「親業と娘業のせつなさ」人生の特等席 きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
親業と娘業のせつなさ
離れて暮らしていた娘とのギクシャク感だな・・
今まさに僕はその事で心が千々に乱れているのです。
自分の娘への思いを言葉化してみるためにこのコメント欄で作文を試みようかと考えていたら
ハチコさんが“娘の立場で”先に生の言葉をぶつけて下さっていた。
ごめんね我が娘よ。
僕は父親になったのは初めてで、「父初心者」なのだよ。
君も「娘初心者」であるのと同様にだ。
だから五里霧中の手探りで 下手糞な家族をやっている事を容赦して欲しいよ。
本心の裏返しで怒りや悲しみの感情をぶつけて親子の関係を終了させてしまうことはたやすいと思う。
だからガス(クリント・イーストウッド)は終了を回避するために度々娘を遠ざけたのだ。
嗚呼、それにしても
「親業」がわからぬうちにあっという間に自分は老人に、そして娘は大人になって父を離れていく。
そんな歯がゆさ、しみる映画でした。
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映画の作りとしては △ 。
長らくイーストウッドの下で助監督をやっていたロバート・ローレンツが初メガホンとのこと。
DVDの特典映像では御大が弟子のデビューにぴったりだとこの作品を勧めたのだと語る。
でも、とっちらかったこの脚本のまずさをわかっていて練習用に弟子に仕事を与えたのか、それとも御大自身が老化して色々に判断がつかなかったのか、どうなんだろう?
どちらにしてもロバート・ローレンツの才能はあまり良くないと思った。
きりん様
御言葉、有難うございます。
レビュー拝読しました。子供の成長は勿論嬉しいのですが、寂しさもありますね。
家人とお互いの労を労いましたよ。
今後も頑張り過ぎない程度に歩んで行きたいと思っています。
身に余る御言葉、有難うございました。嬉しいです。