代官山物語 「探偵誕生」
劇場公開日:1998年4月11日
解説
ひょんなことから探偵稼業に足を踏み入れることになった売れっ子カメラマンの活躍を、スタイリッシュな映像の中に映し出したディテクティヴ・ストーリー。監督は、これまでプロモーション・ビデオの演出などを手がけてきた信藤三雄で、これが劇映画デビュー作。脚本は川勝正幸。撮影を白尾一博と中川克也が担当している。主演は、ピース・フォースのメンバー・佐々木潤。16ミリからのブローアップ。
1998年製作/53分/日本
配給:日本コロムビア=ヘラルド・ミュージック
劇場公開日:1998年4月11日
ストーリー
代官山にオフィスを構える売れっ子カメラマン、ヤジマックスこと矢嶋潤は、ある日、人気ミュージシャン・港マリのライヴで殺人事件に出くわす。事件の第一発見者で、ヤジマックスの友人である太田が容疑者として捕まったことから、彼は事件解明に乗り出すことに。ボンソワール・レコードのかおりちゃんの情報で、犠牲者の青年・今田のアパートを家捜ししたヤジマックス。彼は、そこで一般ピープルには入手不可能なマリのプロモーションCDを3枚発見。更にその中からLSDのペーパーを見つけるのだった。そんな矢先、ヤジマックスを何者かが襲う。辛くも襲撃者を撃退したヤジマックスであったが、翌日、彼はマリのマネージャー・伏黒が自殺したことをニュースで知る。ヤジマックスの頭に厭な考えが浮かぶ。これらの事件を関連づけると、そこに浮かび上がるのはマリ。そんなヤジマックスに、マリから呼び出しがあった。指定されたホテルに赴くヤジマックス。彼は、そこで今田と伏黒を殺した犯人がマリであったことを知るが、その時、マリのピストルの銃口がヤジマックスに向けられていた…。数日後、マリを挙げたヤジマックスの姿が代官山にあった。