Kiss me or kill me 届かなくても愛してる
劇場公開日:2005年3月12日
解説
大槻ケンジ原作の映画「STACY ステーシー」で注目された友松直之が脚本・監督を務めたエロティック・ロマンス。人気漫画家・内田春菊が映画のプロデュースを初めて手がける。
2005年製作/70分/日本
配給:ティーエムシー
劇場公開日:2005年3月12日
ストーリー
カメラウーマンを目指す瀬川ユリ(亜紗美)は、ケンジ(畠山寛)と同棲しているが、このところ二人の関係は険悪になってきている。ケンジがユリを束縛しようとするからだ。その晩も些細なことから口論となり、部屋を飛び出したユリは親友タマキ(若瀬千夏)のアパートへ転がり込んだ。タマキから誘われてコンパニオンンのアルバイトに出向いたユリは、そこでイベント会社の社長である大畑(前田耕陽)と知り合う。大人の魅力を漂わせる大畑に興味を持ったユリは、「写真を撮らせてください」と声をかけて、妻子ある大畑がセカンド・ハウスとして使っているマンションで一夜を過ごす。大畑から抱きしめられながら、その様子をカメラで撮影するユリ。ユリの趣味は、自分のセックスを撮影することだった。その晩、大畑から熟練の愛撫を受けたユリは、初めてエクスタシーに達した。大畑からスペアキーを渡されたユリは、残してきた機材を持ち出すために、ケンジの留守を見計らって、ナンパしてきたヒロシ(柘植亮二)と自分の部屋に忍び込む。そこで、誘われるまま、ユリはヒロシともセックスしてしまう。その様子を、ケンジの仕掛けたビデオカメラが撮影しているとも知らずに…。カメラ機材をマンションに運び込んで、気ままな同棲生活をエンジョイする大畑とユリ。そんな二人の関係を、大畑の部下である竹中(貴山侑哉)が感づく。大畑を陥れようとたくらむ竹中は、ある計画を実行に移す。そうして、微妙なバランスの上に成立していた大畑とユリの関係は、いつしか傾きはじめる。