監獄人別帳

劇場公開日

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解説

「殺し屋人別帳」のコンビ、石井輝男と掛札昌裕が脚本を共同執筆し、石井輝男が前作にひき続き監督した人別帳シリーズ第二作。撮影も同作の古谷伸が担当。

1970年製作/95分/日本
配給:東映

ストーリー

酷寒の網走刑務所。その中には傷害罪の橘真一。悪徳警察署長・岩倉に殺された父親の復讐に失敗した殺人未遂罪の吉岡誠吉。そのほか、無期徴役刑の阿久田老人、殺人犯モンマルトルの鉄、夜這いの松こと浅吉、牢名主の異名をとる放火ダルマの剛造ら、様々な囚人の顔があった。温情な典獄長・月形は別として、所長の緒方と典獄たちは囚人たちを虫けら同然に虐待し脱獄者は皆無だった。そんなある日誠吉の弟秀と妹珠枝が、送られてきた。真一は吉岡兄妹が仇と狙う岩倉が道庁の警視総監として赴任してきたことを知り、脱獄のチャンスをうかがった。やがて、好機到来。この脱獄に参加したのは吉岡三兄妹と真一、鉄、浅吉の六人。脱獄のベテラン鉄をリーダーに吹雪の中に出た一行だが、浅吉の密告で脱獄は失敗、そして二人ずつ手錠をかけられた。だが、この危機を救ってくれたのは阿久田老人だった。左足に銃弾をうけた鉄は自分の左腕を自ら切断、秀を単身逃がした。一方、真一と誠吉は一度は改心した浅吉の犠牲で危機を脱するが、執拗に迫りくる追手に万事休す。だが、片手の鉄の出現で再び窮地を脱するのだった。こうして脱獄に成功した誠吉と珠枝は目ざす岩倉の屋敷にのり込むが、多勢に無勢。しかし、吉岡兄妹の安否を気づかってやってきた真一と鉄の協力で形勢は逆転、岩倉邸は修羅場と化した。やがて鉄は口笛を残して死んでいった。逃げまどう岩倉を追いつめた真一は、誠吉に無事仇を、とらせてやった。そして、吹雪が冷く舞う中を刑務所へもどってゆく真一の姿があった。

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