劇場公開日 2024年3月1日

  • 予告編を見る

舟を編むのレビュー・感想・評価

全241件中、221~240件目を表示

4.0オダギリジョーがいいね

2013年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

家に帰ってさっそく広辞苑をとりだした。電子辞書におされ真夏の枕にも使われなくなり、部屋の片隅に追いやられていたものだ。紙のヌメリを確認するために。紙のヌメリは感じられなかったが、電子辞書にないものを確認できた。電子辞書では調べたい言葉はでてくるが、それ以外の言葉は見ることができない(当方のPCだけかもしれないが)。しかし、紙媒体では調べたい言葉以外の言葉も左右のページに印刷されている。余計といえば余計。ムダといえばムダ。でも、知的欲求なんてそんなところにあるんじゃないだろうか。女子高生会話の用例採集は「キモイ」と言われる。そんなこと言われて作る辞書は10~20年かかる。発売される頃にはそんな言葉は消滅しているかもしれない。でも、言葉の魔力にとりつかれた人間にはそんなこと何の問題もないのだろう。主人公は馬締だが、この馬締くんあまりにしゃべらないのでつまらない。香具矢は「みっちゃん、やっぱりおもしろい」と言うが。それに対して、先輩西岡はチャラ男だ。でも、西岡くんの方がオダギリの表現力もありでおもしろい。出版社に就職するような奴は口では「辞書なんて」と言いながらも、やはり言葉が好きなのだ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ace

4.0松田龍平さん適役です。

2013年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

原作が面白かったので映画はどうかな?と思いました。松田君のまじめ光也は話すのが下手な学者肌の人物で辞書作りには最適なまじめぶりを発揮して良かった。登場人物も辞書作りに情熱を持った人たちで、辞書を作るということはとても大変な年月と細かい作業が必要だと知りました。色々な言葉の由来とか注釈とか、とても興味ある映画と周りの人たちの温かさが感じられる映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
未散

5.0マジメ系男子

2013年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

とっても素晴らしい映画でした。

なんかいっぱい泣けたんですよね。

観ててやさしくてあたたかな気持ちになってゆくのが判るし。

辞書を作る人たちの物語です。

私は辞書が大好きです。今でこそiPhoneなんかで辞書アプリやツールが役立ってるけど。

電子辞書よりもめくるパラパラ音のする辞書の方が好きです。

広辞苑のような英語の意味も書いてある中型辞書が愛読書だった頃があったし。

お手紙を書くときなどに辞書を開いて正しい言葉を索引したものでした。

それに辞書の匂いとか大好きだし落ち着きますよね。

そんな辞書を制作するプロジェクトチームの映画は心から感動できました。

言葉のプロたちが辞書を完成させるのに長ーい年月をかけていることも衝撃的でした。

正しい日本語を載せるのだから大変ですよね。

観てて今さら聞けない日本語講座な感じで(笑)学ぶこともあったり!

美しくて正しい日本語にビックリします。

だから辞書に愛着がわくと思います。

松田龍平さん演じる馬締光也~まじめみつや~

名は体を表すではないですけど馬締光也はマジメな男性。

仕事は几帳面。人付き合いが苦手。お部屋は本だらけで本の収集家。

そして恋には奥手?!じゃないよーな(笑)積極的かも?!

奥手っぽいんだけどベースは恋愛映画でもあるので展開が見ものです。

愛を伝える手法のシーンは笑えましたが胸にくるものがありました。

松田龍平さんは実際そんなに多くの台詞を発してはいないのにすごく伝わってきた。

存在感は大きくて濃厚なポジションでした。

まわりに登場する人たちのパワーも素晴らしかったです。

オダギリジョーさんも黒木華ちゃんも伊佐山ひろ子さんも小林薫さんも。。。

特に印象に残ったのは馬締光也が大学生のころから住む下宿先の大家さんの渡辺美佐子さん。

大家さんには心を開いてる感があって微笑ましかったです。

なんでも話せちゃうみたいなね。

正直に言えば・・・私自身に馴染みのなかった意味の言葉が登場してきて勉強になった(笑)

普段絶対使わないわよー!な言葉を知れて賢くなった気分にもなれたりして。

それを一生懸命語釈している編集者たちがいるってことに感謝したくなりました。

日々用例採集している姿勢に脱帽です。

観てて感慨深い気持ちになる物語。

そして完成した辞書【大渡海】だいとかい。

その立派な辞書・大渡海が欲しいくらいです。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Kaory.❤️

4.0あったか〜い気持ち

2013年4月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

観てる間中ほっこりとあったかくて、ちょっと声出して笑っちゃう、そんなシアワセ。

映画の後こんなふうにホカホカした気持ちになれるって在りそうでなかなかないかもしれない。

それにしても松田龍平という役者は!
演じるのはいつもどこかヘンな人ばかり。
でも彼がスクリーンに現れると、どうしても気になる。そのキャラクターに最初に感じた嫌悪感が消えて、いつの間にか応援してしまう。
何でだろう?声なのか?たたずまいなのか?不思議な魅力を放つ俳優。

この映画でも
かぐや姫のように現れる宮崎あおいはホントに魅力的だけど
ひょろひょろと営業に廻る松田龍平はなんともキモい。

それが観てるうちにどんどん素敵に見えてくる。

何年もかけて辞書を作る、という地味で果てしない仕事も登場人物の成長とともに壮大なスケールとなり、観るものの心を沸き立たせる。

自分ももっと一所懸命に働いてみよう。
そんなふうに思えたのはこの映画のお陰です。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ミントユ

4.0アスペな主人公ですが

2013年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

アスペな主人公ですが、周りを含めてほぼすべての出演者が彼を温かく見守る善人なのが自分としては好きな部類です。
内容は延々辞書を一から作るという一見地味なストーリーなのにダレずに長時間見せるのは素晴らしいと思いました。
小道具などにも手を抜いてないので冷めることもなかったです。やはり映画でなくてはできないことなんでしょう。

少しだけ気になるところとしては、女性の扱いが・・・。
香具矢がなぜ光也が好きになるのかどうも理由が読めないのと、タケさんが亡くなるあっさり感。岸辺みどりのポジションというか伏線が無さすぎな気が。

あと、余計なことですが。昔の Excelでは 6万5千行までしか扱えなかったですよね。実際やるとしたら苦労しただろうなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ホリファー

4.5地味を強みに変えた秀作

2013年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

もともとボソボソしたセリフ回しの松田龍平が、役柄としてもモソモソしたしゃべり方をする役をやったらどうなるか。その回答が本作に出た!
結果的にユニークで魅力的なキャラクターになったと思う。言葉に生きがいを感じる辞書編集者・馬締光也の誕生である。

そして本作がすばらしいのは、辞書編集という地味がそのままイメージされる題材を使って派手さを極力控えめに映画作りできる環境を用意できた点。
だからこそ、鉛筆でメモする音、ページをめくる音、包丁を研ぐ音、煮物を食べる音など、日本映画独特の音による映像表現に成功したのだと思う。
バックにサウンドを使わず、映像と場面の音だけを頼りにキャストの感情伝わってくるところは、日本映画の美しいところ。

これが辞書作りのプロモーション的な部分に光を当ててしまったら映画『ハゲタカ』になってしまうし、働いている人そのものに着目してしまえば『沈まぬ太陽』になってしまい、日本映画が持ち合わせている叙情的な要素がカットされてしまっただろう。
音楽で緊迫感を与えたり、焦燥感をイメージさせたり、また極端な構図のカットが多用され、まるでアクション映画のような演出になったに違いない。

そんなポジションのオダギリジョー演じる西岡は存在する。確かにいるのだけど、そこをスルーせず取り込み、そしてメインはやっぱり地味に辞書編纂に向かうという筋立てがすばらしい。

宮崎あおいも、大河ドラマのツンケンした部分がどうも印象に残ってて不安だったのけど、そこはそれ。芯の強さはそのままに、純粋なハートの馬締に打ち抜かれる割烹美人の役を見事に演じきった。
個人的にはこっち路線をバシバシ出してくれたらと思う。根がキツい人なのか、勝負どころに立つような役どころは、強烈過ぎて引いてしまうのだよね。

その辺の適切なアクセントという点では、オダギリジョー&池脇千鶴のコンビもすばらしい。
会社のわざとらしいよそよそしさや、オフのときのラブラブな感じはリアリティをたっぷりと注ぎ込む。
メイク落とし真っ最中の池脇に足を絡めて愛情表現とか、なんかもう見てる方が気恥ずかしくなる愛情たっぷりの親しさ。こういうのがサイドで入ってくると、作品に情感がグッと増す。

そして何といっても馬締の住んでいる下宿がすごい。
舞台設定では1995~2010年にまたがる時代だというのに、こんなのあるかいなと言いたくなるような古ぼけた下宿を作り上げた。
いかにも安そうなタイル、刷りガラスの入った戸、階段、味のあるゼンマイ時計など、よくもまぁ、こんなアナログ住居を生み出したと感心するほど。
でも、それがまた馬締のアナログな時代感とよく合う。いささかやりすぎじゃないかと思うほどだ。

しかし本作で一番すばらしい点は、編集部の面々が語るセリフのはしばしに言葉への愛着に満ちている点。
これの大元は原作者三浦しをん女史によるのだと思うけれど、スクリーンを通して伝えてきたのは、主幹・松本朋佑を演じた加藤剛をはじめとする役者陣と石田裕也監督の実力だろう。
地味にしみてくる言葉への愛着。これは辞書作りをテーマにしている本作だからこそ、ウソっぽくなく伝わってくる。映画構成的にうまい仕掛けだ。

アクションやカット、バックサウンドに求めず、日本的な叙情表現を出し切った本作は、ひさびさに納得いく日本映画。
それもこれも地味な題材を扱った原作があって、その映画化だということで観客は妙な期待をせず、製作側ものびのびやれたのが功を奏したのではないだろうか。
「大渡海」という辞書作りをプロジェクトほにゃららにせず、じっくりカメラをすえたドラマに観客は引き込まれてしまうだろう。

では評価。

キャスティング:10(こんな豪華な役者陣でバランスの取れた配置がすばらしい)
ストーリー:7(骨子としては地味の極みなのに、退屈しない流れ)
映像・演出:9(最新カメラの美しい映像を使いながら、しかし役者そのものと音にこだわった演出は、とても日本的な叙情感にあふれている)
美術:8(編集部の雑然とした様子や「大渡海」のプロモ用ツールなど、リアリティかつ本気)
セリフ回し:9(ボソボソしているけれど伝わる。誇張していないのに響く。そんな言葉遣いがたくさん)

というわけで総合評価は50点満点中43点。

映画は好きだけど邦画に絶望している人にこそオススメ。
きちんとした日本映画をひさびさに楽しむチャンス。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
永賀だいす樹

4.0買って読みたい「大渡海」

2013年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
kita-kitune

4.0助演男優賞は加藤剛さんで!

2013年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

映画観て来ました。 予想では、原作でグッときた西岡の件はごっそり削られるのだろうなと思ってましたが、オダギリジョーの熱演によりしっかり描いてくれていたのには一安心。 プロダクトデザインが緻密なのでセットで演技している感覚は皆無。「辞書」が主役のこの物語を魅力的な役者たちとともに盛り上げてくれます。 ヒロインの香具矢は原作においても存在がピンとこなかったために評価不能。 特筆すべきは加藤剛&八千草薫。二人の存在感は原作を超えてます! 原作ありの映画としてかなり幸せな仕上がりではないでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tomonari

3.5淡々と流れるようなストーリー。

2013年4月15日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

 原作未読。
 あまり期待していなかったのですが、ほんのりと笑わされじんわり泣かされ予想を裏切られました。
 松田龍平演じる馬締くんの、不器用で真っ直ぐなところがとっても可愛かったです。
大家のおばあちゃんに「言葉を扱う仕事してんだから、喋んなきゃ!」と言われて、勇気を出して西岡とコミュニケーションを取ろうとしたり、
(気持ちを伝えるなら)手紙がいいんじゃない?と言われて、果たし状のような恋文を書く馬締くん。見ててニヤニヤしてしまいました。
 どもりながら話すときの、なんとも言えない手の動きも、何だかリアルですごく良かった。

 脇を固める加藤剛さん、小林薫さんの名演技が光っていました。
加藤剛さんの「言葉の意味を知りたいと思うのは、その人の発言の意味を正確に知りたいと思うこと。それは、その人と繋がりたいということ」(詳細失念)という台詞が強く印象に残っています。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
佐伯

4.5活字好きには心地よい映画

2013年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

 辞書を作る話で2時間以上かけて何を描くのかと思っていたら、これが予想に反して大変面白かった。客の入りはあまり良いとは言えなかったが、これを観に来る人は自分と同じ活字中毒とまではいかなくとも、本を読むのは好きなのだろうなと勝手に思い込んで、同じタイミングで起こる笑い声を聞きながら、久々に客席の一体感を感じて心地良い時間を過ごすことができた。

 ただ正直に言って光也と香具矢が相思相愛になるのは少し唐突な感じがする。以前から時々タケさんの所へ来ていて顔見知りというならともかく、この点はもう少し丁寧に描いてもよかったのではないだろうか。

 辞書作りは根気というだけに止まらず、言葉に対する愛着(執着)がないと務まらないことがよく実感できた。それに10年以上も利益を生まない事業を続けさせてもらえる環境も必要だ。実際に今の出版社にとって辞書部門は経営的な旨味はないのかも知れないが、商売だけでは割り切れない文化事業として、今後も存続してもらいたいと願う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tochiro

4.0魅力的な人たち

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

辞書を作るという気が遠くなるなるほど時間がかかり、地味で根気のいる作業を題材にしたこの映画、ヘタをすると退屈で眠たい作品になっていたかもしれない。
しかしそうさせなかった作り手たちは素晴らしい。
「川の底からこんにちは」で、主演の満島ひかりちゃんをはじめ、演者の魅力を引き出した石井監督が、本作でもまた登場人物を魅力的に映し出している。

私は主役が魅力的であるというのは、良い映画の条件のひとつだと思っている。

石井監督という人は人間を魅力的に描くのがとても上手だ。その魅力的な登場人物たちに引っ張られてこの映画は退屈しないとても楽しい映画になっている。

上映時間は133分と決して短くない映画なのだが、この人たちのことをもっと観ていたい気持ちになった。
それほどこの映画の登場人物たちは魅力的で好い人たちばかりだった。
ストーリー的には大きな起伏はありませんが、主役の馬締光也にとっては大問題ということが起きたりして、その辺りの内部描写を追いかけて観ていくと、笑えるし、泣けるし、観賞後もとても良い気持ちになれると思います。
好きな作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
harukita

3.5地味な話だけど、面白い。

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

なるほど、こうきますか。

馬締が、松田龍平と聞いた時は「どうかな~」と思いましたが、中々どうして。結構いい仕上がりになっていますね。さすがです。

凛とした美しさを持つ女性には、やっぱり宮崎あおいは外せないですよねぇ。ただ、「自分、不器用ですから」と言いそうな、女高倉健の雰囲気は、彼女をしても、表現しきれなかったような気がします。中々難しい表現なんでしょうね。

軽妙な西岡を誰が演じるのか気になりましたが、オダギリジョーが上手く演じています。なるほどね。確かに、一見軽薄だけど、実は真面目と言う感じは、オダギリジョーの雰囲気であるかもしれません。

そして、加藤剛と八千草薫。この二人には、思わず唸ってしまいますね。加藤剛の重厚感と、八千草薫の淑やかさがあって、この作品は逸品になっているんだと思います。

ピース又吉が出ているのは、最後のクレジットで気が付きました。って言うか、何処に出てた?

原作も読んでいるんですが、結構、原作に沿った内容になっていると思います。ただ、時間の都合のためか、原作での岸辺と宮本が付き合っていく件などは、完全に省かれていますが。あのあたりも、辞書編集にまつわる濃厚な人間関係の表れとしては良いと思うんですけどね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
勝手な評論家

4.0辞書編纂というお仕事

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

原作を読んだ時にぬめり感を広辞苑で確かめたのを思い出しましたw

作中でも指摘があるように、電子化の道は回避出来ないのかもしれませんが、辞書編纂という仕事に膨大な熱量が必要なのは媒体が変わっても同じような気がしますね。

きっとこの映画を観たら、辞書を愛でたくなりますよw

あとトラさん可愛すぎ、猫的な演技もパーフェクトです♪

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tukisiki

5.0真面目さがいい

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

辞書編集部、存在を初めて知りました。言葉を拾い、言葉を活かしていく
今度辞書を引く時は、ちょっと見方が変わるかもと言うくらい、辞書作りの大変さも描かれていて、感心しました。

馬締役の松田さん、先輩役のオダギリジョーさん、香具矢役の宮崎さんそれぞれが映画の中で見せる空気感と言うか、間合いが好きです。
真面目過ぎて笑えたり、一生懸命だったり、静かだけど心に響く映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シュガー

5.0言葉以上に伝わってくるものが

2013年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

原作未読です。

一般の人があまり知らない辞書を作成すると言う現場。
たくさんの言葉にあふれて、長い年月がかかります。

その間おこったことを、そのたくさんの言葉だけでなく、画面の情景だけで魅せられました。
汗たれる夏の日から、雪降る音のない冬まで、ただ辞書をつくるだけでなく、一生をかけてその時間を歩む様がとてもよかったです。

どの役者さんもすばらしい演技でした。言葉の説明がなくとも、涙がでました。
とてもいい映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
N臓

4.0波に整頓されてゆく、、

2013年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

面白かったです♪

わはは!という 笑いではないのだけれど、

まさに辞書のように、笑いが整頓されてゆく感じ。。

ちょっと 力が弱いというか、

まじめくん のキャラクターが映画には向かない気もしたけれど、

最近 少ないタイプの日本映画として 楽しく見ました☆=

しかも、泣けます!!

時代遅れ のようでも あった辞書編集部が、

まじめくんを中心に 活気をおびてゆく、、

周りの素敵なキャラも含め、応援したくなりました。^-^

清々しい気持ちになれる一作かと思います。vv

コメントする (0件)
共感した! 0件)
まごちゃん

4.0大渡海を買いたい。

2013年4月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

松田龍平と宮崎あおいのおかげで応援は出来るが、
正直、恋愛パートは余計に思えた。

辞書作りにのみ邁進する群像劇にしてほしかったな。

締めの言葉がしっくりこないエンディングが微妙。

とはいえ、
長い歳月をかけて作り上げた辞書"大渡海"をめぐる仕事ぶりは、
薀蓄とユーモアに満ちていて楽しい。

語釈(意味や解説。言葉の意味を説き明かすこと)を練りながら、
用例採集ノートを埋めてゆく作業、面白い。真似したい。

喜怒哀楽を煽りたてずに落ち着いた筋運びの世界感のもと、
辞書が抱える奥深さと、
努力して積み上げてゆく地味だけど何より素晴らしい生き方が、
はっきりと浮かび上がってきて、
言葉を紡ぎつつ静かな活気みなぎらせる人間讃歌に結びついていて好き!

コメントする (0件)
共感した! 2件)
AKIRA

4.0期待以上

2013年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
sakura

3.0舟を編む

2013年4月6日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

もう少しユーモア・笑いがあってほしかった。全体が単調で盛り上がりに欠けていた。辞書つくりの大変さ、作り手の情熱・使命感がよくあらわされていた。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
バリおとん

4.0意外と、面白い

2013年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

知的

映画として、とってもよくできていると思います。それぞれの配役が絶妙だし。松田龍平のおとぼけぶりと、力の抜けようもうまい。ちょっとクスっと笑える感じもとってもいい!!オダギリジョーも初めていいなと思えましたよ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
kurikuri
PR U-NEXTで本編を観る