トラブルマン 笑うと殺すゾ

劇場公開日:

解説

コンピューターによって選ばれた新入社員が巻きおこす騒動を描くコメディ。脚本は常盤松次郎、中原朗、白山進の共同執筆、監督はこの作品がデビューとなる山下賢章、撮影は加藤雄大がそれぞれ担当。

1979年製作/89分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1979年8月4日

ストーリー

日本最大のコンピューター製造販売会社ICSは、コンピューターで新入社員を採用したところ、選ばれた人材はとんでもない男だった。岩岩岩岩というその男は、入社式にヨレヨレのシャツとジーパンで現われ、配属された営業部でも、女子社員の隣りに自分の机を置いてしまう。岩岩は、カタログを持って外に出ると、手あたりしだいに声をかけ、しつこくつきまとう。ある魚屋などは「家を売ってでも買うから、この男をよこさないでくれ」と言う始末。これに味をしめた岩岩、増々調子に乗るが、苦情も殺到、長曽我部営業部長は、岩岩を秘書室に配属してしまう。そこには、江川雅子という社長秘書がいて、岩岩は一目惚れ、例によって猛烈なラブアタツク。雅子とフィアンセの日丸商事の御曹司・西園寺英彦のデートをメチャクチャにしてしまう。日丸商事と企業提携を企る大前田社長は岩岩の横恋慕に怒り、岩岩を営業部に戻してしまう。だが、岩岩の雅子への思いはいよいよ燃え上がる。はたして、雅子を獲得するのは岩岩か西園寺か。今日も岩岩はトラブルをまきちらし、雅子にアタックしていく。

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