軍隊をすてた国

劇場公開日:

解説

抑制されたナレーション、テクノ・アーティスト、レイ・ハラカミの音楽、沖縄の仲村清子の踊りの導入などにより、コスタリカの今を淡々と描いたドキュメンタリー作品。

2001年製作/85分/日本
配給:あいファクトリー
劇場公開日:2002年3月16日

ストーリー

中米コスタリカ共和国は、軍隊を廃止してから半世紀以上経つ国だ。市場にやってくる人々は、内戦を知る世代、知らない世代もともに「軍隊は必要ないんじゃないの?」と言う。戦争や軍隊の概念をすっかり忘れ去った人々の意識形成の背景にあるものは何だろう? 国家予算の4分の1が注がれている教育の現場、子供が引率して行われる選挙投票、モンテベルデ自然保護区にある協同組合に焦点を当て、日常の至るところに根付く軍隊のない国の民主主義を浮かび上がらせる。

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