風の残響

劇場公開日:

解説

映画美学校ノンフィクション4期高等科の準スカラシップ作品。撮影と制作に1年以上を費やし、自然の無限的な変化を丁寧に捉えた詩情に満ちた人間ドラマ。監督は、「ふくしゅう」「つもっていく」の幸修司。出演は、テレビドラマ版『世界の中心で愛を叫ぶ』の本仮屋ユイカ、ベテラン俳優・大杉漣など。

2003年製作/58分/日本
劇場公開日:2004年9月25日

ストーリー

その山の頂を目指す者は神隠しに遭うという説話がある村。失踪した母親の帰りを待ち続ける少女と、彼女を見守ってきた少年は、永遠に寄り添い合っていられると信じていた。だがそんな矢先、少女が行方不明になる。冬の終わりの田舎町。地元の中学校に通う晃治は、幼なじみの小夜子にほのかな恋心を抱いていた。小夜子には、幼い頃に母親が失踪したという悲しい過去があった。ある風の強い日、突然小夜子が行方不明になる。あまりのことに現実を受け入れられない晃治は、小夜子は必ず帰ってくると信じ、来る日も来る日も待っていた。しかし事態は深刻になっていく。やがて晃治は、小夜子が抱いていた切ない想いに気がつくのだが……。

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