レイプハンター 狙われた女

劇場公開日:

解説

流産した悲しみにうちひしがれた人妻が、若者との愛欲に走り、転落していく姿を描く。東史朗と川崎三枝子の劇画の映画化で脚本は「昼下りの女 挑発!!」の斉藤信幸と東史朗の共同執筆、監督は「俺達に墓はない」の沢田幸弘、撮影は「レイプハリケーン 裂く!!」の山崎善弘がそれぞれ担当。

1980年製作/71分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年2月2日

ストーリー

中原冬子は流産したことを夫の実家に報告にいくところだった。夫と一緒にグリーン車の席に着くと、修という若者が、誰かと人違いして夫に斬りかかってきた。数日後、冬子は親友の京子とお見合の相手、佐々木とバーに飲みに行くと、そこで、あの修と出会う。その店には、アケミという修の女がいて、マスターのガンに覚醒剤をもらっていた。しばらくたったある日、冬子が家でアイロンをかけていると、修がやってきて、彼女を強引に犯してしまう。流産以来、夫とうまくいっていない冬子は、修の若さに惹かれていく。それから三ヵ月が過ぎ、冬子は妊娠していた。それは修の子であり、冬子はこの前のバーに電話して修と会った。そのとき、サラ金集金人がアケミの利子を取り立てに店に来た。法外な料金にガンが集金人に襲いかかり、傷を負わせてしまう。集金人は示談金の借用書をその場にいた冬子の名義にして立ち去った。修はその借金返済のためにサラ金会社強盗を計画、冬子もアケミ、ガンとともにその片棒を担ぐことになり、金を奪うとモーテルに身を隠した。冬子は事の重大さに気づき、逃げ出そうとするが修に見つかり、犯されてしまう。冬子はショットガンを手にすると修に向けて引き金を引いた。修の身体は吹っ飛び、冬子も反動で尻もちをつき、下半身から鮮血が流れ出てきた。流産だ。放心状態で外へ出ていく冬子。包囲していた警官隊の投光器に照らされ、目のくらむ冬子。もう彼女は戻ることは出来ない。家庭、愛、自由、みんな自分から放れていってしまった。そのとき、アケミが冬子の脇を通り抜けていった。反射的にアケミを射つ冬子。そして、警官隊にショットガンを撃ちまくる。しかし、冬子の身体は狙撃隊の射った一発の銃声とともに、崩れ落ちていった。

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