レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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舞台作品を見ているようなリアリティ
タイトルの通りです。
舞台作品を見ているときのようなリアリティがありました。つまりは、迫力があって、その場に自分が居合わせているような感覚になって。
のめり込んでしまうため、長い映画ですがあっという間に感じてしまいます。
ミュージカル映画というのは、私にとってこれが初めてだったのですが、
私の中でのミュージカルの退屈なイメージは、この作品で払拭されました。
劇場に2回足を運んだほどです。音楽も素晴らしい。
人生で、記憶に残り続ける映画の一つです。
見終わって数日たっても音楽が頭から離れない
期待以上だった。
特にファンテーヌが初めて体を売って、お金を受け取った後に、こんなはずじゃなかった。夢見ていたのはこんな地獄とは全く違う幸せな暮らし。と歌いあげるシーンは切なくて身震いする。
アン ハサウェイって可愛いだけじゃ無いんだ。
それに、エディの多才さにも圧倒される。
歌だけでその個人個人の特徴や性格・関係を上手く表している
劇場にて二度目の鑑賞。やっぱりなんとも言えない良さ。
映像もカメラーワークも時代の持って行き方も音楽も全てが素晴らしい。
歌のパートでソプラノ(コゼット)・アルト(エポニーヌ)・男声(マリウス)の掛け合いが素晴らしい。
ソプラノと男声がキレイに重なりあう中での、ひっそりと、しかし力強く自分を魅せるアルト。
歌だけでその個人個人の特徴や性格・関係を上手く表している。
様々な人生が行き交う中で、誰かと会う事でまたそこから新しい人生が生まれ、または終わりを告げる。
最初から最後まで泣きっぱなしでした。
殆ど歌い喋らない
総合80点 ( ストーリー:85点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:75点 )
演技も演出も映像もとても良く出来ていて質が高かった。殆どの科白は喋るのではなくて歌の形で語られる。音楽劇は好きではないのだが、普通に喋っているのに急に変に踊ったり歌いだすのではなく、最初から常に歌い続けるという演出のためにこのやり方は受け入れられた。
それでもこれが音楽劇ではなく、この質感を保ったままで普通の演出ならばもっと良かったのではないかと思わずにはいられない。
激動の歴史を背景にして、貧困の男がひねくれそこから改心して善人になる波乱の半生を描いたユーゴー原作の物語は、流石に重厚で素晴らしい。だが長い話を映画にするにはどうしても展開を省略しがちで、後半のマリユスが出てきた辺りからは展開が分り辛い。物語にとってもジャンバルジャンにとっても重要人物であるコゼットの活躍も少なくて存在感が薄いのも難点。
Les Miserables World
ミュージカル"レ・ミゼラブル"とは違い、些細な行動や心情の変化が多かった。しかしミュージカルでは表現しきれないものが加えられ、よりLes Miserablesの世界が広がっていた。エポニーヌが可哀想すぎるし可愛すぎる!ミュージカルでは繰り広げられない世界の壮大さがすごい!!特に最後の歌唱のFinaleは一体感があり力強く、「これで最後だ!」というやりきった、というレミゼラブルを締めくくる歌唱になっていて、とても感動した。
登場人物が皆美しい
作品自体は長くて重くて暗い…が、音楽と歌、そして映像によってここまであの時代の歴史を伝えやすい形に変換してくれることが有り難い。
個人的にビクトール・ユーゴの作品は好きで、あまり本物の「悪」を作らず、個人描写が繊細で、善悪の実態について問いかける物語の構成は、物語が終わっても心の奥や人生観に静かに響き続ける。
それをミュージカルとして美しく流れる川のように一体感を持たせる演出が、映画化されても劇場と変わらぬ迫力で見られることが嬉しい。
メロディー、歌詞、台本、演者、どれをとってもレ・ミゼラブルという作品自体が私は好きだ。
壮大
格調高いヒューマンドラマ。色褪せていない古典。
次観たらまた新しい発見があるだろう。奥深い。
愛や秩序といった大げさなテーマを真正面から論じている内容だけど、
素直に考えさせられてしまう説得力がある。
ぎりぎりの場面で、貴方ならどうする、と問いかけてくる。
ところでスーザンボイルで有名なあの歌、
こういう場面で使われる曲なんだね…。
ミュージカル映画が好きになりました
観るまでは苦手意識があったミュージカル映画でしたが、レミゼラブルはなぜだかすんなり観ることが出来ました。ミュージカル映画だからこその良さも伝わって来て、感動できる作品でした。
2度目の鑑賞
展開を知っていたからか、眠くなってしまった…。
歌のバリエーションが少ない。
全部歌にする必要あったのかなぁ。
そして長い!
話自体はとても良いし、キャストさんの演技も歌も素晴らしいから、もう少しだけコンパクトに納めてくれたらとても良いと思った。
10分に1回は泣ける映画
反乱の1日前の盛り上がりから、エポニーヌの死をきっかけに涙がとまらん。DVDで見ても迫力があって壮大で心に訴えかけてくるストーリー。
正義とは何か、法か善か、みんなそれぞれ正義があって、それぞれの正義に従って生きてる。世の中誰が正しくて、誰が悪者か一概には言えなくて。
面白かった〜〜原作よもっかな〜〜〜。
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