舟を編むのレビュー・感想・評価
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ただただ松田龍平がすごい
松田龍平さんの演技が素晴らしかったです。
あの事務のような女性が、ラブレターをだまってたたむところが、古きよき時代って感じがしました。
全体的に薄味で物足りない作品。
全く面白くなかった訳ではないが。
全体的に薄味で物足りなかった。
まず俳優陣が非常に豪華。
私が好きな俳優さんが沢山出ており彼等が動いているだけで胸躍るものがあるのは確か。
ただ全編通して薄味。
本作は辞書編纂に苦慮する仕事の話と、主人公と女板前の香具矢(カグヤ)との私生活の話、大きく二つに分かれますが。
…両方とも中途半端。
辞書編纂の作業は作業工程を見せることで途方も無い作業の道程を見せようとしていますが作業の説明自体は興味深いものの、10余年の期間がブツ切りで描かれるため苦労感が伝わり難い。
終盤、大きなアクシデントが起こっているような雰囲気有りますが盛り上がりを作り出すための、話のための話感が強かった。
プライベート側も序盤は主人公の不器用感やピントのズレをコミカルに描いていたものの中盤以降はすっかりと影を潜めて面白さの要素が減っていました。
また本来は話の一つの軸になり得る、宮崎あおいが演じる香具矢(カグヤ)の女板前としての苦悩も摘み食いはしたものの尻切れ蜻蛉の感が否めない。
結果、大した波乱も無く何か分からないけど上手くいっちゃった感が。
主人公も含めた周りの人物の成長した感じが薄かったような気がします。
ただ、薄味ですが安心して観れる作品なのは確か。
他人と観に行く上では安牌かと。
オススメです。
編むという事
映画評価:70点
芸人や俳優は明るく目立つ
だが、それを支えるスタッフは目立たない
当たり前だ
同じ作成者でも雑誌編集者や作家は目立つが、辞書を15年かけて作成する人達は目立たない
当たり前だ
だけど、どんな作成にもロマンがある
関わった人達の熱意がある
ゲームも、読み物も、家電も、建物も、番組も、料理も、歌も、そして映画も
この作品を通して熱意が伝わってきました
だから私は常に感謝を忘れない様にするでしょう
【2014.5.19鑑賞】
"マジメ"が送るとっても静かで熱い物語
【あらすじ】
ひょんなことから辞書編集部に異動となった真締(まじめ)は、膨大な言葉の波をも悠々自在に渡る辞書「大渡航」の編集に携わることとなる。その名の通りマジメな彼は多くの支えと言葉への情熱で、辞書編集に奮闘。ついに「大渡航」の発刊を実現させるのだった。
【感想】
"物作りって、人の絆があるから出来る"ー。そんな当たり前のことに気付かされ、自身を囲む物にちょっぴり感謝したくなるのが「舟を編む」だ。
言葉を愛しているけれど、ものすごく無口な真締。まるで辞書を引くかの様に紡ぎ出される嘘のない彼の言葉は、次第に「大渡航」に関わる者のハートに火を付けて行く。真締を支え続ける妻・香具矢、口達者で実はお人好しの同僚・西岡、将来の真締夫妻を思わせる松本とその妻…。一冊の辞書の制作過程を軸に描かれる個性豊かな登場人物達の姿に、時にはぷっと吹き出し、観終る頃にはほっこり心が温まる。
出演者達のあまりにナチュラルな演技にも注目しながら、一度観て損はない作品だ。
キャスティングの勝利
木訥な編集者を演じた松田龍平、
ちょっと変わった芯のある女性を
演じた宮崎あおい。
実力ある二人が、一番得意そうな役を
演じた当然のですね。
ストーリーは特に面白くもなく
場面も飛んだり、少し消化不良かな。
ただ、みた後にジンワリくる作品でした。
地味だけど、良い
風立ちぬに似てる気がする。
素朴で真面目なまじめ君の、仕事と恋の物語。
一人の平凡な青年が、辞書作りという仕事に魅入り、人生を捧げていく様がよかった。
その中で、オダジョーのような、自分とは違うタイプの人を受け入れたり、自分の思いを伝えられるようになったり、恋をしたり、誰かを大切にしたり、と、色んな成長があって、二時間という短い間だったけど、辞書作りを通じて人の人生の素晴らしさを感じさせてくれる作品だった。
辞書作り、大変なんだなあ。でも自分の知らない世界を垣間見ることができる、やっぱり映画っていいね。
なんとなくいい映画
個人的には言語が好きなので、辞書編集の苦労を少しでも知ることができ面白かったです。
ただ、単調なので母はちょっと飽きているようでした。
また、辞書編集の仕事の部分がメインになっているので、恋愛パートの描き方はちょっと雑(という表現が正しいかはわかりませんが、見る方の「どうせお約束で上手くいくんでしょ」という空気に頼り、丁寧に描けていない感)だなと思いました。
でも、悪い映画じゃないです。
地味な映画ですけど、興味があったら観てみるといいと思います。
うーむ。まずまず。
松田龍平さんがとてもうまいです。
笑えました。
ひとつとても寂しかったのが、10数年後になったことです。時間は誰にでも平等に訪れるものですが、急に飛んだのは拍子抜けしました。先生が亡くなったり…終わり方が寂しいです。
地味な良作
全体的な雰囲気がとても落ち着いていて、ノンビリ平和な気持ちで見るのに適した良作。派手なアクションもなく、人がバタバタ死んだりせず、うるさい音楽が鳴らず、季節の音や本の静けさ、「言葉」の応酬などによって、落ち着いているけれど飽きさせない、素敵な雰囲気を作っていました。俳優陣も派手さがなくて良い!
後半足早なところ、あおいちゃんの描き方にちょっと不満が残るところがやや残念だったけど、ただ辞書を編集するだけの映画で、よくここまで引きつけたなと思います。
松田龍平はミズタクでした。あの雰囲気いいですね。
人の地道な努力
洋画好きの私が、こんなにもスッとのめり込める日本映画は久しぶりでした。
難しそうなイメージはあったものの、
辞典って出来上がるまで、人の果てしない地道な努力があってのものかと知ると、とても素晴らしい映画でした。
心温まる キャラクターがいい
真締さんのキャラクターがとても良い。一見、内気で臆病なネガティブな印象だけど、実は男らしく告白したり、チームを引っ張るリーダーシップがあったり、仕事にプライドを持っている。結婚前はコミュニケーションが苦手で挙動不審な動きがクスッと笑を誘う。
西岡も軽いようで実は熱く優しい男で、辞書作りを守るために自ら犠牲になり別の部所から広告面で辞書出版に向け奔走する。酔って泣いてるタイミングで求婚してしまう、なんとも締まらないキャラがとても良かった。西岡と彼女の熟年カップルの掛け合いも良かった。
辞書を作るのに15年かかる。言葉を探して語釈を付けてミスがないように5回も校正する。とても大変な作業なんだと知った。
心温まる素晴らしい映画だった。
ことばを見直すきっかけに
久々に邦画で好きな作品ができた。
軸は辞典をつくる青年の話なのだが、その仕事内容がとても具体性がありとても興味が湧いて、面白かった。
松田龍平の素朴さが 主人公にはまり役d(゚_◎ )Good
心が温かくなる作品です
すごく感情が揺さぶられたり、涙を流したり…そういったことはありませんが、見終わったときにほっと心が温かくなりました。
この作品の一番素敵なところは、登場人物が皆個性豊かで魅力的なところですね(^ ^)
紙とえんぴつのぬくもりを思い出しました。
時々登場する猫ちゃんにも癒されました!
まったりした気分になりたいときにまたみたいな〜
私はすごく好きです!
●のだめカンタービレのシュトレーゼマン(as竹中直人)曰く・・『音楽に向き合ってますか?』『半端は許しません!』
いまから・・
映画好きで読書好きな俺が・・長くて変態的なレビューを書く!
引かれてもお構いなし!
それくらい感動したから(@_@;)(@_@;)(@_@;)
①名作・・●のだめカンタービレで、主人公千秋の師シュトレーゼマンが言ってる・・
『大事なのは・・どれだけ向き合ったか?です!』
そう・・
どれだけ仕事に?言葉に?向き合ったか?
本作にに出てくるすべての人物は・・きちんと自身の仕事や言葉に向き合ってるよネ?
俺・・涙止まらず見ました!
同時に・・
公開時、劇場に行けなかった事・・激しく後悔しました(+_+)(+_+)(+_+)
②原作/三浦しをんさん・・は俺的に好き嫌い有る作者さんです。
本作は素敵でしたが・・
●星間商事社史編纂室・・他、は最悪でした(*^^)v
でも・・
本作の原作は・・俺後半涙止まりませんでしたヽ(^o^)丿
これはすばらしい作品です(原作も・映画も!)。
③書籍を映画化する時・・
●百回泣く事や●リアル完全なる首長竜の日・・みたく原作レイプするPTと・・
●本作みたく・・原作に寄り添うパターンと・・
●ガンツや●冷静と情熱のあいだ・・みたく、原作から離れるけど・・それはそれで有り!みたいなPTが有ります。
これは素晴らしかったヽ(^o^)丿
原作はもう少し西岡(asオダギリジョー)とかぐや(as宮崎あおい)を掘り下げてるんですがね?
そうすると・・
前後編や三時間ものになるから・・これはこれで良いのでしょう?
④俺的には・・
かぐやは『黒谷友香さん』のイメージだったし・・
西岡のカノは『安藤サクラさん』のイメージだった・・
でも・・
宮崎さんはもちろん良かったし・・
劣化が騒がれてるけど・・池脇さんは●ジョゼと虎と魚たち以来の輝きだった・・
そして・・
松田龍平さん・加藤剛さん・小林薫さん・・
黒木華さん・鶴見新吾さん・・
みなさん良かったけど・・
一番良かったのが・・
オダギリジョーさんだった!!!
仮面ライダークウガ以来のオダジョーさんの代表作に思う・・。
つくづく・・原作のCUTが残念!
池脇さんとオダジョーさんの化学変化・・もっと見たかった⌒(^O^)⌒♪
星☆評価は・・
劇場公開1800円基準で(*^^)v⑤
DVD買う度 ◎◎◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたいお店】
料亭や割烹や小料理屋!
観た後の飲みたいお酒】
ビール・焼酎・シャンパン・・アルコールならなんでもござれ!
観た後の食べたい一品】
月の裏・・特性ゴマ豆腐!!!
もう一度記するが・・↓
本作、原作のが千倍素晴らしい!
でもコチラも十二分に&ぶっちぎりに素晴らしい!
伯爵・・
品質保証作品!!!
すばらしい!日本人なら見るべし(V)o¥o(V)
期待してたほどでは
辞書づくりという私の日常生活では全く想像できない仕事というものが当たり前だが存在していて傍から見たらそんな仕事面白いの?みたいなものも続けていくうちに自分の中で誇りが生まれていく
特に私は単純作業が非常に苦手なので淡々と熱中して仕事に取り組む松田龍平演じる馬締の姿はとてもかっこよかった(馬締はぱっとみコミュ障だし社会に出ても仕事とかでうまくいかなそうなんだけどそんな人が仕事できる時のヤンキー理論みたいなかっこよさ)
またオダギリジョー演じる同僚の西原も最初は軽薄そうな人だったのに馬締に感化されて仕事に誇りを持ち始めて尚且つ西原のキャラクターのまま辞書づくりで必要不可欠な人になっていくところ、西原と池脇千鶴の実在しそうな仲いいカップル感とかも好印象でした
ただかぐや(宮崎あおい)の恋愛がまぁいらない
だいたいコミュ障で全然アプローチしたりしない馬締の告白を受け容れるとか現実離れしすぎていて現実はそんな甘くないんやで...と思ってしまった
その後の結婚した後も献身的な妻過ぎてもうかぐやが馬締の妄想なんじゃないかと思えたくらい
原作は女の方でしたかどうなんでしょう?変わっていたなら監督の趣味ですね(笑)
あと辞書づくりに年月がかかるので時間が一度に飛ぶシーンがあったがイマイチ前後の描写の細かな変化を入れられていないように感じた
そこは映画の娯楽的要素に大きく関わるのに
また一つのミスが見つかりみんな総出で泊まり込みしなきゃいけなくなった時に人数が増えてからそんなに時間が経たずまたエピソードも弱いためみんなが一致団結するシーンに違和感を感じた
最優秀アカデミーは
作品→そして父になる
主演男優→松田龍平or福山雅治になってほしいなぁ
ほろりと
泣けてしまいました。
なんか静かな映画なんだけど、心にしんしんと来るような素敵な映画。
長年かけて、完成させる作品とはすごいですね!
松田くん、モテモテのイケメン役からこんなマジメな役まで、幅広い演技力!宮崎さん、最近はかわいい奥さん役多いですね!
面白かったです。
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