NEW HORIZON

解説

「Jam Films」の第3作、シリーズ1作目に参加した監督たちが人選した7人のクリエイターによるショート・フィルム集「Jam Films　S」の中の一作。朝の来なくなった世界の片隅で起きた、ひとりの少女を巡る出来事を描いた短篇コメディ。監督は、本作が映画初監督作となる手島領。手島監督の原案を基に、「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲と手島監督自身が共同で脚本を執筆。撮影を「恋文日和」の福本淳が担当している。主演は「雨鱒の川　River of first love」の綾瀬はるか。

2004年製作／14分／日本
配給：ファントム・フィルム
劇場公開日：2005年1月15日

ストーリー

朝が来なくなって3日目、人々の大半はそれに慣れ普段通りの生活を送っていた。ベビーシッターをしているサヨコも例外ではなく、子供を寝かしつけた彼女はせっせと英会話の勉強を始める。そんなサヨコの姿態を覗き見て興奮する隣家のオヤジと、懊悩する片想い青年。一方、2階の子供は白河夜船、フンコロガシが地球を転がす夢を見ていた。そして翌日、朝がやって来た。