新きまぐれオレンジ・ロード そして、あの夏のはじまり

劇場公開日:

解説

TVアニメ・OVA・劇場用アニメと映像化されてきたまつもと泉の人気コミック『きまぐれオレンジ★ロード』の内容を受け、その後の主人公たちの恋の行方を描いた、SF仕立ての青春ラブ・ストーリー・アニメーション。94年に発表されたまつもと泉と寺田憲史による同名小説が原作となっていて、脚本も寺田が担当。監督は「スレイヤーズRETURN」の総監督をつとめた湯山邦彦。

1996年製作/95分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1996年11月2日

ストーリー

1991年、大学生になって恭介とまどかの交際も新しい局面を迎えようとしている。ある日、車に跳ねられたショックで、恭介は3年後の世界に飛ばされてしまった。19歳のままの恭介は事態を呑み込めずに町をさまよい、かつて自分とまどかと微妙な三角関係にあったひかると偶然出会う。2歳年下の彼女もここでは恭介より年上の20歳。あれから渡米し、今は一時帰国しているひかるの成長した姿に、恭介は密かなときめきを覚えた。ひとまずひかると別れた恭介は、まどかを目の前にしてなぜか空間を弾け飛ぶ。その時、この時代の22歳の恭介は戦火のボスニアで行方不明となっていた。超能力者の恭介のおじいちゃんによれば、19歳の恭介が現れたため22歳の恭介は異空間を漂うことになったという。まどかは恭介が自分を訪ねて来るのを待つが、いまだ事態を理解できていない19歳の恭介は町をさまよい続け、ひかると再会する。何も知らないひかるは酒に酔った恭介とホテルで一晩を過ごしてしまう。翌朝、ひかるから連絡を受けたまどかがやって来て、ようやく事態が明らかになった。大人になったひかると、すでに自分と体験済みのまどかと、まだ子供の自分の3人が集った様子に、恭介は不思議な感覚を抱く。恭介とおじいちゃんは超能力パワーで22歳の恭介を異空間から呼び戻そうとし、まどかの必死の思いに助けられて成功する。再びアメリカに発ったひかるとすれ違いに22歳の恭介が帰国し、19歳の恭介は自分の世界に帰っていった。1991年、恭介はあらためてまどかへの思いを確認し、そしてふたりは初めて結ばれた。

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