レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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IMAX版にて再び至福の時間を
素晴らしい
小学生の頃、青い鳥文庫で「ああ無情」を呼だのだが、ほとんど記憶にない。
というか、レミゼラブル=ああ無情だと知ったのはついこの間である。
そんな私はCMを観て衝撃が走った。
実は私は無類の女声好きなのだが(別にいやらしい意味はない)、流れてきた歌声にすっかり魅了されてしまったのだった。
事実上、予備知識0で挑んだのだ。しかし、セリフの9割が歌というのは私にはドツボであった。
なにぶんミュージカル系の歌が大好きなので単調と批判される9割歌も私は肩を揺らして楽しんでいた。違和感は皆無、息づかいまで歌に入っているのでむしろ感情移入できた。
そしてなんといっても、どんなにクサいセリフも歌にのせてしまえばロマンチックになるのだ。これは歌の魔力だと思う。
そしてやはり女性は素晴らしい。
脇役の脇役まで素晴らしい声を持っており、何度も鳥肌にさせられた。
特にon my own やdream of dream (間違ってるかも)は旋律が頭から離れず、映画を見終わった後もネットで調べてずっと聴いていた。
総括すると、観ないといけない映画
長いので歌が好きではない人にとっては辛いかもしれない。
ただ一旦感情移入ができてしまえば、とてつもない鳥肌があなたを待っている!
久しぶりにいい映画を見た。
皆さんがんばりました賞!
2011年にブロードウェイのヒュージャックマンの期間限定のショーを見ましたがその時の歌のうまさに感動しました。
どんな素人でも最初のシーンで実際に歌っていることはわかるので一瞬鳥肌立ちますが徐々に飽きてきます。
が、あれをやられてしまうとこれから作るミュージカル映画はこの手法なのかと思うと役者泣かせ。
ラッセルクロウのような歌イマイチの方が目立ってしまいます。
アンハサウェイの名場面をCMで流してしまうとつい観に行っちゃいますよね、一番泣けるシーンをあんなにCMで観たら泣けないんですけど・・・
でももう少し歌声聴きたかったです。
できるだけいい劇場でサウンドのいい所(できればIMAX)での鑑賞をお勧めします。古い映画館は避けましょう!
やはりミュージカルはイイ。
舞台版も小説も見たことはなかったのですが、レミゼ。
ミュージカル好きとしてはこの圧巻の2時間弱、楽しませて頂きました。
映画じゃないと出来ない場面転換や、演出はいいなぁと。
ただ、主要人物が感情込めて歌うシーン等、フィックスが多くなるのはしかたがないのでしょうけれども、画が単調になりすぎるのがいまいちなぁ、と。
あと私の隣で鑑賞されていた方は、女性陣の歌のシーンで号泣されており。
しかし私はというと、ジャン・バルジャンやジャベールの心境変化や、ラストシーンへの下りでいきがつまる思い。
しかし見る側の感情移入する人物が違うと、泣くタイミングも違うのかなぁ、とか。
なんかそんなことを頭の片隅で考えながら鑑賞しておりましたが。
しかし、元々舞台鑑賞も趣味な故、是非これは舞台で見て、生の歌声での感動を感じたいなと思わされました。
映画は映画、舞台は舞台のよさがあるもんだ、と再確認させられた一本。
にしても、冒頭からの迫力は息を呑むものがありました。
ミュージカルとしてはいいと思うし、英語の歌詞も入ってくるけれど、通常の映画部分はしっくりこない。
「レ・ミゼラブル」はミュージカルは見たことないけど、原作は読んだし、前の映画も見ています。
英語が話せない私でも、セリフが歌になっていてそんなに速くないので、字幕なしでも大丈夫そうな感じで、すごく入ってきた。
歌い手の人は皆うまくて、すばらしい曲ばかりだったので、ミュージカルとしてはいいのかもしれないけれど、通常の映画としてはちょっとしっくりこなかった。
キャストでは、ヒュー・ジャックマンのジャン・バルジャンとラッセル・クロウのジャペールがかっこよすぎてイメージに合わない。
どうしても使いたいならば、むしろ逆の方がよかった。
アン・ハサウェイのファンティーヌも何かイメージが合わない。
アマンダ・セイフライドのコゼットはいいけれど、完全に死んでしまって、お人形さん状態。
ストーリーも歌に尺をとられるせいか、ダイジェスト版並の高速回転で回しているので、味わっている暇がない。
ストーリーがしっくりこない理由としては、ジャン・バルジャンやジャペール、革命を蜂起した若者達みたいな、損得や生き残るためではなく、自分の信じるところによって生きる、みたいな人をあまり見かけなくなったということもあるかもしれない。
現在では上から下まで、テナルディエ夫婦みたいな人が急速に増えているような気がする。
隣の国の人を見ると、前から変わってないのかもしれないけれど、さらにそういう感じがする。
逆にテナルディエ夫婦を主人公にした「スウィー二―・トッド」(2007)みたいなものだったらしっくりきたのかも?
あと映像で、すごく小汚い感じがいやだった。
ラスト近くの下水道シーンは強烈だった。
うそでも、もうちょときれいな水にしてほしかった。
久々にいい映画と出会えた
前情報0で見に行きました
友達とノリで見に行きました 元々この話も知らなかったので前情報0でした
すごい評判が良いのでかなり期待してました…
で感想は うーん…
ミュージカル映画はマンマミーヤとサウンドオブミュージックぐらいしか見たこと無かったんですけど こんなんだったけ? って感じでした(・ω・`)
すごく革新的みたいなことをよく聞きますが 録音方法とかずっと歌ってるところがでしょうか?
確かに録音方法は素晴らしく ホントに臨場感があり とても興味深いです メイキングとか見てみたいです
しかし歌いっぱなしなので なんというかメリハリがない 最初いつ始まったのかわかりませんでした
しかし出演者の歌唱力は尋常じゃなく それだけでも楽しめます
あとはとにかくヒュージャックマンとラッセルクロウがカッコイいにつきます(*´ω`*)
終わったあと周りが感動した感動したと言いまくってるので 僕も最初雰囲気に呑まれてましたけど ストーリーも単純だしよくよく考えるとそんなだったなーって感じです(・ω・`)
結構良かった
舞台ものの取り方の難しさ。名作は名作であるが。
MTV? 長いミュージックプロモーションビデオ
ミュージカル映画は私にとってバクチです。
ただし映画「ザ サウンド オブ ミュージック」は殿堂入りです。
…そこから長い空白期間(記憶から消し去ったミュージカル映画たち)
がありますw
やっと来た!映画「ドリームガールズ」は大変良かったです。
軒並み高評価なので、「これは」と思って観ましたが、
私にはダメでした(^^;
良いと評価してる人は舞台であらかじめ知ってて耳馴染みがある曲を
有名俳優が上手に歌い上げているだとか、そんな追体験で評価している
のであって、純粋な映画の評価じゃないのかな?
よくも長時間これだけ歌いっぱなしなもんだ、と。
ミュージックプロモーションビデオでカメラ目線で
アーティストの顔のアップがメインのもの、そんな感じ。
それはそれで俳優にとって難しい要求だった
だろうし斬新なミュージカル映画ではあるんだろうけど
メリハリがなくて結構苦痛でした。
泣き所?…そんなの特にありませんでした。
笑いどころ?…テーマがテーマだけに一切ないですw
エンディングのあたりはアップが薄れて掛け合い的でちょ
っと良かったかな、というくらいです。
スピーカーのボリュームをもっともっと上げてくれてたら
少し泣けたかもしれないw
かなり席数のあるスクリーンで満席でしたが上映中
笑いも無く嗚咽も聞こえること無く、
帰る人々の顔色をうかがっても淡々としたもんでしたよ。
「映画」として見に来た大多数の観客は
こんな反応なんじゃないのかなあ。
原作は昔読みましたが「こんなに単純な話だったっけ?
こんなに登場人物少なかったっけ?」と再認識した次第です。
アン・ハサウェイがきれいだったので1.5です。
レ・ミゼラブル
舞台レ・ミゼラブルの映画化。ロンドンで1985年初演して以来、いまだにロングランを続けるミュージカル。正確にはヴィクトル・ユゴー作の原作ストーリーとは違う。舞台版の完全映画化である。今年のアカデミー賞の作品賞、主演男優賞、助演女優賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、歌曲賞、音響賞、衣装デザイン賞、美術賞にノミネートされている。個人的には監督賞があっても良かったのではないか。
映画で演技をしながら実際に歌を同録して撮影するのは非常に稀。オペラはそうだが、その場合、舞台が限られ観客は遠目で観るしかない。もちろんカメラポジションも制約だらけ。映画、テレビの場合、先に楽曲と歌を録音し、そのテープを流していわゆる口パクで演技し撮影するのがほとんどである。本作は、手持ちのカメラ撮影からクレーンなど、クローズアップやロングショットなどカメラ割りも多いのに、実際に演技しながら同時録音するには大変な苦労があっただろう。歌のNGもそれなりあっただろうし。その甲斐あって演技しながら歌を歌うので、非常に自然で迫力がある。過去観てきたミュージカルは歌の部分に入るとどことなく違和感があり、酷い場合は本人ではなく吹き替えが歌うことが多かった。(昔のハリウッド作品は吹き替えばかり。だからこそオードリー・ヘップバーンが肉声で歌う「ムーンリバー」は貴重)
本作はびっくりするほど、キャスト全員歌がうまい。ラッセル・クロウはバリトン歌手ばりにいい声だ。映画界の美男美女である、ヒュー・ジャックマンとアン・ハサウェイも歌が歌える俳優だとは本作まで知らなかった(^^ゞ自分の間合いで演技と歌を撮影しているので、明らかにミュージカル映画の撮影手法の歴史は変えた作品。だからこそ、監督賞にノミネートされてもよかったのではないだろうか。本作は単なるセリフの部分は非常に少なく、全編が歌に溢れている。この作品を映画館で堪能できて幸せだと思った。ミュージカル好きは感動すること間違いない。
揺さぶられる歌の力
タイトルは知っていたのですが、
どんな内容かはよく知らないまま鑑賞しました。
ミュージカル形式という事も知らなかったので、最初は驚きました。
以前ミュージカル形式の映画を観たことがあったので、
免疫はあったのですが、
「え!ずっと歌ってるの?・・・最後までもつのかしら・・」
と心配になりました。
心配は杞憂に終わりました。
まず、曲・・・これは誰もが耳にした事のあるメロディ。
スーザンボイルでおなじみの「I Dreamed a Dream」
レ・ミゼラブルの舞台などのCMでよく流れていた「民衆の歌」
秀逸なメロディと壮大なオーケストラに、
まるでミュージカルの世界に入り込んだような興奮を覚えました。
そして、セリフはほぼすべてメロディが付いているのですが
なぜか違和感がありませんでした。
歌うように嘆き、歌うように笑い、歌うようにささやいて
見る人の心に旋律と共に鐘を打つのです。
ミュージカル形式でやるのなら、舞台でいいのでは?という
意見もあるでしょうが、
舞台では為しえない、ドラマティックな映像
そして役者の表情を覗き込むようなカメラワーク・・・。
自分も物語のその中にいるかのように、引き込まれました。
物語に関して言えば、色々と省略された部分もあったようで
原作をきちんと知らなかった私には、ツッコミどころもあったのですが、
この監督がやりたかった事を、よく凝縮した作品であったと思いました。
DVD買いたいな・・・いえ、もう一度劇場で観たい。
ずーーーーっと歌です。
向こうでは日本の年末お馴染みの「忠臣蔵」に位置付けられる??「レ・ミゼラブル」
「ジャン・バルジャン」という題名で道徳の時間に見たアニメとイギリスのオーディション番組で「スーザン・ボイル」が「I Dreamed A Dream」を歌ったミュージカルだという記憶しか私にはありません。
さて本題ですが、3時間弱ありますが、飽きるということはありませんでした。
話の内容やキャラクターもとても丁寧に描かれているし、何よりも冒頭の迫力ある映像は圧巻です。
また史実が入った海外映画全般に言える事ですが、日本人に馴染みの無い事変などでが
省略されて描かれがちで、途中???になる事が多いですが、この映画はまだ何とか丁寧。
ただ、、、、ミュージカル映画とは言え兎に角ずーーーっと歌ってます(笑)
それも冒頭から終わりまで本当にずっーーーーと。映画にする必要があるのかと思う位に。
話が頭に入る前に歌突入です。それが若干イライラする。
また、アン・アサウェイや他の豪華役者達の歌がそこまでの評価に値するほどの歌なの?って
思うほど普通に感じたので、それが歌にイラっとした原因なのでしょうか??
と思っていた中盤!!そこに登場する「エポニーヌ」役の「サマンサ・バークス」にはグッと来ました。
感情表現も素晴らしいし、歌にも惹かれてしまいました。後で調べてみたら彼女は舞台版の「レ・ミゼラブル」に本役で出ていたんですね。凄く良かった。
総評としては歌でずっとの3時間弱は辛いですが(笑)ストーリーや映像のスケール感を考えると
見て損はない映画だと思います。
ミュージカル
重厚な映像だが
もうすぐアカデミー賞の授賞式ですね。
そのなかで、主演男優賞、助演女優賞、作品賞など主要な部門でノミネート
されている「レミゼラブル」。だからというわけじゃないけど、今ごろになって見に行きました。
確かに映像は重厚かつ濃厚だった。特に、幕開けとなった大雨の中を、囚人たちが大きな船を引くシーン。囚人のひとりジャンバルジャン役のヒュー・ジャックマンは頬がこけ、それでいて目だけギラギラしていて、すごい迫力だった。このシーンは出色な出来栄えだった。
それに、憎き警察官ジャメール役のラッセル・クローも、身を落とした女性フォンテーヌ役のアン・ハサウェイもその役柄にのめり込んだ様子が見てとれる。
映像もいい。役者もいい。歌もうまい。
なぜか、僕の評価は低い。
そう、ストーリーに難がある思った。この映画、2時間40分あるのだが、30分切っていたらもっと素晴らしいものになっていただろうと思う。
全体に饒舌すぎるのだ。例えば、恋するふたりの道先案内役となった娘の片思いにここまで時間を取られる必要があったか。
例えば、狂言回し役のいかれ夫婦。ヘレナ・ボナム。カーターがやっているのだが、全然目立たず、つまらないと思ってしまった。
舞台では、一息つくところで大事な役なんだろう。
ミュージカルということで、大仰になってしまうのだろう。
文学的古典というのも大袈裟なところを持っている。
人間の内面の悲しみを、歌にするからなのか?
本当の深い悲しみは表現できていないように思った。
(まあ、アカデミー賞へのノミネートで、僕の感想は当たっていない。
というひとがほとんどなんだろう)
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