学んで、高知を知り、良さを最大限に伝えられるおもてなしをしようとする までに成長していたし、それが映像にもおさまったいたのだから、原作の趣旨は伝わりました。
プロジェクトをデカく動かせてナンボの話でないし、あれで良いのだと思います。
たしかに、もう少し長ければ!と感じた箇所はあるのですが、省かれた惜しい部分などを考えても、船越さんの仰るような いいね、のプラスが沢山の映画でした。
あとは錦戸くんの笑顔は女性の方必見ですよ! 色んな人がざわめいてました。ということで、星五つです!
もう少しキャラクターを掘り下げて欲しかったな。
もう、堀北真希可愛すぎ!
高知県に実在する‘県庁のおもてなし課’。
この課の業務は‘いかに高知をアピールして県外から人を高知に呼び込むか!
’。
ん…?これってこないだ見た大分に実在する綱引き娘を題材にした‘綱引いちゃった!’と同じじゃん。
いや、ほんとに似たようなもんでした。
けど、違うんですよね。
何が違うって、‘綱引いちゃった’は区役所職員の井上真央の個性もきちんと見せながら、綱娘達の人生とそれぞれの背負う問題をきちんとベースにして出来ていました。だから、綱引く必要性もひしひしと感じれたわけです。
でもこちらはそこらへんの描写が甘い。というか、主人公の掛水さんの頑張る理由が少し弱い。あと、主人公二人の恋愛感情もこんな短期間でお互いこんな気持ちにはならんだろ?と思わせちゃう流し方。
チョット話の詰めどころが全般的に弱い気がしました。
まあ、高知アピールをするには良く出来た作品でした。
2年間出張で高知と東京を往復していましたがほとんど市内しか見たことなし。こんな自然がすごいところならもっと散策すればよかった。
方言で言葉に‘にゃ〜’つけて会話してたけど、そんな喋り方する人残念ながら見たことないんだよね〜。
優しい映画
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