脳男のレビュー・感想・評価
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原作とは別物、割り切って見れる人なら面白いと思います!
総合的には、怖くてグロいけど面白かったです。
DVDより映画館で見た方が良い映画だと思います。
エグぃのに耐久性の無い方、子供にはオススメしませんw
原作と微妙にと言うか全く違ってるのは
仕方ないから割り切るしかないと分かっていても
やっぱり気になる設定の違い(;^ω^)
爆弾事件を引き起こしている犯人が
やたらエキセントリックな少女2名になっていたのがビックリw
病院内を次々と爆破するのに
共犯者のゆりあが死んだ後なのにも関わらず。。。
緑川が短時間でどうやって1人で用意をしたのかとw
だって1人でそんな事出来そうにないくらい
体調悪そうだったんだもん(´・ω・`)
まぁ・・・逆に、現実には有り得ないエキセントリックさが
映画の醍醐味なのですねーっ。悪くは無かったと思います。
原作ままだと地味過ぎて、映像にすると面白くないかも。
あと、鷲谷先生役が松雪康子サンってのは。。。
もうちょっとこう。。。平凡な感じの・・・でも知的な・・・
松雪さんも悪くないけど、綺麗な人すぎた(;^ω^)
てか、鷲谷先生に纏わる設定が違いすぎて
人物像が全然違っていた気がします><
アメリカに行っていた設定って原作では
割りとキーポイントだった気がしますが映画では
そんな設定では無かったですよね??
生田くんはハマってたと思います。
感情の無い役だからかもしれないけど・・・整形臭い、
あの美しい横顔が余計に不気味さを掻き立ててくれましたw
生田くん以外のキャストは微妙にイメージと違っていましたが
だからと言って悪い意味で違いすぎ居る人が居たわけでもないので
原作は原作、映画は映画と割り切れる人なら大丈夫だと思います!
ノリは連ドラっぽい
ショッキングな画面で緊張感を持続させようとという作戦なのかどうかは知りませんが、波のないまま終わりました。ずいぶんな役者さんがそろってましたが、活かしていたかといえば、どうなんでしょうね。映画は役者だけじゃきまらないということがわかる作品になっております
無駄をそぎ落とせば名作(゚∀゚)アヒャ
予告編が(∩´∀`)∩オォ♪って感じだったんで期待して観に行ってみたけど・・・
正直期待外れですわ( ´゚д゚`)アチャー
この映画「和製『アジョシ』」なんて言ってる人もいるらしいけどさ~~~~~~~
全っっっっ然似ても似つかねえ!!!!( ゚Д゚)㌦ァ!!
単に生田斗真が体を鍛え上げてるってだけじゃねえか!!!!ォィォィ!(´゚∀゚`ノ)ノ
そもそも生田斗真扮する鈴木一郎こと入陶大威はあれだけ体を鍛えてて、逮捕されてから精神鑑定で間拘留されてる間筋トレしてる割には・・・
全然アクションらしいアクションがねえ!!!!ヽ(`Д´)ノプンプン
そして二階堂ふみ扮する爆弾魔の緑川と太田莉奈扮する共犯者でレズ達の水沢だけど・・・
いかにも悪役って感じの映し方だな~~~~ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
緑川は癌に侵されてるから顔色が悪くて不健康そうだけど、何あの舌の先についてるとげみたいなのは???
末期癌で余命いくばくもない割には・・・良く自分で爆弾なんか作って仕掛けたりできますね~~~~~(゚∀゚)アヒャ
そして水沢はブログで自分の悪事を自慢してるネット狂いっていう設定だが・・・ネットおたくを悪く描き過ぎだろ???( ゚Д゚)ゴルァ!!
何だか日本の映画とかドラマはいっつもネットを犯罪者の巣窟みたいな描き方するよな(´Д`)ハァ…
いくらネットが嫌いだからって言っても、いい加減そういう偏った見方はやめろっつうんだ!!!!!ヽ(`Д´)ノ
そして映画が始まると、バスが大爆発するシーンがΣ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
ここの描写は迫力満載だが・・・
その直後バスに乗ってた子供が真っ黒こげになって「助けて・・・」と歩いて来る
( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?( ゚Д゚)ハァ?
あのねえ~~~~~爆発して人間があんな炭みたいな感じになるか???
この爆弾魔は、テレビで自分たちを批判した人間を捕まえて舌を切り取ってしゃべれなくして、体に爆弾を巻き付けて爆発させたい物の所に生かせて爆発させるという・・・
何とも回りくどいことやってますな~~~~Σ(゚Д゚ υ)
冒頭で人間爆弾がバスに乗る描写があるけど、あんな人間が近づいて来たら誰だって怪しいと思うだろうに(;´Д`)
この人間爆弾にされるのが、テレビで爆弾魔を嘲り笑ってた女性占い師だが・・・占い師がそんなことテレビで言うか???(`・д・´)
そして江口洋介扮する刑事は、明らかに『太陽にほえろ』のジーパンをイメージしたようなぼさぼさ頭(;´∀`)
犯人のアジトに駆けつけていきなり拳銃を構えて「動くな!!!警察だ!!!」
こういうノスタルジックな刑事の描写は俺大好きなんだけど、こういう映画の中じゃちょっと暑苦しい(;・∀・)
つうか江口洋介はもう中堅どころなんだから、こういう暑苦しい役はもっと若手にやらせないと駄目よ (・´з`・)┌
松雪泰子扮する精神科医の鷲谷もな~~~~~(´ェ`)ン-・・
鈴木一郎の精神鑑定で質問をする時に何で「私とセックスしたいですか?」とか聞くんだ???ォィォィヾ(゚д゚;)
そういうこともあるのかも知れんが、わざわざそんな質問してるってことは何かの伏線になってるのかと思いきや・・・
見事なまでにな~~~~~~~んもない(ノ∀`)アチャー
最初は鈴木一郎が犯人だと間違われて逮捕されるが、その後真犯人が分かって鈴木を別の鑑別所に送る時に襲撃されるけど・・・
厳重な警備の中たった女2人で、しかも片や病人、片やネットオタクにいとも簡単にやられちまう工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工
しかもその時鈴木一郎は自分が狙われてると感づいて、拳銃を奪って護送中付き添ってた大和田健介扮する若手刑事を人質に取るが・・・
何でそこで失禁するんだ???Σ(・ω・ノ)ノえっ!
そしてこれも意味ありげに映してるくせに、その後な~~~~~~~~~んにも生かされず(ll-艸-)ァリャリャ
そして鈴木一郎は逃亡するが・・・
その後松雪泰子と江口洋介は鈴木一郎の身元を調べて、一度見たものは即座に記憶してしまい、知能が非常に高いが感情が欠落してることが判明する。
石橋蓮司扮する入陶家に入り込んでた医者が「私は彼のことを脳男と名付けたよ」と言ってるけど・・・
このネーミングセンスどうだろ???(´゚∀゚`;)
それで色々な格闘技や武術を教え込んで冷徹な殺人マシーンに育てられて、悪人を次々と始末するようになったのが明らかになるが・・・
鈴木一郎が山中で訓練してるシーンはちょっと『ときめきに死す』を連想しました(゚∀゚)アヒャ
緑川が病院を狙ってることが判明して爆弾魔と警察と鈴木一郎の三つ巴の攻防戦が始まります( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
ここの展開はそんなに悪くない(ヾノ・∀・`)
特に仕掛けた爆弾を爆発させるのに、検体を送るシューターを使う辺りは上手い!!と思いますよ(・∀・)ウン!!
ただ爆弾を仕掛けるのに、水沢が看護師に化けて鍵の型を取って合鍵を作ったという設定のようだが・・・
あんな看護師いたら誰だって怪しいと思うだろうに!!!(´・∀・`)
そして爆破シーンもCG使ってるとは言え、相当迫力があって( ・∀・)イイ!!
ただ鷲谷簡単に捕まり過ぎだし、緑川1人でどうやって鷲谷を運んであれだけの爆弾を用意して体につけたんだ????っていう疑問は残るがアチャー(´・ω・`)
そして何で医者が警察に交じって爆弾を探すんだ???
そしてこの病院でのクライマックスだが・・・
緑川は鷲谷を人質に取って逃げようとするが、車に乗った緑川は鈴木一郎をひき殺そうとして何度も何度も追突するも全然死なない(゚∀゚ ;)タラー
いい加減しつこいし長い(;´д`)=3トホホ・・
つうかこの不死身さは脳の発達とは全然無関係o(`・д・´)o ウン!!
エンドルフィンが過剰に分泌されてるから痛みを感じないのは分かるけど、いくらなんでもあれだけひかれたら死ぬだろ~~~~(;^ω^)
でもラストは良かった(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン
鷲谷は冒頭で自分の息子を殺した少年に向き合った母親が徐々に犯人に対して憐れみを感じていく様子を写したビデオでプレゼンをしてるが、自分も弟を殺されていて、その犯人の少年のセラピーを担当するという何とも皮肉な設定。
息子を殺されたことで母親は醜く肥え太ってうつ病になるけど、この母親の描写は凄いと思う(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
弟を殺した犯人が染谷将太扮する志村だけど、志村は一度は改心したかと思われたが結局同じ犯罪を繰り返していて、鈴木一郎はちょっと志村を観ただけで腕に歯形があることからそのことを察する。
それで「先生の一番大事な患者を殺します」とメールを打って、志村を殺す。
このメールをわざわざ打つ設定もどうかと思うけど(;´・ω・)まあ鈴木一郎ならそのくらいやりかねないという感じでもありますな(・∀・)ウン!!
それでラスト「先生は僕のために泣いてくれました。そんな人は初めてです。」と言って軽く笑って鈴木一郎は去る。
実は感情はあったんじゃねえか!!!Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッっていう落ち。
これはイイネ♪d('∀'o)
『悪の教典』の蓮実と同じようなダークヒーローと言えばいいんでしょうかね?
無理があり過ぎる設定と冗長な台詞回しはかなりマイナスではあるけど、このラスト周りの処理はいいと思う(゚д゚)イーヨイイヨー
そしてEDがキング・クリムゾンの21st Century Schizoid Manってのも予告通りでまたΣd(゚∀゚d)イカス!
確かにタイトル通り「21世紀の精神異常者」だからね~~~~(゚∀゚)アヒャ
続編ができることをちょっと期待したいけど・・・無駄をそぎ落としてもう少し脚本を練ってくれればもっといい映画になったと思う(・∀・)イイ!!
もし次回作があるならば、この辺りを期待したいです(´∀`)ノ
一言で表すならば
理不尽、不条理……と浮かぶもいやなんか違うと、見終わった後でモヤモヤ感残りつつもそれはそれで個人的に好きな感じに楽しめました。
脳男。
もともと主演の生田斗真氏のジュニア入りたてからそこそこ好きで、気にかけて見てましたが今回この映画、なかなかの演技力が必要とされるのでは、と思いました。
何よりやはり「感情がない」というのはでかい。
なのでかれの目の動き、少しの仕草に「ん?」とこちらも何かあると気にかけながら見るのが楽しいかと。
そして次第に鷲谷が鈴木一郎こと入陶に対して言葉を投げかけるキッカケとなる、彼の微々たる目の変化。
「おお」と思わず見ながら思うほど、彼の目の演技は良かったと思います。
また、見てて「瞬きしてない」と思ったら案の定だったようで(サイト等事前知識皆無で行ったので)すごいなぁと思ったり。
個人的にラストカットがすごく好きです。
もともと映画はラストカットの出来で、個人的評価が決まりますがこれはイイ。
彼のこの二時間近い時間での変化がすべて出てると思います。
そしてその終わりですが、なんとも言えないこのもやもや感。
それもやはり、なんとなく足りない描写の数々と、終わりに向けて投げられる「世の常ってこうだよな」っていうこの感情。
この消化不良感がある映画も好きなので、個人的には4です。
あとグロイと聞いてましたが、グロイというより、痛い。
ただ痛い。
あとまったく関係ないですが、フィルムっぽいなーと鑑賞中に思っていたら、新しい機材を使っていたそうで。
よりデジタルなのに、アナログっぽさが出てるのはちょっとすごいと思った技術面の感想。
光の感じとか、ザラつきがフィルムっぽさが、それも昔の日活臭さがちょっとあった気がします。
日活臭さってなんやねん!と自分でも思いますが、あのなんとも言えないザラつき。
そういうとこも個人的には「おお」と思えて楽しめました。
面白いですよ。
ひとことで言うバットマンくらいのダークヒーロー物
「脳男」と言うタイトルから、頭脳戦かと期待していましたが、
そんな要素はあまりありませんでした。
わりと単純なダークヒーローのアクション物です。
そんな手前勝手な予想は裏切られましたが、完成度は高く、
最後まで楽しんで見ることが出来ました。
気になった部分。
・日本映画でちょいちょい見かける円谷的な機械(装置)。
ウルトラマンが出てくるんじゃないかとハラハラします。
そして、それがストーリーと関係ない所で気分を萎えさせます。
・見た目の火薬量と、爆発規模があってない。
萎えます。
・松雪泰子と二階堂ふみ。
演技に差がありすぎて残酷です。
気にならない人は全く気にならない部分が、私には非常に残念でした。
良かったけど、ちょっと中途半端
生田斗真は自分の若い頃に似てる(ほんまかいな)ので、なかなか好きなんです。
そんな訳で、劇場に足を運びました。
能男自身の背景はうまく描かれていて、アクションもいいのですが、なんかもっと頭脳戦的な要素が足りない様に思えます。
爆弾テロ犯の女についてもバックグランドが全然描かれてないので、なんでこんなヒドイことするの?って感じでなんかしっくりこない。
そんな訳で3.5点
余談ですが、エンドロールで山崎ハコが出てたのを知ったのですが、アレ?って思い、後でネットで調べたら 松雪の患者の少年の母親役でしたね。
山崎ハコの歌は結構好みでした。もう30年も前ですが・・・
白いシャツがきまってる
タイトルは「牛頭」以来の語感。生田斗真ファンといえど窓口でタイトルを言うのは抵抗があるのではないか。スズキイチローが鷲谷真梨子に何か言いたげな表情をするシーンがある。何を言いたいかは分かる。でも、それが映像として表現されると、作品的には納得なのだがやっぱそうなっちゃうかという感じ。
ワザと言ったろ
鈴木一郎の目に宿る心情、緑川の精神性が興味深かった。
視覚聴覚が覚醒するほどの爆破音と残忍なシーンはホンのオプションにすぎない。
精神科医まりこは、神である鈴木一郎に、自分がなし得なかった、本当に殺されるべき人間が誰か ワザと言ったろ?
それが、この作品の秀逸なところだ。
ラストシーン、生田斗真もとい鈴木一郎の目に、過去のすべての罪を懺悔したくなる。
見て良かった。
醜態の痛みを。
原作はまったく知らなかったので、初めてチラシを見かけた時、
まさかこれを「のうおとこ」なんて、そのまま読まないよねぇ…?
って思ってたら、予告で石橋のじいさんが「のうおとこと…」って。
えぇ!そのまま読むんだ!?って、そっちの方が衝撃だった(爆)
生田斗真がTVに出る度に「役作り」に多大な労力を注ぎ込んだ
という話をしていたので、彼の役に対する思い入れはよく分かった。
瞬きしない訓練とか、豪華なものは食べないとか、まぁ色々と…^^;
元の顔立ちが可愛いので(ねぇ~)とても殺人鬼には見えないだろう
というところなんだけど、そこが逆に新鮮だったのかも知れない。
もの凄い迫力(!)とは思わないが、あんなに車に轢かれたのに
なんで死なないのか?意味が分からないほどの衝撃を受ける(汗)
どうもこの作品、映像における凄さと不気味さに反して、
それ、おかしいよね?絶対無理だよね?というツッコミ所が多く、
後半に近づくにつれて、段々テンションが下がってきてしまう。
爆弾魔(江口刑事がTV出演の際、完璧にネタばらししてました)が
二階堂ふみ、なのは染谷将太も出ているところから、あ~またか、
という感じなんだけど、この二人がグルだとかいうんならともかく、
事件的にはゼンゼン関係ない。レズ女が相棒で手伝ってた前半は
ともかく、後半のあの病院全体爆破作戦なんて、あの子ひとりで
どうやって仕掛けるわけ???身体があんな状態だというのに。
というわけで、ヘンだ、おかしいという箇所があまりに多いのだけど、
反面リアルで冷酷な箇所もあって、子供が黒焦げになってバスから
出てきたり、松雪の母親が鬱で座っているその姿、など、映像面での
妥協がない。江口が部下を失ってワナワナ~としゃがみ込む姿など、
恐ろしくて今漏らしたんじゃないか?と思うほど(ゴメンね)リアルだ。
陰惨な死体を堂々と観せる作品でも、生きた人間の目を背ける姿は
なかなか観せないものだが、避けると永遠にその醜態は伝わらない。
リアルに描写することで受けた「ショック」はずっと心に刻まれるのだ。
映画とは見せ物(者)だから、本来そこで判断力を養えるはずなのに、
魂のない偶像をリアルと曲解させる映像表現が多いと痛みを感じない。
痛みを感じないから平気で残虐な行為に走れるんじゃないのか。
感じない、といえば本作の主人公も何も感じない体質?なのらしい。
特異な性質の人間を扱っているテーマながら、物語は松雪が演じる
医師の葛藤がかなり色濃く描かれている。犯人と対峙する主人公と
いう設定なのに、その「更生」を願うという心意を問うような作品の中に、
「息子のまなざし」という秀作があるが、果たして被害者意識からその
行動がとれるかどうか。ラストの主人公の表情、あれにやや騙される
感が強いが「シャッターアイランド」のラストで主人公が残した表情に
よく似ていた気がする。どっちととればいい?の謎が残る。
ただ松雪医師が言うように、心のない人間など存在しないと思いたい。
(独りで生まれてきたくせに、なぜ独りで死なずに他人を巻き込むのか)
うまくまとめていた。
原作は読んでから見に行った。
・生田がとても良かった!!
・アニメやマンガのカットみたい。二次元的で面白かった。陰影の使い方が印象的。
・グロシーンがきつかった。
・いろんな人がしにすぎです。
・推理はしなくていい。
「鈴木一郎とは何者か?」と、「爆弾魔」をどう追い詰めるか、がポイント。
・後半はほぼオリジナル。
題からしてホラーよりの映画
思ってたより面白かった。
生田斗真アクション、演技凄すぎる!あんな目開けてたら目乾いて乾いて仕方なかっただろうな…。
江口さんとの格闘シーンの撮影27時間も掛かったらしいし、よくやりますね…。
私的に新人役が凄く良かった。良い役所任されたなー(笑)
原作は読んでないので映画を見たかぎりでいうとホラーならもっとホラーでやり切ってほしかったです(原作は推理小説らしいですけど)。精神科医さんの恋心とか私からしたらいらないっ!…脳男が車に引かれて精神科医さんが止めてええーっ!てとこの潜入曲が気に入らない。何あの感動させようとしてる感じ…精神科医の主観で見てるからあんな感じになってるんだろうけどキモいでした。あの曲は脳男が女の子を殺そうとして止めるところだけでよかったです。
現代社会に巣食う罪と罰
感情が欠落したら人間はどうなるのだろう。この映画を観て、なるほどロボットと同じなのだとわかった。あらゆることをひとつひとつ教えていかなければ行動できない。コンピュータにプログラミングするのと変わらない作業が必要になのだ。だから、プログラミングを間違ったら誤った判断能力を身につけてしまう怖さがある。
鈴木一郎が悪を裁くのは道徳心や正義感によるものではない。悪は裁けというプログラムをインプットされたからにすぎない。
痛みをも感じない一郎はまるでターミネーターだ。
この一郎を中心に、被害者(遺族)と加害者は対峙することによって憎しみを理解に変えることができると信じる脳神経外科医の真梨子、その真梨子によって社会復帰を果たそうとする青年・志村、悪を憎む熱血刑事・茶屋、そして爆弾魔の少女・緑川を絡め、法ですべてが裁けるのかというテーマを問い詰めていく。
この作品では社会更生に一定の理解を示しながらも、理想と現実のギャップを無慈悲に叩きつけてくる。
無表情を貫く生田斗真もいいが、なんといっても狂気を隠しもせず人の命を弄ぶ緑川を演じた二階堂ふみが作品のカラーを決定づけた。現実にああいうのがいたら最悪、そう思わせる。
残念なのは、画にスキが多い。もっと情報を詰め込んでもいいのではないか。繰り返される爆破シーンも単調だ。
生田斗真の頭からジグソーバズルの1ピースが欠落したポスターが上手い。
ただポスターの横顔3人のなかに二階堂ふみが入っていないのが残念だ。生田斗真、二階堂ふみ、染谷将太の3人にしたほうが作品の内容を語ったことだろう。もし若い3人を並べたポスターなら、3人ともピースが欠落した図になっていたかもしれない。
ピースが欠落した人間を生み出すのは、複雑な人間関係を強いる現代社会だという現実の怖さを感じる。
評価が難しい。
警察にいいとこなし。表面上の物に釣られて最悪の危険性に気付かない。
生田斗真の肉体美に、最高の狂い方をした二階堂ふみと夏八木勲等、役者の魅力は抜群。だが、脳男と爆弾魔の物語を上手くシンクロ出来ずにスリリングさを欠いた。爆発シーンは迫力があったが、バイオレンス描写と共に少々やり過ぎ感。松雪さんの台詞が終始甘いのも原因のひとつ。
ラストは続編をつくる感じを出してたが、まずはこの作品をしっかり作ってほしかった。総合的には役者、物語ともに活かしきれなかったが、言葉では言えない面白さもあり評価が難しい作品。
誰も救われない・・・
グロイ・・・それに爆破しすぎ。
見終わったときの、疲労感がハンパない。
脳男がそのまま生き残るラスト。
だれも救われてないじゃん!!
ラストカットの画で気も抜けた。
色々考えさせられる部分もあるけど、映画として何が言いたいのか不明。
今までにない日本映画ともいえるけど、二度と見たくない。
次回作は、頭脳戦で見たい。
並はずれた知能と鍛え上げられた身体能力を持ちながら、感情を一切持ち合わせない美しき殺戮者、脳男。
そんな彼を、本当に美しい生田斗真君が好演。
必要なことしか喋らない。
機械のように正確。
正義のためとは言え、躊躇いもなく殺人を犯す。
そんな彼の生い立ちを説明してくれたので、なぜこうなったか納得できたのが、良かった。
冒頭のグロさに、目を閉じそうになったけれど、最初だけだったので、苦手な人もそこだけ我慢を。
サスペンス仕立てのアクションは、良かった。
ラストのカーアクションも、引き金があれだけなのに、あんなに大きくなるなんて。
一人の人間がした、一つの行動が引き起こすことの大きさを、まざまざと思い知らされた。
爆弾魔の緑川紀子。
彼女の生い立ちをもう少し詳しく知りたかった。
演じた二階堂ふみさんは、監督から「不健康に痩せて」と言われたそうだが、そこは青春真っ盛りの18歳の少女。
なかなか痩せるのが難しかったとか。
でも、緑川の狂気はすごく良かったよ。
精神科医・鷲谷真梨子。
もし私が彼女の立場だったら、二度と医師には戻れないかもしれない。
辛すぎる。
茶屋刑事。
彼の立場でも、辛すぎる。
ううぅ~~~。新米~~~。
で、一言だけ。
クライマックスで、病院を訪れた鈴木一郎。
彼のスーツが、何であんなにヨレヨレだったのか、不思議。
彼の生い立ちを考えれば、高価で清潔なスーツを選びそうなんだけど。
脳男がどのような男かわかったので、ぜひ頭脳戦での彼を見てみたい。
次回作をお願いします。
頭脳戦はゼロ、人間ターミネーター
原作が「審査員が満場一致で選んだ江戸川乱歩賞受賞作品」というので、どんなに優れたシナリオなのか、どんな驚きの展開がまっているのか、どきどきしながら観たのですが・・・
思いっきりずっこけました。
脳男ってとんでもない頭脳の持ち主って設定なはずですが、頭脳戦は皆無。
殺人マシーンというわりにはジェイソン・ボーン的スタイリッシュな格闘シーンはほとんどなし(全くないことはない)。
後半に至っては爆弾連発、それも本物感がなくて薄っぺらい。B級か、と突っ込みたくなる。
ボーガン打ってみたり車で突っ込んでみたり・・・巧みな作戦で相手の裏をかき、「そうきたか!」とこちらをうならせる展開は何一つなく、ただただ感情のない人間が正面からつっこんでいくだけ。しかも何の布石もなく。
ただのバイオレンス映画でした。観ているこっちは痛々しくて笑えてくる。
ただ、精神科医役の松雪泰子の演技が救いになってます。
妻と一緒に観たのですが、妻もホロリときていました。
設定はおもしろいです。
ただ私には脳男、というより生身のターミネーターって感じだったなぁ。
作品的には駄目ですが、生田斗真と松雪泰子の演技がよかったので、この点数で。DVDになってからレンタルでOKでしょう。
原作はおもしろいんじゃないのかな?人物設定とか若干違いますよね?
ジェットコースターみたい
原作だけでは映画として物足りない所をアクションと爆破シーンで
上手く仕上げていました!!グロさは冒頭シーンだけで、CGに頼らない爆破シーンとアクションは見応えがありました。
前半は脳男とはどんな人間なのかを解いていき、後半は走り出したら止まらない!!!
容赦なく切ってゆく脳男も爆弾犯も!!
江口さん演じる刑事とのアクションはまさに手に汗握るできでした!
爆弾犯の二階堂ふみの演技にも降参です。
怒涛の闘いが終わり、ひと呼吸おいている暇なく、
まだ私たちを裏切ってくれます。
精神科医の過去からの苦悩が心をえぐります。
ラストシーンの脳男表情が素晴らしかった!
表情だけで完結してしまったなと思いました。
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