修道女 黒衣の中のうずき

劇場公開日:

解説

捨て子として修道院に育てられた少女が成人して尼僧となり、女の園で弄ばれる姿を描く。脚本は「団地妻 肉欲の陶酔」を監督した伊藤秀裕と「団鬼六 縄と肌」の松本功の共同執筆、監督は「レイプハリケーン 裂く!!」の白井伸明、撮影は「MR.ジレンマン 色情狂い」の前田米造がそれぞれ担当。

1980年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年1月19日

ストーリー

聖クレア修道院の礼拝堂では神野雪の修道誓願の儀式が挙行されていた。彼女は二十年前、修道院の前で拾われ、院長の佐和に大切に育てられてきた。翌日、教区の司祭、朝井が佐和を訪ね、教会所属の聖教大学の入試問題の印刷の依頼に来た。朝井は予備校の理事、三田村との間で入試問題の横流しをやっている。朝井は健康の優れない佐和を入院させ、文子を院長代理に任命。朝井と文子は以前から淫らな関係にあった。文子は厳しい戒律を修道女たちに強い、加代が最初の生贄となった。加代は三田村の妾の子で、世間体から修道院に閉じ込められていたのだ。地下室で全裸にされ、鞭打ちや水責めに会う加代。数日後、院長を見舞った雪は、三田村の息子弘に出会う。その帰り、雪はシスターマリの遊び仲間の三人組の男に輪姦されてしまう。雪はショックで海に身を投じた。雪が目を開くと、傍に焚火が燃え、弘がいた。彼が救ったのだ。弘は異母兄妹の加代を捜していたのだ。修道院に帰った雪は、服の乱れを問いつめられて朝井に犯され、加代に助けられて逃げ出した。弘と雪が再び修道院に戻ると、加代はすでに息絶えていた。弘は父親の仕打ちに怒り、ナイフで殺害しようとするが、雪が中に割って入った。鮮血で染まる雪は、「貴方に抱かれて死ねる、幸せ……」と言葉を残して、弘の胸の中で死んでいった。

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