修道女 濡れ縄ざんげ

劇場公開日:

解説

結婚生活に破れ、修道院に入った主人公は、神聖なはずのその世界で想像を絶する体験をする。脚本は「ひと夏の関係」の中野顕彰、監督は「青春PARTII」の小原宏格、撮影は「天使のはらわた 赤い教室」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1979年製作/69分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1979年1月20日

ストーリー

楽しい筈の結婚初夜。ホテルでシャワーをあびていた美樹は突然侵入してきた覆面姿の二人組に、縄で縛られている夫の前で犯されてしまった。結婚は一日で破局を迎え、美樹は自殺しようとしていると、そこへザビエル神父がやって来て、修道院に入るように説得するのだった。讃美歌が高らかに流れる敬虔なはずの修道院だが、美樹はそこに乱れた雰囲気を感じる。ある日、美樹はやくざの抗争で怪我をして潜んでいた風間竜次を見つけ、手当てをしてかくまった。やがて、副院長の佐知子は美樹の行動に不信を抱き地下室に連れていき、衣服を剥ぎ取ると、逆さ吊りにして問いつめた。何度も水槽につけられて失神した美樹を下男は優しく愛撫した。彼はこの修道院で続けられてきた腐敗と狂乱を見続けてきたのだ。ザビエル神父がバチカンへ送る献金を集めるための「聖アニマルパーティー」の日がやってきた。マイクロバスから次々と降りてくる紳士たちは、数十万円の札束を木箱に入れていった。小羊の縫いぐるみを着た美樹が祭壇に上り神父の合図とともに、せりが始まる。ある紳士の75万円で決まり、紳士は縫いぐるみのままの美樹におし入った。そして、残った男たちも修道女たちに襲いかかり、大乱交パーティーが始まった。そしてその中に、新婚初夜に美樹を襲った二人も含まれていた。すべて計画されていたのだ。美樹が襲われ、神父が修道院に送りこみ、パーティーの生にえにする。すべてに気がついた美樹は竜次と一緒に修道院から逃げだすと、山小屋の中で激しく求めあった。

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