劇場公開日 2013年3月8日

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野蛮なやつら SAVAGESのレビュー・感想・評価

全27件中、21~27件目を表示

3.5オリヴァー・ストーン、まだまだイケる

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

久しぶりにオリヴァー・ストーンが面白いと思った。なぜ急にこんな若々しい作品が撮れるようになったのだろう?
マリファナで大儲けをしたのはいいがメキシコの組織に目をつけられてしまう、いわば素人がやりすぎてそのスジから因縁をつけられる話だ。
博愛主義のベンは危ない橋を渡るのはやめて営業権をそっくりくれてしまおうといい、相棒のチョンは稼ぎは誰にも渡さないと言い張るところから事件が始まる。
この対照的な二人にテイラー・キッチュとアーロン・ジョンソンがイメージ的にいい具合で収まっている。二人の共通の恋人で組織に拉致されてしまう美女オフィーリアのブレイク・ライブラリーもそれなりだ。主人公3人は演技よりルックスで選ばれた感じだ。

この映画の面白さは悪役側にある。
サルマ・ハエックによる麻薬組織の女ボス・エレナはクレオパトラみたいなヘアスタイルと顔立ちで荒くれ者たちを束ねるが、意外に情にもろいところがあって憎めない。
邪魔者を消す組織の掃除屋ラドのベニチオ・デル・トロのワルぶりは最高だ。これだけのワルが登場する映画はそうそう無い。この映画を面白くした最大の功労者だ。
そしてジョン・トラボルタ。甘い汁を吸う麻薬取締局員だが、丸くなった顔とでっぷり大きくなった体は悪徳刑事というより世渡り上手といった具合で、最後まで抜け目がない。トラボルタもいい立ち位置を得た。

主役クラスは“お飾り”。悪役陣の演技力を活かしたストーリーと、その道の“玄人”の恐ろしさを打ち出した演出に総力を挙げたことが、結果的にリズミカルで若々しさを秘める結果となった。

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マスター@だんだん

3.0共感を呼ばないワイルド

2013年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

まさしく"野蛮"な面々の対決は、
ドンパチ応酬ではなく比較的、静かに展開され拍子抜け。

"ドラッグビジネスに足を踏み込んだ時点で死んだも同然"
それを身をもって学習してゆく若者の成長物語だった。

いや、成長じゃないな。
退化やな。

すべての悪事を美化するような終盤に興醒め。

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AKIRA

3.5豪華な脇のやつら。

2013年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

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ハチコ

4.0悪いヤツばかり。

2013年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

怖い

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りりー

4.0クールな映画

2013年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

ストーリーが良い。
キャストが豪華。
面白い痛快な映画でした。
ドラッグやアクション、ラブシーンなどてんこ盛りのスタイリッシュな作品。
残酷描写がすごい。爆走している。
エンディングもナイス。
さすがオリバー・ストーン監督作。

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tatsu tatsu

4.0煙いビジネスをオリバー・ストーンらしく疾走感溢れる映像に!欠点があっても、もう一度観たくなる映画(^^)

2013年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

知的

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グランマム

3.5若手育成

2012年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

マリファナを栽培して富を得たベンとチョーンは メキシコのドラッグディーラーに無理な商談を迫られる。 うまくかわそうとしたその時、二人の愛する女性・オーを 人質にとられてしまう。。とストーリーは流れます。

『ジョン・カーター(2012)』(テイラー・キッチュ)と『キック・アス(2010)』(アーロン・ジョンソン)の共演。 花を添えるのは『グリーン・ランタン(2011)』の彼女(ブレイク・ライブリー)。 脇を固めるのは『チェ(・ゲバラ)(2008)』(ベニチオ・デル・トロ)と『ヘアスプレー(2007)』のママ(ジョン・トラボルタ)。 そしてメキシコと言えばこの女優さん、サルマ・ハエック。

今の時代にあって アナログっぽさを感じさせる演出に 興味を引かれましたが、主役組がそれをこなせていない気がしました。 若手育成の作品と言える仕上がりです。

細かい演技ができない ブレイク・ライブリー。 セクシーで男と絡むシーンはお得意のようですが、人質にとられてからの後半は 脇役組にほとんどカバーしてもらってました。 彼女のナレーションも 私的にはいらないと思いました。

今をときめくイケメン・タッグ、テイラー・キッチュとアーロン・ジョンソン。 この作品で一皮むけた二人を想像していたのですが まだアイドル路線からは抜けられないようです。 特にテイラーの演技は どの作品でも同じに見える。。。

普段は主役級の脇役組、若手のサポートに 大わらわでした。 また欲張りなことに ブラック・ユーモアも交えた内容でベテランの皆さん さぞご苦労だったでしょう、お疲れ様。

残虐なシーンや 濃厚ラブ・シーン、危機に陥ったり・逆転劇でスカッとしたりと盛りだくさんの内容で 2時間にはめ込むよりテレビドラマで回数を分ける方が もっとしっかり楽しめたかなと感じました。 裏社会を垣間見るという部分で『トラフィック(2000)』を思い出しましたが、全然負けてます。

演技力に目をつむり、豪華キャストと撮影場所・シーンごとのコントラストがよかった点で 3.5評価。 笑うところではないけれど、(劇中の)ベニチオさんのまゆ毛と トラボルタさんの髪型がすごいです(笑)

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Blue
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