Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto
劇場公開日:2026年

解説・あらすじ
1985年に製作された日仏合作による坂本龍一のドキュメンタリー。監督は、ジェリー・ルイスやシャンタル・アケルマンのポートレート撮影なども手がけたニューヨーク出身のマルチメディアアーティスト、エリザベス・レナード。
坂本龍一が4枚目のソロアルバム「音楽図鑑」を制作し始めた時期に、東京でわずか1週間という短期間で撮影され、スタジオでのレコーディング風景やインタビューを収録し、当時30代だった坂本が自身の生い立ち、価値観、音楽哲学、文化について語る姿が収められている。そのほか、「ラストエンペラー」の劇伴制作の様子や、坂本が出演し、音楽も担当した大島渚監督作「戦場のメリークリスマス」の映像、「YMO」の最後の国内ツアーとして行われた通称「散開コンサート」(1983 YMOジャパンツアー)や、プロモーションビデオの映像なども含まれる。また、かつて新宿にあったアルタや渋谷のスクランブル交差点など、1980年代の東京の風景が生き生きと映し出されている。
もともとはフランスのテレビ放送用に作られた作品で、日本では1985年の第1回東京国際映画祭などで上映された。その後はVHSとDVDで発売されたが入手困難になっていた。16ミリフィルムから修復されてデジタル化された4Kレストア版が、2025年1月17日に開催された「坂本龍一|Birthday Premium Night 2025」で特別上映されて話題となり、2026年に劇場公開となる。
1996年製作/62分/フランス・日本合作
原題または英題:Tokyo melody: un film sur Ryuichi Sakamoto
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
劇場公開日:2026年
その他の公開日:1996年2月17日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- エリザベス・レナード
- 製作
- ミュリエル・ローズ
- 撮影
- ジャック・パメール
- 録音
- ジャン・クロード・ブリッソン
- 編集
- 鈴木マキコ
- 音楽
- 坂本龍一