喜劇 三億円大作戦

劇場公開日:

解説

週刊ポストに連載された箕島忠平の「私は三億円事件をここまで追いつめた」を資料に、三億円事件をコミカルに描く。脚本は「青春大全集」のジェームス三木と長坂秀佳。監督は「ひらヒラ社員夕日くん ガールハントの巻」の石田勝心。撮影も同作の志賀邦一がそれぞれ担当。

1971年製作/87分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1971年1月21日

ストーリー

門馬直彦は、バー「竜子」の美人ママ竜子に養われている身だが、あまり成績のよくないヒモである。今日も、競馬場で三年ぶりに逢った女アコと彼女のアパートに直行。軽い浮気となった。アコのパトロンは風采のあがらぬ社会厚生事務所係長の衣笠である。門馬とアコが抱き合っている所へ、その衣笠が現われてしまった。しかし衣笠は何故かすなおに門馬を帰す。「竜子」へ帰った門馬のところへ衣笠の訪問。警戒する門馬に差し出されたのは、アコのベッドに忘れたライターである。やがて衣笠から電話がかかり、現金輸送車襲撃の話が持ちこまれた。その計画は驚ろくべきチミツな計算と、周到な用意の上になりたった完全犯罪で、門馬もただ舌を巻くばかりだった。翌日から門馬の弟二人と門馬のムショ時代の友達であるペンキ屋の谷垣、葬儀屋の加古川が加わり、六人の仲間は、会社を休み、商売を休業して、万全の準備と検討を重ね、リハーサルを繰り返した。計画は着々と進行していった。そして、事件の当日、十二月十日が来た。強奪作戦は見事成功し、三億円は六人の仲間の手に入るが、その隠し場所として選ばれた加古川葬儀店の棺桶は、折から来日し、竜子に熱を上げて急死したサリット殿下の死体が入っている棺桶と間違えられ、六人が指をくわえている中を、アンナン王国へと運ばれていった。

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