世紀の真剣勝負 地上最強のカラテ結集篇

劇場公開日

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解説

「地上最強のカラテ」と「地上最強のカラテPART2」の二作品を“世紀の真剣勝負”というテーマから、全く新しい形の映画に編集したドキュメント作品。監督は「地上最強のカラテPART2」の後藤秀司、撮影は同作品の瀬川徹夫。

1977年製作/87分/日本
配給:松竹

ストーリー

極真空手の総帥・大山倍達の信念は喧嘩空手である。強い精神力に支えられ、段位者でなくてはできないといわれるカワラ割り・板割り・ブロック割り・手刀ビン切り・氷柱頭割り・手刀氷柱割り・水ガメヒジ割り・火輪飛び・垂直壁面駈け登り・手刀自然石割り、などの技を紹介するとともに、世界各国の極真会でおこなわれている“地獄ゲイコ”の様子も追う。世界各国の代表的段位者を集め、一九七五年十一月一日、東京都体育館で「第一回・オープントーナメント全世界空手道選手権大会」が開催された。極真会館館長・大山倍達の半生にわたる悲願が、遂に実現された。世界中にある他流空手試合は“型”のみを重視する。大山がめざすのは、実戦に即したいわゆる“喧嘩空手”なのである。それは、真の空手道に通じるという、確固たる大山の信念であった。本大会、参加三十六ヵ国、選手百二十余名。もし、日本選手が敗れ、外国選手がチャンピオンになったら、腹を切らねばならぬと、大山は秘かに覚悟を固めていた。とりわけ外国勢の優勝候補と目されている強豪のアメリカ四代表選手、ウィリアム・オリバー(元全米チャンピオン)、チャールス・マーティン(連続全米空手チャンピオン)、ウィリー・ウィリアムス、フランク・クラークの極真空手二段の面々は、日本選手からマークされていた。迎え撃つ日本勢、佐藤勝昭四段、廬山初男三段、佐藤俊和三段、東谷功三段、大石代悟三段、東孝三段、岸信行四段、二宮城光四段らの胸に秘められた策とは何か。この晴れの日まで、参加選手は、それぞれの故国の地で、高度な、瞬間の捨て身や人間の限界を越えると思われるほどの過酷な地獄ゲイコを積み重ねて来た。午前十時三十分。各国選手団の入場行進が始まった。大会のルール説明が終わると、つづいて、代表選手による極真空手の迫真的な技の数々が披露される。「手刀氷柱割り」「極真剣白刃取り」「氷柱頭割り」等々。それは人間業とは思われぬ練達の秘技である。試合が開始された。二宮選手のダイナミックな蹴り技、モエンタイ(キックボクシング)のバネ、オリバー選手の華麗な動き、USAチャンピオン、マーティンの大技、東谷選手の左右回し蹴り……等々の名勝負が展開したが、決勝戦に駒を進めたのは、日本の佐藤勝昭、廬山初男の二人であった。両者の壮烈な試合は、延長戦にもつれ込んだ末、判定により佐藤選手が、史上初の世界チャンピオンの座についた。映画ではこの他に、ウィリー・ウィリアムス選手と狂暴な熊とのデスマッチの死闘が続くもようなどを記録している。

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