富嶽百景 遥かなる場所

劇場公開日:

解説

太宰治の名作「富嶽百景」を現代にアレンジした『新感覚ブンガク映画』。主演は若手実力派ナンバーワンとの呼び声高い塚本高史(「木更津キャッツアイ」)、そして今作が映画初出演となる田丸麻紀(TV「けものみち」)がヒロインを演じている。監督は『新感覚ブンガク映画』第一弾「河童 kappa」の秋原正俊。

2006年製作/58分/日本
配給:カエルカフェ
劇場公開日:2006年6月3日

ストーリー

小説家の修治(塚本高史)は、筆が進まず、鬱々とした出口の見えない日々を送っていた。ある日、富士の見える「天下茶屋」で執筆活動をしている先輩小説家の井伏(綾田俊樹)に誘われ、心を新たにその地へ向かった。天下茶屋での女将さん(小橋めぐみ)や娘さん(小林涼子)、地元の人々との触れ合い、さらに井伏の紹介でお見合いすることになった美知子(田丸麻紀)との出会いにより、修治の心に少しずつ変化が生まれていく。そんな修治を、変わらぬ姿で見つめる富士。月夜に浮かぶ富士は、美しく凛として聳え立つ……。

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