乾杯!ごきげん野郎

劇場公開日:

解説

「妻は告白する」の井手雅人が脚本を書き、「次郎長社長よさこい道中」の瀬川昌治が監督したミュージカル喜劇。撮影は「東京パトロール 終列車の少年」の田中義信。

1961年製作/90分/日本
配給:東映
劇場公開日:1961年12月6日

ストーリー

マンモス鶏舎に働く滝、白井、並木、牛山のコーラス・グループは若さ一杯の九州男児だ。卵を眺めて暮らす毎日を飽き足らなくなった四人は、大先輩西郷隆盛の教えを胸に畳んでコーラスで身を立てようと桜島の噴煙を後にした。だが都会は四人が考えていたほど甘くなく、世紀のジャズコンテストの看板を掲げる裏口ではすでに当選者が決まっている現状に彼らはショックの連続で忽ち悲嘆のどん底に突き落された。コンテストにゲストとして出演していたジャズシンガー明石まゆみは、見かねて四人をジャズ喫茶、ビート喫茶に案内して現代のファン層を見せ、田舎へ帰るよう諭した。コーラスをお経と称する、四人の下宿先の自動車修理職工場主政吉、聞いているとムズムズするという女房のよし枝、声援する娘みち子等賛否こもごも。ドドンパ、ロカビリーに度胆を抜かれた四人だがこのまま帰れば西郷さんに顔向け出来ない。滝のリードで再び振い立った彼らは有名歌手にコネをつけ、それを足場にしようと早速実行に移した。有名歌手の外出を狙い、肩を叩いて十年の知己の如く振舞いチャンスを掴もうとした。その結果四人の売物とするリズム・ジョーカーズはゆすりといわれ、有名歌手の間で恐怖の的となってしまった。切羽詰った四人は芸能界の神様榊安左衛門に取り入ろうとしたが耳の遠い老人とあって話にならない。下宿の娘みち子の提案で、榊老人に手紙と電話でジャンジャン、リズム・ジョーカーズを売りこんだが、これが功を奏し、榊老人に可愛がられているまゆみの推薦もあって四人はテストを受けることになった。スタジオで四人はマイクがミキサー・ルームに通じているとも知らず老人の悪口を言ったので、補聴器できいた老人は烈火の如く怒ってテストはおじゃんになった。傷心の四人はコーラスを諦め涙ながらに東京駅を後にした。その頃、四人のコーラスに感銘したあけみは録音した原盤を親友のアナウンサー千恵に話しそっと電波にのせてもらうよう頼んだ。その唄声は意外な反響を呼んで全国へ流れ放送局へは問合せの電話が殺到した。そうとは知らぬ四人は鹿児島へ着いて歓迎の波にもみくちゃ、夢見る思いだった。

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